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ピュアディオいがわのブログ一覧

2025年08月25日 イイね!

レガシィアウトバック スピーカーの音質アップ その2


今日ご紹介する1台は、先日からの宇部店の作業の続きで、スバルのレガシィアウトバックです。

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アウトバック専用ナビオーディオとディーラーオプションのアップグレードスピーカーを活かしての音質アップの作業です。

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このシーズンならではの天日干しでセメントコーティングの乾燥を行って、ベーシック防振が終わったドアに内張を組み付けました。

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ドアのスピーカーはそのままに、ツイーターはピュアディオブランドのアップグレードのATXー30を取り付けました。

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グローブボックス下には比重が高くて厚いMDF板を敷いて、その上に4ピース構成のピュアコンを取り付けて、ナビのスピーカー出力をフルレンジタイプのPSTケーブルで引いてきて、ピュアコンでそれぞれに合った周波数帯域に分けて、インピーダンスを調整して、ドアスピーカーには途中までPSTのフルレンジタイプで送って、ATXー30にはツイーター専用のPSTケーブルで音を送っています。

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この厚くて比重の高いMDF板をべニア板とかの安い材質に変えると細かな部分で音が悪くなるから不思議なものです。


また最近の傾向としてベーシックパッケージでは後付けのコイルだけでなく、ブラックボックスのコイルも井川が一から手巻きした物を使用していて、材料の高騰でピュアコンの価格が若干値上がりした部分を手作業を加える事で音を良くして、結果的に値上がりのデメリット以上の結果を得ています。


全ての結線が終わって音が鳴る様になったらピュアコンの値合わせとナビオーディオの音調整を行います。

セッティング機能に入ると中身はダイアトーン製で、音を強調する機能はほとんどオフにして、自然な状態で調整を行います。

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イコライジングして音が良いと思ってメモリーしても、メモリー後に音がやや変わって、更にセッティング画面から再生画面に変えるともう少し音が変わって、何度も何度も組み合わせを変えて音の微調整を行いました。

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この辺りが最も生音・生声に近いパターンでしょうか。

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あれこれと音源を変えて音調整をしていたら、山下達郎さんのドリーミングガールがかかって、2000年より前はこの曲を音調整の最後の曲として使用していたのを思い出しました。

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あの頃はまだ歌っている本人に会って生の声を聞いて調整という前の時期で、ホーム用の高級スピーカーと高級アンプで音楽を聴いて調整という時代でしたが、山下達郎さんのコンサートに一度も行く事なく音調整というのは今考えたら無謀な事をしていたと恥ずかしくなりました。

ただ今の時点では山下達郎さんと直接お会いした事はなく、コンサート会場で顔と同じぐらいの高さで聴いて、アカペラでボーカルのみを聴いたり、ごくまれにPA無しの生声で聴けたりと、かなり努力して生の声を求めています。


話は横に逸れてしまいましたが、達郎さん以外では実際にお会いして生の声を知っている方の音源を使って、システムの限界まで生音・生声に近い状態にセッティングしました。

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Posted at 2025/08/25 10:24:10 | トラックバック(0) | カーオーディオについて | イベント・キャンペーン
2025年08月24日 イイね!

オーラeパワー BOSEサウンド車の音質アップ


今日ご紹介する1台は、昨日の宇部店の完成車から、日産のノート・オーラeパワーです。

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日産純正のディスプレイオーディオ付きのお車で、BOSEサウンド仕様のお車にベーシックパッケージの取付と、ベーシック防振のWパッケージの作業を行いました。

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BOSEサウンドはフロント2WAYスピーカーにヘッドレストスピーカーの組み合わせで、リアのドアスピーカーはユニットが入っていないので、フロントスピーカーの音よりもヘッドレストスピーカーの「方が先に入り、そこを不満に思われている方が多い様です。

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お客様はピラー根元のツイーターの音にも不満がある様で、指向性のあるツイーターの先端にプラスティックのパーツで高音を拡散させるタイプの先に更に格子が3つひかかって、それでいて向きもズレていて高音の量はそこそこ出ていても質感にはかなり不満があった様です。

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ピラー根元のツイーターは鳴らなくして、スタンドを使って適切な仰角・振り角を付けたピュアディオブランドのATXー25ツイーターを取り付けて、外ドームタイプの拡散する構造のツイーターで上質な高音を降り注ぎます。

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純正の2WAYではドアスピーカーは何の制限もないフルレンジで鳴らしていたのを、ピュアコンを通して不必要な高音域をカットして、ツイーターに中低音を入らない様にしていたのが小さなコンデンサ1個だったのを、グローブボックス下に取り付けた4ピース構成のピュアコンで4つのスピーカーの周波数幅とインピーダンスとおおまかなレベルの調整を行って、不得意な音域がほぼ入らない様にしてあるので、音の透明感はかなり上がって、正確な音色で音楽を表現出来る様に変わりました。

