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ピュアディオいがわのブログ一覧

2025年08月22日 イイね!

レガシィアウトバック スピーカーの音質アップ その1


今日ご紹介する1台は、現在の宇部店の作業から、スバルのレガシィアウトバックです。

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スバル純正のダイアトーンのナビオーディオと、ディーラーオプションのアップグレードスピーカーを装着した状態で入庫となって、ベーシックパッケージの取付と、ドア防振の施工を行っています。

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ただ既に他店で防振作業が行われていたので、これを全て外してから素の状態に戻して、一から防振作業を行います。

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一般的にこの方法が良いと業界で言われて入るやり方で、サウンドピュアディオがこの方法に対して否定的なので、「剥がす必要はないのでは?」と思われる読者の方もある事でしょう。

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サウンドピュアディオも以前は樹脂やゴムを含むマット系の材質を多く使っていた時期もありますが、FMラジオのスポンサーやコンサートのスポンサー活動をする様になって、車の助手席にアーティストさんを助手席に乗せて移動する機会が出来た時に、助手席から聞こえる声とスピーカーからの声に違いがある様な気がして、特にあるボーカリストさんが自分の楽曲につられて隣で歌われた時は、「これは何か決定的に違うものがある!」と思い、目的地にお送りしてから直ぐに福岡店に戻り、自分の車の内張を外して、あれこれと貼りましもどんどん本人の声から離れてきて、「これは逆にゴムや樹脂の量を減らしてみたらどうか?」と感じたのがきっかけで今の防振方法を取る様になりました。



ドライヤーで炙りながら防振材を柔らかくて、全ての防振材を剥がしながら、過去の柔らかいマットの量を貼ってどうにかしようともがいていた過去を思い出して、時間をかけて後付けのマットを外した素のドアにしました。

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そこからドアの外板を指ではじきながら響きの中心と周波数を調べて、どこに何の材質を貼るかをマーキングしました。

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写真では運悪くメタルの部分が写っていませんが、4種類の形状や共振点の違う材質を貼り合わせて、ドア全体の響きをスムーズに抑えながら、心地良い正確な響きに整えました。

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外した防振材を集めると結構な量があり、薄い金属の裏に茶色の厚い樹脂が貼ってあるのが分かります。

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共振点の同じ材質を大量に使うと、その響きの周波数が残ってしまい、良い防振とは言えません。



外した内張はマットを外して、吸音フェルトを一時的に外して、機械と手作業で粗目を付けてセメントコーティングの下処理を行います。

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今の時点ではここまでで、これより先は『その2』でお届け致します。

Posted at 2025/08/22 10:07:41 | トラックバック(0) | カーオーディオについて | イベント・キャンペーン
2025年08月21日 イイね!

CXー5 スピーカーの音質アップ


今日ご紹介する1台は、先日の宇部店の作業から、マツダのCXー5です。

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横長になったマツダコネクト付きのお車に、ベーシックパッケージの取付と、ベーシック防振とセメントコーティングの施工の、トリプルパッケージの作業を行いました。

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まずドアの内張りのインナーパネルを取り外して、何も貼ってない外板裏に防振マットと防振メタルを貼り合わせます。

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外した内張は規則性を持たないランダムに厚い薄いを作りながらセメントコーティングを行って、この時期ならではの天日干しで乾燥させます。

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ベーシック防振のセメントコーティングが完了して、インナーパネルと内張りを元に戻すと、入庫時とは音の響きも静粛性も別格になり、ドアの開閉音が変わって、まるで高級輸入車の様な響きに変わります。

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ベーシックパッケージなので16センチのドアスピーカーはそのまま使用して、ダッシュの上にスタンドを使って適切な仰角・振り角を付けたピュアディオブランドのATXー25ツイーターを取り付けて、上質な2WAY構成のスピーカーの音へとチェンジします。

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高音質の決め手はグローブボックス下に取り付けるピュアコンで、純白のボビンにピンクのラベルの井川が一から手巻きしたコイルに加えて、現在はブラックボックスの中のコイルも手巻きに変えていて、機械巻したコイルには出せない滑らかで透明感のあるサウンドが多くの方から好評を頂いています。

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全ての組み立てが終わったらピュアコンの値の微調整と、マツダコネクトのイコライザー調整を行います。

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以前のバス・トレブルだけの調整だった時のマツダコネクトに比べて、現在は13バンドのイコライザーとなって、きめ細かな音調整が出来る様になりました。

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デジタル音源で音を合わせた後に、FM山口で放送を聴くと、勝手知ったる放送局の音が正確に鳴っている事が確認出来ました。

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現在の車はナビやデッキ交換が出来ないのが当たり前になって来て、24年前にサウンドピュアディオのブランドを立ち上げた時にこういう未来がやって来るので、そのためのベーシック構想であって、パッケージも何度もマイナーチェンジを繰り返して、24年経った今が成熟期となっています。

Posted at 2025/08/21 10:11:30 | トラックバック(0) | カーオーディオについて | イベント・キャンペーン
2025年08月18日 イイね!

