ホンダ・アコード　カーオーディオの音質

今日ご紹介する１台は先日の宇部店の作業から、ホンダのアコードです。

ホンダ純正のインターナビ付きのお車に、フロント２ＷＡＹのハイエンドスピーカーを取り付けて頂いていたところからのシステムアップでお預かりしました。

フロントドアには片側３層のフル防振の施工を行った後に、インナー取付でピュアディオブランドのＺＳＰ－ＬＴＤ１５を取り付けて・・

ダッシュにワイドスタンドを製作して、ＪＵ６０のブラックタイプのツイーターを取り付けています。

ミラー裏の純正ツイーターの位置は、リスナーに近すぎるのと、裏に鉄があってマグネットの磁力線が曲がるので使用しません。

今回の作業ではリアスピーカーの音を良くしたいとの事で、ＪＢＬの１６・５センチのコアキシャルスピーカーを取り付ける事になりました。

この年式のアコードのリアドアにはスピーカーが付いていなくて・・

リアトレイの内張内に１６センチのフルレンジのスピーカーが付いています。

リアスピーカーを交換するのに、シートの背もたれを一度外します。

リアトレイのスピーカーは密閉式ではなくて、マグネットがトランク内と繋がっています。

ＪＢＬの１６・５センチに交換して、付属の小型のコンデンサを大型で上質な物に交換しても金属加工無しで取り付けられました。

コンデンサのハンダ付けはかなり慎重で、放熱クリップを使いながらスピーディーに急冷却をかけて、ボイスコイルやコンデンサが劣化しない様に最新の注意を払って作業を行いました。

フルレンジからコアキシャルの２ＷＡＹに変わって、リアからの中高音が増えて、全体的に音がシャープになりました。

アコードのお客様はトーンコントロールで高音を上げ気味で聴かれていましたが、上げ過ぎるとフロントの２ＷＡＹが音が荒くなっていたので、リアスピーカーをＪＢＬのコアキシャル２ＷＡＹにした事で、ちょうど足らなかった部分をトーンをあまり上げなくても補う事が出来て、大変満足して頂けました。

以前からリアスピーカーを交換したいと言われるお客様は多かったのですが、これといったリアスピーカーが見つからなくて、現在のＪＢＬの１６・５センチのコアキシャルでも高音が荒くてお勧め出来なったのが、ツイーターに繋がっているコンデンサーを上質な物に交換して満足の行くサウンドになったのでお勧めする様になりました。

ただ商品を取り付けるだけでなく、事前にデモカーを使って装着テストを行って、本当にお客様にお勧め出来る商品だけを販売・取付させて頂くのが当店の方針です。