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ピュアディオいがわのブログ一覧

2023年09月13日 イイね!

新・お客様の質問にお答えして 第45話


新お客様の質問にお答えしてはカーオーディオに対するお客様の質問にお答えするコーナーですが、今日はカーオーディオ関していますが、少しそれた質問にお答えします。


それはサウンドピュアディオのデモカーや代車に付いてですが、これらは希望の方があったら販売していて、「気が付いたら知らないうちに販売されているので、どの車をいつぐらいに販売するのかあらかじめ教えてもらえますか?」というご質問を複数の方に頂きました。


実は宇部店の代車は今年の6月にデリカミニを購入して、これまでよりも1台プラスになっていました。

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それに加えて自分は日常の足として使っているクロスビーも中の荷物を全部降ろしてたまに代車として使っていたのですが・・

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ここ1か月で代車を軽自動車を1台と普通車を1台の合わせて2台販売してしまい、クロスビーを使わなければマイナス1台となっていました。


そんな事を店頭で話していたら、「販売する車があるのなら事前に教えてもらえれば助かるのに。」とか、「その車がその値段だったら自分が買ったのに。」と言われて事がありました。


デモカーや代車を販売する時のスタイルは大まかに3種類あって、1つは買う時点でもう当りを付けておくというか、「3年後に買いたいので、グレードはこれで色はこれで・・」と事前に約束しておくパターンがあります。

この場合はそのお客様が都合で買えなくなったという時に限って他の方に販売する事もあるでしょうが、これまでは100%成約になっています。


2つ目は宇部店に来店した時に、その前から調子は悪かったのに「まだ持つだろいう?」と乗っていたらたまたま動かなくなってしまい、もう修理代も高いからと代車で手放しそうな車の中から選んでもらうというパターンで、動かなくなった車は宇部店から少し離れた所の『廃車王』に出すというパターンで、これは意外に多くて、今年の夏は暑かったらからか、2台の代車が売れるという事になり、代車が不足気味になって来ました。


そういうお話を店頭でしていたら、「予約が入っていなくて販売する予定の車はありますか?」という質問を頂いたのでここで答えさせて頂くと、日産のキックスが販売される予定です。

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ただしキックスの販売には条件があって、今付いているフルシステムも含めて買い取るか、もしくは今フルシステムをお持ちの方の機材を移設してから販売するのどちらかで、これをベーシックパッケージに戻して販売というのは考えていません。

今までは全て内内に販売していたのですが、お客様のご意見にお応えして、初めて公募させて頂きます。



ちなみに赤いデミオは今日お嫁に行ってしまいます。

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Posted at 2023/09/13 10:50:34 | トラックバック(0) | 新・お客様の質問にお答えして | イベント・キャンペーン
2023年09月06日 イイね!

新・お客様の質問にお答えして 第44話


新・お客様の質問にお答えしてのページについてですが、同じ内容をみんカラブログとアメーバーブログの2カ所に同じ内容のものを掲載しています。

そのみんカラの方のブログには便利な機能があって、ブログの右横に『ブログカテゴリーという四角があって、その中には商品紹介とかカーオーディオについてとか9つのカテゴリーのブログを、希望の部分だけを一発で出す事が出来ます。

その9つ目が『新・お客様の質問にお答えして』で、当初この部分を読みたい方が1話から全て通しで読める様にしてありました。

しかし自分がカテゴリー設定を間違えて、39話・40話・42話が『カーオーディオ』のカテゴリーになっていて、38話は『ドライブ』のカテゴリーになっていて、通しで読む事が出来なくなっていました。


先ほど修正いたしましたので、現在はきちんと通しで読む事が出来ますので、ここでお詫び致します。


さて今日の書き込むお客様からの質問は、「ここでは成功例が書かれているのですが、たまには失敗例も書き込んで下さい。」という事についてお答えしたいのですが、あまりに多すぎてどれから書いていいか分からないぐらいです。

あえてアーティストさんでの失敗例を2つほど書かせて頂くと、今から16・7年ぐらい前のお話ですが、当時はやっと演奏家やボーカリストにお会いして生音や生声を聴いて音造りをしようと方針を決めて直ぐの失敗例ですが、まず一人目の三味線奏者の上妻宏光さんの楽曲を2001年に知って2004年に始めて生演奏や生声を聴いて、「何か違う?」と思い始めて、ピュアコンの値を変えたりイコライザーのパターンを変えたりとかなり苦労してもある部分は似ていてもある部分は似ていないというのが混在していて、似ていないある音域がどうにも変えられなくて苦労していました。

当時はブログのトップにピュアコラムという短い読み物があったのですが、そこに『上妻宏光さんの楽曲の田原坂のボーカル部分は少しこもって聴こえるが、これはこもっているのが正解!』と書いていました。

その翌年に上妻宏光さんと個人的に直接お会いする事が出来て、どうもピュアコラムを読まれていたみたいで、ホームページにそのまま残していて、まるで上妻さんの楽曲がこもっている様に書いていて、「すみませんでした。」と謝った事があります。

