先日5月はラジオで民放FMが始まって55周年と言っていました。
東京FMが一番最初に開局して、それからFM愛知とFM大阪が開局して、FM福岡が1か月遅れで6月1日に開局したと記憶しています。
自分の誕生日は6月2日で、小学5年生の時の誕生日にソニーのラジカセを親から買ってもらって、誕生日よりも早く買ってもらって手元にあったので、6月1日のFM福岡の開局の前の試験放送の電波を聞く事が出来ました。
それまでは1日中音楽ばかりがかかっていて、「これは何の電波か?」と思っていたら6月1日にいきなり人の声が聞こえてきたからビックリしました。
当時はFM福岡制作の番組に加えて、FM愛知制作の『FMバラエティー』という夕方の番組が印象に残っていました。
当時のFM福岡は今のFM福岡と違ってオーディオメーカーのCMやオーディオショップのCMが多くありましたが、いつの間にかオーディオ系のCMは消えてしまい、一時期のトレンドはパチンコ店と消費者金融のギャンブルに関するものが多くて、FMラジオとしては品が無いという声もあった様で、やっとその手のCMが減ったと思ったら今度は「今がチャンスです!」とがなり立てる通販会社や、「男性の○起機能が・・」という品の無い健康食品のCMなどの品の無いCMが増えて来て、お得と言いながらもサンプル価格で購入したら次の月から定期購入コースでドンドン商品を送って来て困るなどの通販会社もあり、ある新規のお客様から「奥さんがラジオの通販で嫌な思いをして、ラジオで宣伝している会社はインチキだから買ってはいけない。ラジオは聞くだけ聞いて物を買わないのが一番いい。」と言われたそうで、奥さんに内緒でこっそりとベーシックパッケージを買いに来られた方もありました。
今年民放FMが55周年ですが、これを機会に55年前の様な普通のCMが流れている様な、品の良いFM放送に戻って欲しいと自分は思っています。
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Posted at
2025/05/23 15:56:54