今日ご紹介する1台は、昨日の福岡店の作業から、トヨタのランドクルーザープラドです。
オーディオレス車にアルパインのプラド専用のビッグ✕を装着して、フルシステムを取り付けていたところからのシステムアップの作業を行いました。
スピーカーはドアにアウター・スラントのバッフルを製作して、ピュアディオブランドのZSPーLTD15を取り付けて・・
ダッシュにはワイドスタンドを製作して、JU60ツイーターを取り付けたハイエンドの2WAYシステムです。
更にリアのラゲッジルームにはシート後ろに向けた25センチウーファーのエンクロージャーを製作して。ピュアディオブランドのサブウーファーを取り付けて、ラゲッジ下にはパワーアンプとチャンネルディバーダーを取り付けて、車1台で3WAY構成のフルシステムとなっています。
作業はまずこれまで純正のGSユアサのバッテリーだったのを、ボッシュのハイテックのディーゼル車用のバッテリーに交換して音のクオリティーを向上させました。
更にグローブボックス下のピュアコンを機械巻したコイルの物から手巻きのコイルを使用した物に交換して、ビッグ✕の出力にコントロールコンバーターを取り付けて、リアへ送るRCA信号の質を上げます。
コントロールコンバーターは4種類あるうちの3種類を聴き比べて1種類を選んで・・
ピュアコンは手巻きコイル入りのブラックボックスを3種類聴き比べて、他のパーツの値も変えて、最も生音・生声に近い組み合わせを探しました。
最後にビッグ✕のイコライザー調整を行って、足らない所を上げるのではなく、やや絡まって来る様な周波数を1クリック下げて、メモリーして調整を完了しました。
ただメモリーする前と後で少し音が違うので、何度も調整⇒メモリー⇒再生⇒調整を繰り返して、絶妙な違いで細かく音を正確に鳴る様に合わせていきます。
夕方になってお客様がみえられて、試聴されて「凄く音が変わっている! もう機械巻のコイルには戻れない!」と驚いておられました。
特に驚かれていたのが、1980年代の前半の楽曲が、これまでは薄い部分が目立ってパッとしなかったのが、ぎゅっと厚みが増して「これが同じ楽曲?」という様に変わった所です。
3か所の改善のシステムアップですが、これまで気になっていた部分が改善されて、パーフェクトなフルシステムになって出庫されました。
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Posted at
2025/10/27 10:28:17