2014年03月07日
最近店頭でお客さんの対応をしていて絶句した事があります。
それはピュアディオのデモカーを聴いた他店でシステムを取り付けた方が、
「オーディオ評論化が誉めていない商品を使ってこの音は凄いですね。 これで評論家の先生が勧める物でシステムを組んだらもっといい音が出るんでしょうね。」と・・
音がいいというのを認めてもらったのは嬉しいのですが、後の言葉には何も言えずに、ただ黙って何も言いませんでした。
前にも同じ様な事があったのですが、自分が評論家の先生の言っているここがおかしくて、と説明したら怒って帰った人がいるので、「ここは何も言わずに摩擦を避けて帰っていただこう。」と今回は適当に話をはぐらかして何も言いませんでした。
ピュアディオのユーザーの方ならお分かりでしょうが、実際のところは評論家の先生の褒めている物を使っていないから音がいいというのが正解です。
他にもう一例絶句したのが、他でシステムを組んでおられる方が、「最初はシステムアップしたら音が良くなっていたのに、途中から音が変になったというか、ゆがんだ様に音が聞こえるんです。」というご相談がありました。
その車を見てみたら静電気を利用して音質改善するパーツと、静電気を除去して音質改善するパーツの両方がこれでもかと複数付いていました。
これには絶句しました!
それぞれ別方向に効果をかけている訳ですから音がゆがんで当たり前なのですが、評論家の先生が褒めている商品を大量に付ければこんな事が起こります。
取り付けたお店も、とにかく商品を売って売り上げを上げる事を考えるよりも、どうしたら本来の音に近づくのか、いいアーティストのPA無しの生演奏か、あまりPAに頼っていない小ホールの音でも聴いて参考にしたらこんな事にはならないんでしょうけどね。
Posted at 2014/03/07 12:28:57 |
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