お客様でジムニーに乗っておられて無線をされている方が2人おられるのですが、そのうちの一人の方がアマチュア無線で、もう一人の方がデジタル簡易無線機を付けておられます。
先日デジタル簡易無線を付けておられるお客様のJU60用のピュアコンを手巻きコイル仕様に交換した後に、最初は音楽を聴きながら帰られていたのを、宇部駅を過ぎた所で無線で呼ばれて、自分は製作室にいたので応答出来て、宇部店を出てからこれまでの音の感想を言われました。
劇的に音が変わっているのですが、コイルを手巻きに変えたと同時に、その手巻きの特性に合わせたコンデンサに換えているので、その両方の相乗効果で音質が大幅にアップしています。
ジムニーではシガーソケットから無線機に電源を取って、後ろに55センチのアンテナを付けて宇部店と宇部駅のもう一つ向こうの厚東駅までは交信可能です。
まあ自分がアマチュア無線でなくてデジタル簡易無線をしているのは、よくラジオで「アマチュア無線を仕事で使うのは電波法違反です!」と言っている様に、仲が良いからとつい仕事に関する話をすると電波法違反になるので、それで仕事の話をしても違反にならないデジタル簡易無線をしているのです。
今日はこれまで入庫した事の無い車種の開発のためにフォレスターに乗って福岡店に行っていて・・
帰りに貝塚から都市高速に乗って55センチアンテナで交信相手を探していたら、埼玉県から来ておられるトラックドライバーの方と交信が出来ました。
「今、都市高速4号線を福岡インターに向けて進んでいて、そこから九州道に上って山口県に帰ります。」と言ったら、「九州道は門司で車両火災で上下線ともに通行止めになっていますよ。」と言われるではありませんか?
それはまずいと都市高速を下りて福岡店にもう一度帰って、車の無線機を外して机の前に置いて、100Vを12Vに変換する電源のシガーソケットに電源を入れて、福岡店の屋外に付けてあるアンテナで受信して交通状況を知った人がいないか受信しながらパソコンを操作して仕事をしていました。
情報がなかなか集まらないので北九州市内を走っている無線仲間のトラックドライバーに電話をしたら、16時でも門司の辺りは大渋滞で、よほどの裏道を使わない限りなかなか進めないとの事でした。
あのまま何も知らずに進んでいたら大渋滞に巻き込まれていて、無駄な時間を過ごす事になっていて、そういえばお盆休み前も関門橋前後で大渋滞の時には関西からのドライバーに下関の状況を無線で聞いて新下関経由で遠回りした方が早く帰れて、ごくまれにドライバー同士でリアルな交通情報を交換出来るから便利です。
ただ無線機を積んでいる車があまりに少ないので、今の倍ぐらいの数になればもっと便利なのに? と日々思っています。
Posted at 2025/09/05 16:28:37 |
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