今日ご紹介する1台は、現在の宇部店の作業から、昨日からの続きでスズキのソリオです。
ドアの内張と防水シートを一度外して、外板裏を指ではじいて響きの中心と周波数を探ります。
調べ終わったら一度ポイントにマーキングして、指定された材質を貼っていって、合計4種類の防振材を方ドアに8個貼りますが、シルバーのソートは6対4に分散させたので、合計10カ所をピンポイントで抑えて防振してあります。
同じ様にリアハッチの何も貼ってない部分の響きを確かめて・・
響きの種類によって材質を貼り合わせて、ちょうどフロントドアの片側の材質でハッチ1枚の防振が完了しました。
外した内張はマスキングしてから粗目を付ける下処理を行って、まずは機械を使った処理を行った後に・・
細かい部分は手作業で粗目を付けています。
下処理が終わるとコーティング剤を塗っていき、規則性を持たないランダムに厚い薄いを作って、ドアの重量があまり増えない割に振動が通過し難い様に工夫しています。
内張りのデザインで外から見るとあまり上の方に見えないスピーカーグリルも、上から見るとほぼ中心に位置していて、当社のクロスビーと同じ位置にあるというのが分かりました。
次にスピーカーの付いていないリアのスライドドアの内張に施工を行い、静粛性と断熱性アップを図ります。
スライドドアはリスナーの耳から近い位置にあるので、ここの施工はスピーカーが付いていなくてもかなり有効です。
最後にリアサイドのスピーカーが付いている部分の内張を施工して、合計6面のセメントコーティングで音質と遮音性と断熱性をアップさせます。
今の時点ではここまでで、これより先は『その3』でお届け致します。
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Posted at
2025/05/18 09:46:46