今日ご紹介する1台は昨日の宇部店の作業から、スバルのWRX・STIです。
オーディオレス車にサイバーナビを取り付けて、フロント2WAYのハイエンドシステムを取り付けられていたところから、年数が経過したのでピュアコンを最新のモデルにフルに入れ替えました。
ドアにはインナー取付でピュアディオブランドのZSPーLTD15を取り付けて・・
ダッシュにワンオフのワイドスタンドを製作して、JU60ツイーターを取り付けています。
パワーアンプはARCのピュアディオチューン物を助手席下に取り付けて、フロント2WAYのハイエンドシステムが完成していました。
WRXを購入された頃は東北に住んでおられれ、一番近かった旧グループ店で取り付けられていたのですが、一度旅行で広島県から宇部店へ寄られた事があって、その時に宇部店のWRX・S4のデモカーを聴かれた時に、「同じWRXなのに音が違う!」と驚かれて、その時にグループ店が勝手にピュアコンの値を自分で変えるので徐々に無くしてきて、今は宇部店と福岡店だけですというお話をしたところ、「いつかは自分の車に乗って来たいです。」と言われていたのが7年ぐらい前だったと思います。
そこからいつか宇部店でピュアコンの値を変えたいと思われていて、今回群馬県に転勤となり宇部店までの距離が短くなり、それでもかなりの時間をかけて来店して頂きました。
ただWRX・STIだからMT車で、アイサイトとは違って左足を動かさないといけなくて、遠方よりのご来店を心より感謝しております。
ピュアコンはブラックボックス4個とSSFと外付けコイルを合わせて8個全て宇部店推奨の値に変えて・・
メインのボックスは178が付いていたのを115・5をスタートして115・6⇒115・7と変えていき、最も生音・生声に近い値を探しました。
何とツイーターの周波数レンジは1・5倍の物が付いていて、それは以前旅行で宇部店に来られてWRX・S4を聴いたら違って聴こえるはずで、ミッドは逆に入れないといけない周波数が入っておらず、やたらとツイーターばかり目立つセッティングになっていました。
これは多くのボーカリストに会って来た自分が適切な口の大きさで鳴らしているとすると、想像だけでセッティングしてかなり大口で鳴っている感じです。
ピュアコンの変更に合わせてイコライザーのセッティングもやり替えて、仕上がって直ぐにお客様はDEENさんの『瞳そらさないで』を聴かれていました。
よくお客様から「なぜグループ店と本店で値の差が出るのですか?」と聞かれる事があるのですが、スタジオの音やボーカル本人の声に合わせて音をセッティングを行っているので、「そもそもスタジオに入った事の無い人は他のカーオーディオショップの音に対してスッキリした音というセッティングなのではないでしょうか?」と答えています。
ピュアコンのメインのブラックボックスは最新の11メートルの銅線を左右で22メートル手巻きした物で、その部分でも音質アップを図っています。
こういった仕事は出庫時に音が良くなったと感じても、これまで入れてはいけない周波数を入れたり、入れないといけない周波数の音を各ユニットに入れていないので、本来の設定からしたらクセが付いているので、長時間かけて音楽を聴きながら帰っていると、段々クセが取れて来て自宅に近づけば近づくほど音が良くなって来たと言われていました。
WRX・STIのお客様にも自宅に近づくほど音が整って良く鳴って来るというのを実感して頂きたいと思っています。
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Posted at
2025/12/22 11:07:36