今日は2回目の書き込みです。
本日ご紹介の1台は先日の福岡店の作業からボルボのV60です。
専用の異型パネルのナビオーディオが全車標準装着で・・
エンジンをかけたらボルボのマークが浮かび上がってきます。
スイッチパネルの奥は空洞になっていて、デッキ交換などは出来ません。
あっ、急に内装色が変わったと思われた方もあるかも知れません。
実はののい部分を撮影し忘れたので月中に札幌に行った時撮った写真を使いました。
このボルボの純正オーディオの特徴はスピーカーのインピーダンスが2オームで設計されていて、車両のアンプも2オームスピーカーありきで設計されています。
札幌に移動した時は市販品との純正側のインピーダンスの差との戦いでした。
今回は2台目ですから前よりはスムーズな作業が行えましたが、内容はベーシックパッケージにフロントドアスピーカー交換と、フロントドアのベーシック防振です。
ボルボの縦に長いスピーカーグリルは一見トヨタみたいな楕円が入っている様に見えますが・・
丸の16センチにその上に中音用のスコーカーが付く構造です。
この場合純正ドアスピーカーにスコーカーをプラスでベーシックパッケージを取り付けないとドアスピーカーとツイーターの間に薄い音域が出来てしまい、もうひとつの方法としてドアスピーカーを中音域が十分に出ている物に交換するかのどちらかになります。
また車両のアンプが2オームで設計されているためにミッドスピーカーのユニットはJBLの3オームで設計されている物を使用して、写真に出ている4オームに合わせているパッシブネットワークは使いません。(写真は660ですが実際に使用したのは560です)
まあ4オームで設計されたアンプでも純正ネットワークは使いませんけど・・
作業はドアを開けてスピーカー交換と、防振メタルと防振マットを使ったベーシック
防振の施工を行います。
輸入車の場合は国産車と違って外板裏はしっかりしているので、主に内側のプラスチックの鳴きをメタルで防振します。
ダッシュ上にはJBLのツイーターをピュアディオ製スタンドを使ってセットしますが、札幌店で施工例があるので短時間でツボを得た取り付けが出来ます。
全ての接続が終わったらピュアコンの交換用コイルを車の近くまで移動してあれこれ交換します。
実は札幌店のお客様のボルボは自分が到着した時は既にアウターバッフルにしてあって、インナー取り付けの状態で聞くのは初めてでしたから一から探り出しました。
イコライザー調整もインナーとアウターで違うので一から探り出しましたが、ボルボは5バンドのイコライザーとは別にバスとトレブルが付いていて、その両方の組み合わせで出来るパターンが違うのでかなり時間をかけてピークポイントを探りました。
自分が東京に行っている間にお客様が来られたので直接感想は聞けなかったのですが、かなり音が良くなったと喜んでおられたそうです。
Posted at 2014/03/28 16:10:48 |
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