その時には既にこもって聴こえていた原因は分かっていたのに、ホームページをそのままにしていて、「失敗したな!」とおもいました。


なぜこもって聴こえていたかという原因は、当時は電源キャパシタやヘッドキャパシタで音をひねり上げた音が良いと勘違いしていて、更に接触抵抗が少ないからとRCA端子やスピーカー端子に高価なロジュームメッキの物を使用していて、『高い金属を使う=音が良い』と勘違いしていたのが、ある音域を必要以上に上げ過ぎるとその反動で他の音域がこもってしまう部分が出来て、そのこもる部分が上妻さんのボーカル部分にあたっていたので、プロ用のスタジオ用の材質を使って正確な音で鳴らすとこもって聴こえないというのが正解でした。

便利なパーツはカーン!とある音域を勢い良く鳴らしてくれて、その副作用があるとは知らず、よく自分好みとかこの音楽のこの部分が自分のシステムは良く聴こえるとか、そういう良くありがちな音造りと決別しない限り、本当に良い音=元の音楽に対して正しい音を表現出来ないと知った頃でした。


そのピュアコラムに間違った事を書いた事だけでなく、そのまま放置していた事を上妻宏光さんに謝って、それから17年間お付き合いして頂いています。



先ほどのお話は失敗してもお付き合い出来ているお話でしたが、次はお付き合いが無くなったお話です。

上妻さんとお付き合いが始まった翌年に、NHKの紅白歌合戦を見ていて、秋川雅史さんの『千の風になって』を聴いて、「これはいい!」と正月が明けてから直ぐに『威風堂々』のアルバムを買いました。

ちょうどその時に宇部市から山口市のFM山口の本社スタジオ、現FMYサウンドスタジオスタジオに収録で行っていたので、行に『威風堂々』を1周ちょっと聴きました。

ただ驚いた事に1周目と2周目になってから音が違って聴こえて、「まさか?」と思って他のCDに入れ替えて聴いてみました。

すると自分が覚えている曲が少しスカッとして聴こえて、これはこのCDを再生させると音が良くなるのかも知れない?と思ってエージング用CDとして使用する様になりました。


何故音が良くなって聴こえるかというと、千の風になって以外のオペラ調の楽曲がかなり声を張った状態で、日ごろは入らない音域をスピーカーに入れていて、一般的なポップスとかしか聴いていないスピーカーに入れると特に効果が出るのでした。

ただしこれを5回・10回と再生すれば良いかというとそうでもなくて、適度な階数が必要で、逆にかけすぎると特定の音域ばかりに信号を入れるという事になるので、他とのバランスが必要になります。


ただこれまで眠っていた音域が目が覚める気がして、「これは秋川雅史さんに直接お会いして伝えないといけない!」と、FM局3局に渡って合計6回の特別番組を放送して、秋川雅史さんと何度もお会い出来る仲になりました。

もちろんCDの音だけでなく生の声を聴きたいという強い欲望があり、コンサートのリハーサルでの生で声を張っている部分を聴く事が出来ました。
しかし秋川雅史さんは1枚のアルバムを出されて直ぐにレーベルを代わられていたので、自分がセカンドアルバムと思っていたCDは秋川さんにとってサードアルバムで、サードアルバムの事をセカンドアルバムと何度も言ってしまい、後から考えたらムッとされていました。


それだけならまだしも、東京国際フォーラムでデビット・フォスターさんのコンサートがあった時に自分は専務とかなり前の席にいたのですが、10メートルぐらい斜め前に秋川雅史さんがおられたのでご挨拶に行きました。

ちなみに秋川さんの席の手前にはアメリカの大使専用席があって、そこにMISIAさんがおられたのですが、面識はあってもさすがにそこは行けなかったので、SPがいる大使席を避けて遠回りして秋川さんの席に行きました。

MISIAさんは途中で席からステージに上がられて、掃ける時はステージ裏に下がられたのでそのままお会い出来ませんでしたが、秋川雅史さんは一般の方と一緒に出られていたので、「あっ!秋川さんがいる!」とどっと人が集まって来て、前に進むに進めない状態になっていました。

そこで自分がマネージャーの真似をして、「自分が先に行きますから!」と「開けて下さい。」と言いながら人をかき分けかき分けして前に進んでいました。

何もしていないと前に進めないところをマネージャーの真似をしていい気になって進んでいたら、そこでやらかしてしまいました。

たまたま岩崎宏美さんが自分の前におられて、専務が「岩崎宏美が前にいるよ。」と言ったらじろっと後ろを睨まれて、「岩崎宏美ににらまれた。」と専務が言っていて、でも岩崎宏美さんが気になって、無意識にそのまま後ろを歩いて行っていました。


途中で気が付いたのが、後ろの秋川雅史さんの事をすっかり忘れていて、かなり後ろの方で人にもみくちゃにされていたので、もう戻るのも大変なのでそのまま帰ってしまいました。

その後秋川雅史さんとお付き合いが無いのは言うまでもありません。

完全にやらかしてしまいました!


