今日ご紹介する1台は現在の福岡店の作業から、スバルのレガシィ・アウトバックの作業の続きです。
スバル純正のパネル一体型ディスプレイオーディオ付きで、フロントだけで4CHアンプを使用して、リアにサブウーファーも付いているハーマン・カードンのプレミアムサウンドのお車に、ベーシックパッケージの取り付けと、車全体に防振作業を行っていて、よいよ完成となり音調整まで進みました。
ノーマルの状態で低音ばかり目立って、高音はトーンで上げないと足らない状態で、トーンだけでレベルを上げ下げしても音色自体が不自然になり、車両アンプが高出力でも良い音とは言えない状態でした。
ドアには縦に楕円のアメリカンサイズのスピーカーが付いていて、そてを車両アンプで低音のみを送って来ていて、量が多すぎるのでアッテネーター回路を取り付けてレベルを適正化しましたが、あまりアッテネーターに頼るとインピーダンスが変わって来るので、バスを下げるのとアッテネーターの両方で適正化を図りました。
ダッシュ上には中高音を鳴らすスコーカーが付いていて、ここには車両アンプから中高音のみが送られていて、高音が不足感があるので、グリルの端にピュアディオブランドのATX30ツイーターを取り付けて、間にピュアコンを通して中音と高音を分離して鳴らして、スコーカーには中音域だけを送っていて、ドアスピーカーを含めてフロント3WAY構成となりました。
グローブボックス下にはMDF板を敷いて、その上にピュアコンのブラックボックスとコイルを取り付けて、音を聴きながら何度もユニットの数値を変えて音を聴きました。
ここまで変えてやっと4ピース構成で音がまとまったのですが・・
お客様がツイーターアシストユニットを付けてもよいという事だったので、6ピース構成にして更に値を探りました。
あれだけ高音が不足して聴こえていたのが、長時間にわたる音調整で、中音と高音はフラットでよく、低音のみはアッテネーターで下げ過ぎると車両アンプにプロテクターがかかるので、バスのみは下げて聴いて頂く事にしました。
プレミアムサウンド車は自動車メーカーが自信を持って作ったシステムでも、それに不満を持たれるユーザーの方が多く、普通のカー用品店ではインピーダンスが特殊なために手を出す事が出来ず、サウンドピュアディオのピュアコンを使ったインピーダンス変換技術で理想の音空間に変える事が出来ます。
ちょうどツイーター部分を写した時に棚にピュアコンのブラックボックスとコイルが写っていますが、この棚から持って来てあーでもない、こーでもないとあれこれ変えてみて、それでやっと理想の音にたどり着けます。
その理想の音とは、FMラジオの音楽番組の制作で、多くのボーカリストさんに会って生の声を知っているからこその理想の音で、多くのボーカリストさんの声が正確に聴こえてやっと音調整終了となります。
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Posted at
2025/04/25 09:15:58