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また表に出ているコイルとブラックボックスの中に入っているコイルの合わせて4つは、全て井川が一から手巻きで仕上げていて、その音の正確さは好評を頂いています。


またドアのベーシック防振では、オーラは上質を謳っているだけあって白い防振材が貼ってありロードノイズの進入は軽減していますが、音質アップにはそれだけでは不十分なので4種類の共振点の違う防振材を貼りましして、特にスピーカー裏は何も貼ってなかったので、オーディオの音質向上のための防振を加えて、ロードノイズの進入もノーマルよりも更に増しています。

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全ての組み立てが終わって音が鳴る様になったらディスプレイオーディオのサウンド調整を行って、車速連動ボリュームを強くかけると音が荒くなるので最低限でかけて、ヘッドレストスピーカーも微妙に聴こえる程度までフェダーで下げて、コンサートホールで前から音が迫って来るという様なイメージで音造りを行いました。

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入庫した時は全体的にほわんとした感じで、それでいて音に荒い部分もあったのが、パワフルで滑らかで正確な音色で、音楽を体感しながらも長時間聴いていても疲れないサウンドに生まれ変わりました。


メーカーが上質だと言っている車も、サウンドピュアディオの音質アップと静粛性アップの技術で、真のプレミアムな車へと変身させます。

Posted at 2025/08/24 10:22:51 | トラックバック(0) | カーオーディオについて | イベント・キャンペーン
2025年08月23日 イイね!

日産キックス JU60ツイーター取付


今日ご紹介する1台は、昨日の福岡店の完成車から、日産のキックスeパワーです。

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遥々鹿児島県からお越し頂きました。

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日産純正のナビオーディオ付きのお車に、ピュアディオブランドのATXー25を使用したベーシックパッケージをベースにシステムアップをして来られて・・

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シート下にJBLのモノラルパワーアンプを取り付けてサブウーファーを鳴らしていて・・

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ラゲッジに本格的なエンクロージャーを製作して、25センチウーファーを鳴らしています。

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純正の16センチスピーカーはJBLの16・5センチウーファーに交換していたところから・・

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ピュアディオブランドのZSPーLTD15に交換して、かなり本格的なシステムになっていました。

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そして今回はツイーターをベーシックパッケージで購入されていた物から、ハイエンドのJU60に交換して、フロントハイエンド2WAYに25センチウーファープラスで、車1台で3WAY構成として完結しました。

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ツイーターが変わったのでグローブボックス下のピュアコンは交換して、ブラックボックスは4連のJU60用に交換して、コイルはツイーターのワイドレンジ化に合わせて変更しました。

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ピュアコンのメインボックスと後付けコイルをあれこれと変えながら音を調整していき、ダッシュにマットが敷いてあるので高音がある程度吸音される事を前提に、いつもとは少し違う値を入れながらもイコライザーを調整しながら足らない音域を作らず、かといって出過ぎた音域も作らないという、絶妙な音調整を行いました。

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このナビゲーションはパナソニック製で、よく聴くとイコライザーの調整時にここが一番良いパターンと思ってもメモリーすると音がやや変わり、それから再生画面にすると更にもう一度微妙に音が変わって、色々パターンを変えながら再生画面で最も生音・生声になる様にかなり時間をかけて音調整を行いました。

2日前にFM福岡の本社スタジオへ行ったばかりで、FMラジオを聴いてスタジオの音に合わせて、スタジオでお会いして生声を聞いたボーカリストの生声に合わせたセッティングを行って、これが生音・生声に近いという根拠のある状態でセッティングを終了しました。


サウンドピュアディオの音造りは初期のミシュランのレストランガイドの星の数をイメージしていて、それはタイヤメーカーのミシュランが自動車で旅行をする人が増えたらタイヤの需要が増えるだろうと作ったガイド本で、星1つが『行く価値のあるお店』で、星2つが『遠くても行く価値のあるお店』で、星3つは『どんなに遠くても行く価値のあるお店』で、これを知った時に、「自分のお店はどんなに遠くても行く価値のあるお店と言われる様に精進したい!」と感じました。


キックスのお客様には前回のZSPーLTD15の取付の時にブラックボックスを一から手巻きした物に交換して、その違いを実感して頂いていて、今回のJU60用では11メートルの無酸素銅を左右で2本で22メートルを一から手巻きしていて、普通のショップでは絶対にやらない手法で質の高い音で音楽を聴ける様に努力しています。

今回も遠方よりのご来店、ありがとうございました。

Posted at 2025/08/23 10:43:54 | トラックバック(0) | カーオーディオについて | イベント・キャンペーン
2025年08月22日 イイね!

