今日ご紹介する1台は、昨日の福岡店の完成車から、三菱のデリカミニです。
純正オプションの大画面ディスプレイオーディオが装着された状態で入庫となって、ベーシックパッケージの取付と、ドアスピーカーの交換の作業を行いました。
純正ツイーターはミラー裏でサイズが小さく、指向性の向きも良い角度から逸れているので、ドームが大きくて周波数レンジの広いJBLのP560Cのツイーターを、スタンドを使って適切な仰角・振り角を付けて取り付けています。
ドアにはレザーのカバーが付いていて音のヌケが悪いので、ピュアディオブランドのISPー130の13センチミッドに交換して音質アップを図っています。
16センチサイズから13センチに絞ると、中音域が濃くなり、サイズは小さくなっても前後のストロークは大きくなっているので低音が不足した感はありません。
今回ドア防振の作業はしていませんが、ピュアコンは基本の4ピース構成にオプションのSSFにツイーターアシストユニットを加えたブラックボックス4連の8ピース構成で、かなり細かな音の表現が出来る様になっています。
全ての結線が終わって音が鳴る様になると、ディスプレイオーディオの調整画面に入って、これは中身はパナソニック製で、まずは全てのスピーカーにかかっている100センチのタイムディレイを全てゼロにします。
それからイコライジングを行って、パターンをメモリーさせます。
ただしメモリーしてこの画面が出た後には若干音に抑圧感が出てしまうので、何度もメモリー⇒試聴⇒調整を繰り返す必要があります。
更にこの機種ではもう一つ騒音対応の機能があって、こちらでもイコライザー的な事をしているので、ここのレベルとイコライザーの両方を交互に操作しながら生音・生声に近くなる様に合わせていきました。
こういった機種ごとの操作の違いも含めて、トータルでセッティングを行って、本来の音楽の音やボーカリストの声に近くなる様にするセッティングを含めて、お客様に満足して頂ける音造りを行っています。
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Posted at
2025/12/08 10:37:38