以上今回は失敗したお話を書き込みました。

Posted at 2023/09/06 11:18:25 | トラックバック(0) | 新・お客様の質問にお答えして | イベント・キャンペーン
2023年09月01日 イイね!

新・お客様の質問にお答えして 第43話


新・お客様の質問にお答えしても日々の店頭での会話の中からの質問をピックアップしていて、一人のお客様からの質問は他にも気になっている方もあるだろうとここに書き込ませて頂いています。


まず最近では最も多い質問で、「ブログに無線の話が多く書かれていますが、将来的に無線機の関係の物を販売されますか?」という事です。

これはかなりの方からの質問を頂いただけでなく、無線機屋さんに行っても「井川さんはそのうち無線機屋さんを始めるんじゃないですか?」と、そのうち同業者になるのではないかと疑いを持たれています。

答えから言いますと無線機を取り扱う予定は全くありません。

確かに未来の技術者を育てるサークル活動として無線の小・中・高校生への普及には力を入れていますが、自分が利用している無線機屋さんのほとんどが駐車場が無く、路上駐車で商売をされていて、自分は路駐してパパっと買い物を済ませて出て行くという買い方で、値段の安い無線機屋さんは駐車場が無いというか、駐車場の費用を抑えてでも安く売らないとお客さんが来ないという、とても価格競争の激しい業種です。

しかも自分自身が「あそこの店が最安値だ!」とか、「今だとあそこに処分品が安く出ている!」とか情報を発信している張本人で、逆に業界を儲からなくしている大元です。


たまにカーオーディオを取り付けるピットで車載用の無線機を取り付けて欲しいという要望がありますが、駐車場があってエアコン付きのピットで普通の無線機屋さんの感覚での思われている工賃だと全く採算が合わないので、ベーシックパッケージなどの取付と同時だと付けさせて頂いていますとお答えしています。


つまり今の店舗で無線機の販売をすると全く採算が合わなくなるので、無線機屋さんにも「自分が無線機屋さんをやる事は絶対にありません。」とお答えしています。

それでも無線機屋さんで怪しいと思われている方もおられて、「1年間に何台か新車を降ろして実験していて、それの元を取るだけでも大変で、確かに波長を同調させたり、インピーダンスの整合性を合わせるという実験で音を良くしたり、社員教育の一環で無線をやっても商売としてやる気はありません。」とお答えしています。

ただテストで無線機に繋ぐと凄く音が良くなるというスピーカーの試作品が出ていて、これを実際に販売するかどうかは考えていて、ただ無線機業界で販売されているスピーカーの価格があまりに安くて、更にケーブルのコストはかなり抑えてあるので、「ここにピュアディオ製品を投入する意味はあるのか?」と考えています。

ブログの写真を見て県外からの問い合わせも頂いていますが、「無線機業界の価格設定とは違うので、お勧め出来ません。」と、コストの差があり過ぎて今のところはお断りしています。



次に多く頂く質問が、「よくスタジオの音と言われますが、1つの音に合わせるよりも多くのお客さんの好みに音を合わせた方がお客さんの幅が広がっていいんじゃないですか?」という事をお客様になられて間が無い方からはよく頂きます。

これに関しては車内的に『ピュアディオ耳』という言葉があって、お客様になられて最初のうちは「もっと低音がもしい。」とか、「もっと音を浮かして欲しい。」と言われていたのが、1年以上経つと「こんなに低音はいらない。」とか「ここの店のやり方でいいので、お任せします。」と変わって来られます。

困った事はこのお客様がピュアディオ耳になって来ていると営業担当者が伝えてくれないと、これまでの低音を多く出したり、高音をしっかり盛ったりして、調整が終わった後から、「今はこのお客様は普通でいいと言われているので。」と後から伝えて来て、「それなら最初に行ってよ!」と、また時間をやり直した事が何度もあります。

特にサウンドピュアディオがスポンサーに付いているコンサートでは運が良いとボーカリスト本人に会って生の声を聞く事が出来たり、クラッシック演奏ではお客様専用の特に音の良い席を用意して本物の音を聴いて頂ける環境をご用意してあります。


そういう音楽体験を積んで頂くと大げさに盛った音では本来の音楽性は伝わらないと知って頂いて、お任せセッティングを希望される様になります。

そういう生の音に近い状態を再現するのがスタジオで、スタジオのミキサールームで聴いているモニタースピーカーの音を安価で車の運転席で表現するというのがベーシックパッケージの考えです。

それで足らないと言われる方には音を盛ってセッティングする事もありますが、あまり盛ってしまうと後でニュートラルな方向に持って行く時に若干スピーカーにクセが付いている事があるので、極力盛り過ぎにならない様に心がけています。


