今日ご紹介する1台は、昨日の福岡店の完成車から、アウディのA4アバントです。
ディスプレイオーディオ付きのお車に、ベーシックパッケージの取り付けと、前後のドアの防振作業を行いました。
既にドアの外板裏にはマットが貼ってありますが、そこは一番響きが大きい所で、それ以外の部分に防振マットと防振メタルを加えて、ドア全体の響きを鎮めながら、鉄板の響きも適切化します。
前後のドアにはセメントコーティングの施工を行って、内張に付帯する音の響きを抑えて、車内の静粛性と断熱性をアップさせます。
ベーシックパッケージなので純正のドアスピーカーはそのまま使用して、ユニットはそのままでも外板の金属部分と内張のプラスチック部分に防振を加えているのでクリアーさが増して音のキレが良くなっています。
ダッシュの純正ツイーターは使用せずに、スタンドを使って適切な仰角・振り角を付けた、ピュアディオブランドのアップグレードツイーターのATXー30を取り付けて、見晴らしの良い場所から上質な高音を拡散させて再生しています。
グローブボックス下には比重が高くて厚いMDF板を敷いて、その上に合計8ピース構成のピュアコンを取り付けて、ドアスピーカーとツイーターに適切な音域分けとインピーダンスの調整を行って分離して送ります。
これまでに同じ型式のA4の入庫は有りましたが、今回はツイーターがATXー30とレンジが広いので、それに合わせてピュアコンの値を変えていって適性を選びました。
最終的にバスとトレブルの調整はセンターが良いかトレブルのみマイナス1か迷いましたが、お客様に「もしボリュームを上げめで使われるのならマイナス1で、そんなに上げないのならゼロが適正になります。」とご説明して先ほど納車させて頂きました。
輸入車の中では現在のアウディはかなり音の良い方ですが、そんなアウディをチューンするからこその素晴らしいサウンドになり、A4アバントのお客様は大変喜んで帰られました。
その時はアイドリングで聴かれていたので、帰り道では前後のドア4枚の2層防振の効果が出て、入庫時とは全く違う静粛性になって帰られているはずです。
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Posted at
2025/10/04 09:55:50