アルトラパン スピーカーの音質アップ


今日ご紹介する1台は、昨日の福岡店の完成車から、スズキのアルトラパンです。

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オーディオレス車にケンウッドのナビオーディオが装着された状態で入庫となって、ベーシックパッケージの取付と、ベーシック防振の施工のWパッケージの作業を行いました。

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まずはドアの内張りと防水シートを外して、何も貼ってない外板裏に4種類の共振点の違う防振材を貼り合わせます。

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ちょうどこの位置だと4種類全て写っていて、黒の丸・黒の四角・シルバーの四角・ゴールドのメタルの3種類で、合わせて8枚貼っていますが、シルバーを2分割にしているので合計10カ所の響きの中心を抑えて、ドア全体の響きを抑えています。

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防水シートと内張りを組み付ければドアの作業は完了で、開閉音のボーン!という響きが無くなり、音質アップ以外に車自体の高級感が増しました。

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次にダッシュにスタンドを使って適切な仰角・振り角を付けたピュアディオブランドのATXー25ツイーターを取り付けて、純正位置のガラスの反射のある高音と違って、滑らかでかつ透明感がある高音を再生させます。

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ケンウッドのナビオーディオの音信号は、ピュアディオブランドのPSTケーブルのフルレンジタイプでグローブボックス下まで送り、比重が高くて厚いMDF板の上に付けたオプションのSSFを加えた6ピース構成のピュアコンを通して、周波数幅とインピーダンスを調整して、後付けツイーターと純正のドアスピーカーに送ります。

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アルトラパンはドアのスピーカーグリルの形状が特殊で、同じスズキ純正のドアスピーカーでも鳴り方が違っていて、ピュアコンで上限周波数をいつもとは少し変えて鳴らして、より生音・生声に近く鳴らします。

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音を聴きながらパーツを交換して、ブラックボックスは4個目で固定して、コイルも4個目で固定して、SSFは3個目で固定と、あれこれと特性を変えて一番鳴りが素直な組み合わせを探しました。

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このピュアコンの値合わせによる調整は、イコライザーでは出来ない領域の調整を行っています。



ケンウッドのナビには車輛タイプやスピーカーの口径に合わせる調整機能が付いていますが、あえて車輛タイプは選ばずに、スピーカー口径は最も大きな値にして、後はピュアコンで合わせていきました。

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音色が合った時点で最後はレベル調整で、イコライザーはCDとそれ以外の音源で別々に選んで、メモリーして全ての音調整を終了させました。

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防振によるドアの余分な残響を防いでいるのと、ベーシックパッケージによる音質改善で、入庫時に比べると驚くほど上質なアルトラパンに変わって納車されました。

Posted at 2025/08/18 10:31:59 | トラックバック(0) | カーオーディオについて | イベント・キャンペーン
2025年08月17日 イイね!

クラウンスポーツのデモカーが1周年


当社のデモカーのクラウンスポーツが納車されてから1周年となりました。

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デモカーを購入しても仕事の合間合間にシステムの作業を行ったので、きちんと仕上がった時は9月になっていました。

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もうトヨタのこのクラスは全てディスプレイオーディオで、音に不満があるというお客様のために何度かシステムを作り替えて、様々な価格帯でのご提案が出来ます。

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このクラスでもセメントコーティングの効果は大きく、納車されて直ぐはドアの内張りからモヤモヤと外の熱が伝わって来ていたので、防振作業は早めに手を付けました。

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インナーパネルも金属シートの重ね貼りを行っているので、ここでも断熱効果があります。

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8月納車だったので音のための防振が断熱効果でエアコンの効きが良くなり、オートの風量調整の風が少なくなるので、オーディオの音の邪魔をする風の音も低減出来ます。



ベーシックパッケージやプレミアムベーシックパッケージではドアスピーカーはそのまま使用して・・

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ダッシュのスコーカーはそのまま使用するかJBLの8・7センチと交換するパターンがありますが、最近ドアに交換可能なユニットが見つかり、ドアの音量とキレが増したのですが、JBLのスコーカーと相性が悪く、その場合はスコーカー純正となるという、ドアを変えるかダッシュを変えるかの二者選択となります。

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これも自社の車で時間をかけて実験しているから出来る技で、そいうい実験を繰り返していたら価格帯別のいくつかの当りのパターンが見つかりました。



後お客様から「リアドアのスピーカーを替えたら音が良くなりませんか?」とよく聞かれますが、実際に交換したら逆に音が薄くなってしまい、原因は市販のユニットに対して純正の方がインピーダンスが高くて、低いインピーダンスで無理をして鳴らそうとするので音が薄くなり、インピーダンス補正を入れても純正とほぼ音が変わらず、お金をかけて交換するメリットを感じないという事でお勧めしていません。

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スピーカーを交換すれば音は変わりますが、それが実際の音楽の音に近くなったかというとそれは別問題で、そんなこんなで1年かけてノウハウを蓄積して来ました。



そんなクラウンスポーツも1年経つとアイドリングでデモンストレーションをしている事が多いからか、最近音がかったるくなって来て、純正のバッテリーをボッシュに交換しました。

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費用の関係から新車を購入してから1年は純正バッテリーを使用して、その後ボッシュに交換となって、たまにお客様で新車の純正バッテリーをそのままボッシュに交換される方もありますが、デモカーでは1年はノーマルを使うルールが何となく出来ています。

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という事は自分が今乗っているフォレスターも後8か月はボッシュに替わらないという事でしょう。


そんな訳でリフレッシュしたクラウンスポーツですが、今日は代車が足らず、どうしても仕事上でトヨタ車でないといけないお客様に出ております。

Posted at 2025/08/17 10:11:49 | トラックバック(0) | カーオーディオについて | イベント・キャンペーン
2025年08月16日 イイね!