またタイムアライメントなどの音色が変わる機能については使う事はなくて、タイムアライメントが良いと言われる場合は他店をお勧めしています。


自分が思うにはFM放送のスタジオのスピーカーは『悔しい音』がしていると感じていて、全ての音楽ジャンルを完璧に鳴らすスピーカーの特徴として、新しい録音の良い楽曲は録音の力でスピーカー側が整っていなくてもそこそこ良い音で聴こえて、ところが昭和40年から50代ぐらいの古い楽曲がスタジオ用のスピーカーではきちんとクリアーに聴こえて、そういう音を聴いた時に「悔しいなー!」といつも思っていました。

本当に変なムラが一切無いからこそ表現出来る音で、「何で車の中ではこういう感じで鳴らないんだ!」と過去にはそうとう悔しい思いをしました。

もちろん新しい楽曲も飾りのない正確な表現で鳴っていますが、特に古い楽曲では一発で差が出るので、「あれだけ苦労している音源がこんなに簡単に鳴って。」と、手に入るものなら直ぐにでも買いたいのですが、スタジオオーディネーターを通してセッティング費用込みで買わないといけないのが本当のプロ用のスピーカーです。


また普通のホームオーディオのお店でスタジオモニターとして売ってあるスピーカーがありますが、この様なスピーカーはもう20年ぐらい前から本当のスタジオでは使用されていません。

スタジオ専業メーカーや大手メーカー製の内部配線やネットワークを組み替えた物や、大手メーカーでもスタジオ用で普通は市販していないモデルなど、自分がこれまで見たスタジオ用のスピーカーはショップでは手に入らないというのが悔しい要因でもありました。

過去にはスタジオ用として使われていたスピーカーや、特別に入手したスピーカーなどを基準にして、ピュアディオブランドのコンパクトなホーム用スピーカーを販売していますが、チューニングに時間がかかるために極少量生産で、希望があったら手作りするというペースで作っています。


1980年代の後半から1990代の前半はセミプロ用のスピーカーが市販で販売されていて、それを当店で買われて家でも音楽を楽しんでおられるお客様も多かったのですが、いつも間にかそういう商品は無くなって来たので、今は手作業で作るしかありません。

前にも一度書き込んだ事がありますが、セミプロタイプの商品はこれ見よがしな音で鳴らないのでオーディオ評論家の先生が評価せず、オーディオ製品のランク付けでベスト30の27位から30位ぐらいの評価しか付かず、怒ったメーカーが「市販のルートには出さない!」となったので市場から消えたのでした。

以上お客様の質問にお答えいたしました。

Posted at 2023/09/01 10:58:57 | トラックバック(0) | 新・お客様の質問にお答えして | イベント・キャンペーン
2023年08月26日 イイね!

新・お客様の質問にお答えして 第42話


新お客様の質問にお答えしての書き込みは、「文が長すぎて理解出来ませんが、何度か読み返していたら何となくイメージ出来て来ました。」と言われる声も聞かれる様になって来て、一度書き始めるとあれもこれも掲載しないと話のつじつまが合わないといつも長文になってしまっています。


そんなこのシリーズの長文を読んだ上でのご質問が、「成功の話が多いのですが、松下幸之助さんの本みたいに失敗の逸話もあると面白いのですが?」というご要望を頂きました。

ここでは運が悪い事は実は運が良かったというお話を書き込みます。

何度も書いていますが、自分は小学6年生の時にアマチュア無線の今でいう4級に合格しました。

ただ当時の試験は解答用紙に長細い四角の解答欄がある『筆記式』と呼ばれるもので、半年後には4つの中から答えを1個選ぶ四者択一式に試験が変わって、合格率はかなり上がりました。

友達からは、「井川は運が悪いな。四択になったら簡単に試験に受かったのに。」と言われて、「まあ合格するために電子の勉強が出来たから良かったかな。」と言っていました。


当時は4級の免許では出力10ワットしか出せず、それより出力を上げようと思うと2級の免許が必要でした。

ちなみに当時は3級では出力は4級と同じ10ワットしか出せず、モールス通信が出来るだけで、人気の無い免許でしたが、2級を受けるためにはモールスの試験が難しく、一度3級を取ってモールスの練習を友達と家同士でして、それで2級を受けようと高校生の時に3級の試験を受けに新幹線に乗って中学も高校も違ったけれど仲の良かったK君と一緒に受けに行きました。

3級には二人とも一発で合格して、3級の1分間25文字の送信速度から、2級では45文字とスピードアップするために、家でモールス練習機やカセットテープで聞いて練習ではなく、K君とモールスを打ち合って練習をしていました。

そして今度は二人で広島に2度目の試験を受けに行って、新幹線の中でお互いに問題を出し合って勉強していたら、K君は進学校の理数系のために自分よりもかなり覚えが早く、「自分は何て頭が悪いんだ。」と、覚えの悪さを情けなく思いました。

例えるとK君が1回か2回読み込めば理解出来る所が、自分は4回5回と読み込んで何んとかというレベルで、特に計算問題が不得意で、2級の筆記試験では当時は計算式まで書かなくてはいけなくて、3級から2級へは一気に難しくなっていました。