レガシィアウトバック スピーカーの音質アップ その1


今日ご紹介する1台は、現在の宇部店の作業から、スバルのレガシィアウトバックです。

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スバル純正のダイアトーンのナビオーディオと、ディーラーオプションのアップグレードスピーカーを装着した状態で入庫となって、ベーシックパッケージの取付と、ドア防振の施工を行っています。

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ただ既に他店で防振作業が行われていたので、これを全て外してから素の状態に戻して、一から防振作業を行います。

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一般的にこの方法が良いと業界で言われて入るやり方で、サウンドピュアディオがこの方法に対して否定的なので、「剥がす必要はないのでは?」と思われる読者の方もある事でしょう。

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サウンドピュアディオも以前は樹脂やゴムを含むマット系の材質を多く使っていた時期もありますが、FMラジオのスポンサーやコンサートのスポンサー活動をする様になって、車の助手席にアーティストさんを助手席に乗せて移動する機会が出来た時に、助手席から聞こえる声とスピーカーからの声に違いがある様な気がして、特にあるボーカリストさんが自分の楽曲につられて隣で歌われた時は、「これは何か決定的に違うものがある!」と思い、目的地にお送りしてから直ぐに福岡店に戻り、自分の車の内張を外して、あれこれと貼りましもどんどん本人の声から離れてきて、「これは逆にゴムや樹脂の量を減らしてみたらどうか?」と感じたのがきっかけで今の防振方法を取る様になりました。



ドライヤーで炙りながら防振材を柔らかくて、全ての防振材を剥がしながら、過去の柔らかいマットの量を貼ってどうにかしようともがいていた過去を思い出して、時間をかけて後付けのマットを外した素のドアにしました。

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そこからドアの外板を指ではじきながら響きの中心と周波数を調べて、どこに何の材質を貼るかをマーキングしました。

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写真では運悪くメタルの部分が写っていませんが、4種類の形状や共振点の違う材質を貼り合わせて、ドア全体の響きをスムーズに抑えながら、心地良い正確な響きに整えました。

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外した防振材を集めると結構な量があり、薄い金属の裏に茶色の厚い樹脂が貼ってあるのが分かります。

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共振点の同じ材質を大量に使うと、その響きの周波数が残ってしまい、良い防振とは言えません。



外した内張はマットを外して、吸音フェルトを一時的に外して、機械と手作業で粗目を付けてセメントコーティングの下処理を行います。

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今の時点ではここまでで、これより先は『その2』でお届け致します。

Posted at 2025/08/22 10:07:41 | トラックバック(0) | カーオーディオについて | イベント・キャンペーン
2025年08月21日 イイね!

CXー5 スピーカーの音質アップ


今日ご紹介する1台は、先日の宇部店の作業から、マツダのCXー5です。

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横長になったマツダコネクト付きのお車に、ベーシックパッケージの取付と、ベーシック防振とセメントコーティングの施工の、トリプルパッケージの作業を行いました。

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まずドアの内張りのインナーパネルを取り外して、何も貼ってない外板裏に防振マットと防振メタルを貼り合わせます。

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外した内張は規則性を持たないランダムに厚い薄いを作りながらセメントコーティングを行って、この時期ならではの天日干しで乾燥させます。

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ベーシック防振のセメントコーティングが完了して、インナーパネルと内張りを元に戻すと、入庫時とは音の響きも静粛性も別格になり、ドアの開閉音が変わって、まるで高級輸入車の様な響きに変わります。

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ベーシックパッケージなので16センチのドアスピーカーはそのまま使用して、ダッシュの上にスタンドを使って適切な仰角・振り角を付けたピュアディオブランドのATXー25ツイーターを取り付けて、上質な2WAY構成のスピーカーの音へとチェンジします。

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高音質の決め手はグローブボックス下に取り付けるピュアコンで、純白のボビンにピンクのラベルの井川が一から手巻きしたコイルに加えて、現在はブラックボックスの中のコイルも手巻きに変えていて、機械巻したコイルには出せない滑らかで透明感のあるサウンドが多くの方から好評を頂いています。

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全ての組み立てが終わったらピュアコンの値の微調整と、マツダコネクトのイコライザー調整を行います。

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以前のバス・トレブルだけの調整だった時のマツダコネクトに比べて、現在は13バンドのイコライザーとなって、きめ細かな音調整が出来る様になりました。

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デジタル音源で音を合わせた後に、FM山口で放送を聴くと、勝手知ったる放送局の音が正確に鳴っている事が確認出来ました。

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現在の車はナビやデッキ交換が出来ないのが当たり前になって来て、24年前にサウンドピュアディオのブランドを立ち上げた時にこういう未来がやって来るので、そのためのベーシック構想であって、パッケージも何度もマイナーチェンジを繰り返して、24年経った今が成熟期となっています。

Posted at 2025/08/21 10:11:30 | トラックバック(0) | カーオーディオについて | イベント・キャンペーン
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サウンドピュアディオの井川です。 福岡県・山口県でカーオーディオ専門店を営んでいます。 アーティストとのコラボレーションにより、より生演奏や生の声に...

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