コントロールコンバーターの色分けについて


夏季休暇前にコントロールコンバーターの取付を3台行ったので、その事に付いて書き込みたいと思います。


まずはこちらのルノーツインゴは純正のディスプレイオーディオの音がかったるくて、オーディオテクニカのハイローコンバーターをモノラル化して2台使いにしてもまだ高音の量が足らない感じでした。

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低音・中音・高音の3トーンの高音のみをかなり上げて音楽を聴いていました。

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そこでハイローコンバーターのパーツを大型化するためにケースハイローコンバーターの数倍の大きさのケースを使って一から製作して、ホームオーディオ用の高級ボリュームを使う事でハイローコンバーターでは絶対に出来なかった左右のレベルの微調整を可能にして、そのコントロールの正確さから『コントロールコンバーター』という名前を付けて差別化しています。

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ラベルの色はブルー・レッド・ピンク・オレンジと四色あり、左から音がシャープでかったるい音のディスプレイオーディオ用で、レッド・ピンクは比較的ノーマルな音色用で、その中でもレッドはややシャープピンクはややマイルドな音色で、オレンジは純正の高音が強く設定してあるナビやディスプレイオーディオ用という設定て、4タイプのコントロールコンバーターが用意してあり、今回のドゥインゴではブルーを選びました。



音質・立体感がアップしながらもこれまでほど高音を上げずにすみ、御覧の様にスタジオレベルの聴感上のフラットに合わせるのに前よりもかなり下げ気味でフラットになりました。

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もう一台トヨタのアクアが入庫して、こちらのディスプレイオーディオもかなり音がかったるくて、ハイローコンバーターからブルーのコントロールコンバーターを取り付けて、聴感上のフラットになり、音のクオリティーも立体感も増しました。

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3トーンは高音のレベルを上げると音が荒くなっていたのがセンターでちょうどバランスが良くなり、低音はやや出気味だったので1クリック下げました。

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そして同時期に福岡店にカローラクロスが入庫していて、こちらにトヨタ純正のディスプレイオーディオだからとアクアと同じブールのコンバーターを入れたらかなり高音が強く聴こえて、オレンジを入れるほど高音は強くなく、レッドとピンクの聴き比べを行って、最終的にピンクを組み付けて、聴感上のフラットに合いました。

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同じトヨタのディスプレイオーディオでも、年式や車種によって特性が違い、その都度色違いで試聴を行い、最も生音・生声に近くなる物を選んでします。


それとお客様から「音が良くなるのならコントロールコンバーターを付けて下さい。」と言われる事が多いのですが、コントロールコンバーターはナビオーディオやディスプレイオーディオのスピーカー出力をRCA化してパワーアンプに送る物で、システムにパワーアンプが付いていないと使用する事が出来ません。

またナカミチのCDー700系のデッキをお持ちの方でコントロールコンバーターを付けておられる方は、CDー700系はRCA出力しか付いていないので出力側に付ける事が出来ず、AUXの外部入力にナビオーディオやディスプレイオーディオの音を入力する時に使用する事が出来ます。


2001年にサウンドピュアディオのブランドを立ち上げた時に将来的にはナビやデッキは純正に喰われて全く売れなくなるだろうという事を前提に、純正のシステムにアドオンするベーシックパッケージと、他では作っていないスタジオ的なサウンドのスピーカーのZSPの2本立てでという考えでブランドを立ち上げましたが、24年経った今コントロールコンバーターという第3の主力アイテムが登場し、純正のディスプレイオーディオの音を他では出来ないクオリティーの高い音に変身させています。



追伸

コンバーターの色分けと音色について、仕事で電子楽器を扱っておられるお客様から、「これは素子の特性とシリ・パラで音色を変えていますね。」と聞かれた事があります。


まさにその通りです!

シリ・パラとは素子のシリーズ接続とパラレル接続の事で、ブルーはシャープな音の素子をシリーズ接続していて、レッドはややマイルドな素子をシリーズ接続していて、ピンクはややマイルドな素子をパラレル接続で、オレンジはマイルドな素子をパラレル接続で一番マイルドな音色にしていて、音を聴き比べてシリ・パラの違いを聴き分けられました。

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サウンドピュアディオはそういった楽器のプロの方も納得出来る正確なサウンドを表現しています。

Posted at 2025/08/16 10:08:10 | トラックバック(0) | カーオーディオについて | イベント・キャンペーン
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サウンドピュアディオの井川です。 福岡県・山口県でカーオーディオ専門店を営んでいます。 アーティストとのコラボレーションにより、より生演奏や生の声に...

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