それもそのはず、3級の出力10ワットに対して2級は100ワットな訳ですから、簡単に受かる国家試験では意味が無いので、かなりの難関でした。


当時の試験は無線工学と電波法の筆記試験と、モールスの送信と受信の合わせて4科目あり、最初に受験する時には4科目全て受けなくてはいけませんでした。


その4科目を受けてしばらく待って、ある日学校から帰ったら合否の通知が電波管理局から来ていて、自分の結果は・・・  合格でも不合格でもなくて『科目合格』という、合格点に達した部分と達していない部分があるという結果でした。

ちなみに一緒に試験を受けたK君は全ての科目で合格点で、3回目にして初めて一発合格ではないという通知を受け取りました。


自分が合格していた項目は何故かモールス信号の送受信で、次はモールスの勉強をしなくていいので、学科に集中する事が出来て、半年後に晴れて2級の全項目に合格となり、100ワットの無線機を買って電波管理局の検査を受けてパスすれば夢の100ワット送信が可能になるのでした。


ただ1回で合格しなかったのが運が悪かった様でもそうではなくて、2回も電子工学に関する難しい事を勉強したので逆に自分の力になり、今のサウンドピュアディオの音造りの根源となっています。


何度もこのブログでは書いていますが、一回で2級の全項目で合格点を取ったK君は京都大学に進んで、後に大学教授まで上り詰めた秀才で、「それは自分は付いて行けなかったわ。」と後から思い出しています。


その高校生の時に勉強して時の内容を最近読み返してみたら・・

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何だか今の音造りに関係していました。



しかしよくこんな問題を筆記式で回答したなと、ちょっとビックリです。

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まあじっくりとこの本を見ていたらデジベルやインピーダンスや進行波など、今のピュアディオ製品を作る根源がここにありました。

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これを書き込んでいる時にこんなお客様からの質問があった事を思い出しました。

「各店が自分勝手なピュアコンの値を決めるからと、グループを辞めさせる必要はなくて、ある程度見てみぬふりをしたら店舗数を維持出来たのではないですか?」という事を聞かれた事もありました。

ただ自分は何度も「インピーダンスの基本概念が分からない人は本部の指示する数字の範囲で調整して下さい。」とお願いしても、自分勝手な数字を作って、「自分はこの方が良く聴こえる。」とか「お客さんは自分が選んで数字の方が良いと言われている。」と我流を通されるので、結局自分が直接数字を選ぶ事が出来る宇部店と福岡店の2店でしかピュアディオ製品は販売しないという方針にしています。

実際にはコイルに対してコンデンサの値が大きめになるとインピーダンスが下がる傾向にあって、そうすると音がシャープになるのですが、うるさい音域があるとアッテネーター抵抗を入れて、それをどんどん大きくして聴きやすくするのなら、最初からコイルとコンデンサの比率を絶妙なバランスで決めて、アッテネーター抵抗は最小限に抑える方が良い音で、本来の楽器の音や人の声に近いという考えですが、それを自分の方が音が良いと言われても納得出来ませんし、その音を良い音に思わせるために長時間話をしてお友達になって仲良くしてでは他のカーオーディオ専門店の『技術よりも話術』的なやり方と変わらないので、続ける意味は無いと思っています。


それにしても今見るとこれを筆記試験で数式まで書いて合格とは、工業高校の電気科の勉強よりもかなり難しい勉強をしていたなと、今考えたら持つべき物は友という言葉がある様に、大学教授になったK君と一緒に勉強した事が今の自分を作っているなと感じています。

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あっ、それと最初にモールス信号の試験に受かったのには秘訣がありました。

先に2級に合格した大学生の方から聞いたのが、「モールス信号の試験には、電鍵にかなり電流が流れていて、それでやや火花が散り気味なので、それで気が散って本来の力を出せない人がいるので、自分の電鍵を持ち込んで、それに火花が飛ぶの吸収する回路を付けていたら合格しやすい。」というアドバイスを頂きました。

元々自分の慣れた電鍵を持ち込むつもりでしたが、火花を吸収する回路を作った事が最近カーオーディオで役に立ちました。

それは近年とても夏の気温が暑くて、アンプボードの中に冷却ファンを入れないとアンプが止まってしまう事があって、その冷却ファンを長時間回しているとモーターのブラシから火花が散って、それがプロセッサーに乗ってチリチリとスピーカーにノイズが乗るという事がありました。

その時に「火花が散ってノイズが乗る? それって何かと同じ様な?」と高校生の時に電鍵に入れたノイズ防止の回路を思い出して、「確かパーツはこれとこれの組合わせで、値はこのぐらいで・・」とやっていたらノイズが止まりました。

何か現象が起こった時にこんなパーツの組み合わせで、このぐらいの値でというのは他にも色々ありますが、長くなるので今日はこのぐらいにしておきます。



最後のもう一つ質問ではないのですが、最近よく言われるのが「井川さんてらんまんの主人公に似ていますよね。」という事です。

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自分も最初の頃はらんまんを見ていたのですが、あまりに万太郎が研究のためのお金に困って、奥さんがお金の工面に苦労するという場面が多くて、途中で観るのをやめたというか、たまにチラッとどうなったか見る程度にしています。


お客様方の言われるには、店に貼ってあるボーカリストさんや演奏家さんとの写真は、生声を生音を採取しに行って、その声や音を頼りにピュアディオピュアディオ製品を作っていて、ピュアディオのフルシステムはまるで万太郎が作る植物図鑑の様だ、とお褒め頂きました。

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そこに本当の音があるならお金を使ってそれを取りに行くという、誰もなしえなかった事をしているという意味で万太郎と重なって見えるという事だったのですが、自分はお金の苦労の部分ばかりが万太郎と重なって見えて、とてもじゃないけど直視出来ない回もありました。

9月の末に『らんまん』は終わりますが、サウンドピュアディオの音造りはこれからも続きます。

Posted at 2023/08/26 10:58:48 | トラックバック(0) | 新・お客様の質問にお答えして | イベント・キャンペーン
2023年08月18日 イイね!

新・お客様の質問にお答えして 第41話


旧お客様の質問にお答えしてのシリーズは、途中で車の装備や機構が変わってあまり役に立たなくなり、現在の車や現在のオーディオの状況に合わせたこのシリーズはかなり好評を頂き、前作を倍以上上回る41回目を迎えました。

今回のご質問は7月27日にFM山口で放送されたコージネスの中の5分のコーナーの中の話についてで、自分が高校生の時に下関市の華山で行った無線の実験が今のサウンドピュアディオの技術の基礎を築いているという様な話をしたところ、パーソナリティーの大和良子さんからも「どんな実験をされたのですか?」と聞かれましたが、実際には自分の時間は2分までに抑えたくて、残りの3分は中学1年生の女子の無線家の方に喋って頂かないといけなかったので、そこは省略させて頂いて、「詳しくはブログで読んで下さい。」と言いながらも詳しく書き込んでいなくて、ピュアディオのお客様で放送を聞かれた方からもご質問を頂いていたのでここで書かせて頂きます。

一部過去に書き込んだ内容と重複する部分もあると思いますので、あらかじめご了承下さい。


自分は小学6年生の時にアマチュア無線の現在で言うところの4級の国家試験に合格して、中学生になってアマチュア無線局を開局しました。

元々はFMラジオを聞くのが好きで、当時は民放FMは北九州市の皿倉山からのFM福岡の80・0メガヘルツが、自分が住んでいた山口県美祢市ではノイズ交じりで聞こえて、それを無くしてクリーンな音にするためにあれこれとアンテナを作って感度を上げようとしていました。

知識の無い小学生にはどんなに長い銅線をラジカセのロッドアンテナの先に付けても感度が上がらず、どうしたものかと考えていたところ、学校の先生から「電波に興味があるのならアマチュア無線の免許を取ってみたらどうか?」と言われて資格を取る事にしました。


アマチュア無線の資格試験に向けた勉強は当時通称電波学校と呼ばれていた萩市の遠洋漁業に行くための無線技士を養成する学校に夏休みの中の1週間ぐらい通って、そこで技術を習得したのが今の基礎になっています。


中学1年の時はFM福岡の感度と音質を上げる事に夢中になっていたのが、2年生になる手前ぐらいから、今度は電波を飛ばす方に興味が出て来て、親から無線機を買ってもらってアマチュア無線を開局しました。


そして高校生になった時に二つ山を越えた向こうに同級生でアマチュア無線をやっているK君がいると知って、初めて交信してからあっという間に仲良くなり、色んな実験をしたり上の級の国家試験を広島まで二人で受けに行ったりする様になりました。


その友達になったK君と自分が仲良くなった理由は、当時の高校生は短波で電離層反射を使って日本中どことでも交信出来るというのは流行っていて、それがアマチュア無線をやる人のステイタスだったのがK君も自分も何故か電離層反射に興味が無くて、電離層が濃ければ遠くに電波が飛ぶし、電離層が薄かったり出来なかったすると電波が飛ばずで、ある意味運任せ的な部分が好きになれなかった二人が意気投合して144メガの電離層とは全く無縁な周波数の実験に魅力を感じていました。

その中でも偏波面という部分と音のトーンという部分に特化した実験を行っていて、電離層反射では電離層の状態で常に偏波面が変わるので、144メガの様に電離層の影響を受けない周波数だからこそ偏波面の実験が出来たのでした。


144メガで通常使う偏波面は垂直偏波という縦波で、それが山を越えて飛ぶと途中で偏波面がズレて斜めや水平偏波になってしまい、偏波面のズレで電界強度が何デジベルか下がるという事に対して、当時クロスアンテナというエレメントを十字にして縦波でも横波でも斜めでも受けるというアンテナが考案されていました。

K君は親から10エレメントの垂直偏波の水平スタックの合計20エレメントのアンテナを買ってもらっていて、自分は当初親から買ってもらった7エレメントのシングルのアンテナをアルバイトでもう1本買って水平スタックにして14エレメントにしていたところから、前に2エレメントづつ継ぎ足して9エレメントスタックにしていた物を社会人の人に売って、土木作業員のアルバイトで10エレメントのクロスの水平スタックの合わせて40エレメントの物を買って、それで美祢市の山の中から電波を出していました。


ただ使っていて思ったのが、垂直と水平の両方の偏波に対応させると完全な垂直偏波で届くと3デジベルぐらい弱くなっていないか?という事と、スタックで1本のケーブルを2分配させると0・5デジベルぐらいのロスが出るから、それがクロスで4分配すると1デジベルぐらいのロスが出るから、エレメントが20本から40本になってプラスになる事よりもマイナスになる事が多いのでは?と気が付きました。

そこで標高700メートルを超える下関市の華山の上にK君の10エレスタックと自分の10エレクロスのスタックを上げて、偏波面の違いによるデジベルの差と、エレメントが増える事によるゲインアップのロスとメリットの実験をしようという事になって、144メガの2分の1波長の約1メートルのエレメントを合計60本とそれを繋ぐブームやポールを車4台で持って上がるという部隊を作りました。

とはいっても高校生二人では何も出来ず、宇部市に住む社会人のアマチュア無線家の方4人が高校生のために無償で手伝って頂いて、もちろんガソリン代も全て自前で手伝って頂いて、完全に甘えた状態でした。

1977年から78年ぐらいはまだワゴン車とかワンボックスカーが一般ではなくて、全てセダン車とクーペで、スプリンターとカムリとファミリアと、後から遅れてスカイラインが来て、合計4台で機材と発電機とテントなどを運んでもらいました。


実験は偏波編だけでなく、受信音や送信音のトーンの改善という部分もあって、これは事前に自宅でスピーカーやマイクに繋いでいる部分の改善を行っていて、最も効率の良い物を山に持って上がるというやり方で、1カ月ぐらいかけて音合わせの実験をしていました。


まずは遠くからの弱い電波をノイズを減らして聞くという部分では、大手メーカー製の外部スピーカーに入っているノイズカットのコンデンサが効き過ぎて実態に合っておらず、中の100μFが容量が大きすぎてノイズだけでなく必要な部分まで欠けてしまって、パーツ屋で100μFのコンデンサを買って来て最初の100μFに直列に入れると半分の50μFに下がり、今度は容量が減り過ぎてしまいバランスが悪く、またパーツ屋さんに行って今度は10μFを3個買って帰って、100μ直列2個の両端に10μを並列に繋ぐと合成で60μになり、これでもまだ少ないのでもう1個10μを並列に繋ぐと70μになり、かなりいい感じになって来て、ここでもう1個10μを並列に加えると80μになり、これは行き過ぎた感じがするので1個外して、100μ2個直列に10μ2個並列で合成容量が70μで最も実践にあったフィルターが完成しました。


これは受信の方で、送信側ではマイクと無線機の間にマイクアンプやマイクコンプレッサーを入れて、ノーマルでは薄くて弱い音声を強くする事によって遠い相手でも聞きやすくならないかという実験で、ふた山向こうの友達にも送信出力をどんどん弱くして、ゲインの低い短いアンテナを繋いであたかも遠くからの電波的な状態にして、それで音声をあれこれ変えて実験しました。


ここまで実験をやって来て思ったのが、こういう実験は2人かそれ以上の人がいないと出来なくて、一人では何も出来ないという事が分かりました。

K君とは何度も会ってお互いの生声を知っているので、あれこれと条件を変えて実験していて、結局本人の声に一番近いか、そこに少し勢いを付けたぐらいが一番聞きやすいというのが分かり、華山に持って行ったスピーカーやマイクの関係は日頃のお互いの家同士の実験で完成された物を持って上がりました。


そんな高校生二人の自分達では絶対に出来ない壮大な実験を宇部市の社会人の方4人のサポートによって出来て、144メガヘルツの直接波の交信で福井県や岐阜県まで飛ばす事が出来ました。


今考えたら高校3年生の進学校に通うK君を夏休みにキャンプに誘って、親からしたらろくでもない友達に思われたかと思えばそうでもなくて、こんな大事な時期に笑顔で送り出したお父さんお母さんは凄い人だなと後で思いました。


そのK君はその後京都大学に進学して、卒業しても研究室に残って、電波よりももっと先の自分では何をやっているか分からない実験をしていて、30代で助教授になって、40代で教授になったとお母さんから聞きました。


高校生二人の分からない事はとことん実験して結果を出すという気迫は、後の大学教授と会社の社長となり、まあ自分の方がかなり大した事が無いのですが、実は華山で実験するために自宅でのスピーカーとマイクの実験が、ピュアコンの直列接続や並列接続を繰り返してちょど良い値を探り出すという部分と、マイクの実験の元の声に近い音が最も音の通りが良いが、『ボーカリスのと生声に最も近い音が能率が良い』に繋がっていて、全く自分の将来にこれが役に立つというか、他店を大きく引き離す技術になるとは予想もしていませんでした。


本当ならこういう素晴らしい実験は自分の息子にさせて、いわゆる英才教育をするべきだったところを、自分は37年間無線というものから全く遠ざかっており、逆に息子に無線などという事はさせたくないという思いでいました。


その理由は自分が高校を卒業した後から無線業界は大きく変わって来て、27メガのアメリカ仕様のCB無線機を日本国内で販売して、それに200ワットだ500ワットだ1000ワットだの出力ブースターを付けた無法者が増えて来て、無線=ガラが悪いになってしまったからです。


これは今だから言えるのですが、当時もう統一教会というものが世にあって、組織票欲しさに守っていたのと同じで、不法な無線の団体の集会に議員が顔を出していたという話があって、「俺たちは捕まらない!」と豪語していた者もいました。

これが27メガの0・5ワットの小中学生が使うトランシーバーを使えなくしてしまい、貴重な未来の電波少年を潰していたのでした。


20歳を過ぎたら自分はカーオーディオの取付を行う自営業を始めていたのですが、お客さんの中に27メガの5ワットのアメリカ仕様の無線機が壊れたという人がいて、「このぐらいなら修理しますよ。」と治してあげたら、それが口コミで広がって違法無線の元締めの反社の人に知られて、違法な無線を取り扱ったら儲かるとしょっちゅう言って来ていました。

違法な無線の月1万円の会費はは反社の貴重な収入源であり、違法な物を扱う店が増えれば増えるほど反社も儲かるという仕組みで、後にカーオーディオ専門店をオープンさせても反社が来て困っていて、ちょうど反社のアメ車が2台止まっている時にオーディオメーカーの方が来れられて、「こういう人が入り浸っているのならうちの商品は扱えません!」と言われたので、「自分は無線の事は今後一切しません。」と反社の人に断ったら、「お前に二度と無線はするなよ!」と言って帰って行ったので、アマチュア無線だけでなく、短波の海外放送の受信のアンテナも全て外しました。


その後電波を管理している省庁が郵政省から総務省に代わり、違法な無線が信号機に影響して色が変わって交通ルールを守っているのに事故が起こったり、反社の収入源という事が問題になり、警察庁が動き出して取り締まりが厳しくなって、前の状態に戻ったかと思えば、もう通信ツールが進歩し過ぎて趣味の無線など不要になっていました。


そんな無線からは37年も遠ざかっていた自分が、2019年の千葉の台風の被害を見て、全ての通信手段が絶たれた時用に無線が必要だと感じて、これまで全くやめていた無線を再開しました。


再開する時に無線屋さんから、「長い事無線をされてなかったら、無線機が壊れていると思わないで下さいよ。」と言われて機械を手渡されて、家に帰って電源を入れた時に「これはひどい。」というぐらいに人が減っていました。


それでも全く人がいない訳ではなくて、あれこれと試していたら、自分の中高生の時に夢中になってコイルやコンデンサと格闘していた時の事を思い出して、とてもフレッシュな気持ちになり、当時は開発されていなかった同調の仕方などが新鮮で、「これをオーディオに転用したらどうなる?」と、これまで壁にぶつかって進化が止まっていたオーディオの音質が、明らかに次のステージに進む事が出来ました。


運悪くカーオーディオの世界は自動車メーカーがあれこれと制約を付けてシステムアップが難しくなっている中、これまで限界だったインピーダンスの整合性の合わせ方など習得して、次世代のセッティングを手に入れる事が出来ました。

自分が無線を再開して最も良かったと思う事が、たまたま世界的なスタジオ機器メーカー努めておられて退職された方が、余生を学生時代にやっていた無線を趣味にして楽しまれいた方に出会って、「プロ用のオーディオをやっている人は無線の1級を持っている人ばかりだ。いくらオーディオ好きでも1波の波長やインピーダンスが合わせられない人間が、片側31波の左右で62波などとても合わせられる訳がない。」という言葉でした。


確かにオーディオの場合は難しい国家試験も無いし、えらいと言われているメーカーの技術者や評論家の先生の言う事を聞く店が良いお店と言われている中、スタジオの様な正確な音をエンドユーザーに届けるという考えは一般的ではないにしても、本当の技術があるからこそ眉唾な噂話的な事が聞けないというのは、自分がただの変わり者ではないという事が分かった出来事でした。


かなり長文になりましたが、8月30日の水曜日のFM山口の、コージネスの中の16時30分からの5分は、7月の自分と中学生の無線家の女子の話の続きがありますので、興味のある方は是非お聞き下さい。

自分が高校生の時に素晴らしい夏休みをプレゼントして頂いた様に、今度は自分が次の世代に何かを残したいと思っています。

Posted at 2023/08/18 12:11:11 | トラックバック(0) | 新・お客様の質問にお答えして | イベント・キャンペーン
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