昨日は朝7時半に福岡を出て10時に山口市のFM山口に到着して、生放送終了後に宇部店へ行き、そこで用事を済ませて再び福岡店へ向かいました。
福岡店では納車前のお車が3台スタンバイしていて、長崎県からのお客様の音調整が終わって納車して一息ついたところで写真を撮っていなかった事に気付きました。
その後2台の音調整を行って、夜のうちに再び山口県に戻ったので一日で1往復半プラス山口市まで往復の約440キロを移動をしています。
そんな訳で体は宇部店にありますが、今日ご紹介の1台は昨日の福岡店の作業からマツダのMPVです。
デッキはナカミチのCD500をピュアディオチューンした通称CD500PPです。
マレーシアの工場で作られたアメリカ用のモデルに手を入れているので、通常の日本向けのモデルには付いて無い盗難防止用のスイッチが右端の下に付いています。(日本は治安がいいのでここを使われているお客様はおられません)
またアメリカはFMラジオの周波数が88メガから108メガまでで、日本が76メガから90メガまでのためにほとんどの局を聞く事が出来ません。
そこでラジオの部品を交換して日本の放送局が聞ける様に手作業でチューンしたのですが、その結果他のソースに比べてラジオの音がやけにいいという現象が起きてしまいました。
そこで他のソースの音質も上げる作業も行って、かなり手が入ったために通常のPモデルに更にプレミアムのPを加えてPPモデルとしたという経緯があります。
次はスピーカーですが、ドアにアウター・スラントのバッフルを製作してJBLのP560のミッドを取り付けました。
ダッシュ上にはピュアディオ製スタンドを使ってJBLの外ドームタイプのツイーターを装着していますが・・
こちらは仰角が決定して左右の振り角をこれから決めるところです。
このスタンドはポンと置いているようですが、音が出た後に振り角を決めてから固定出来るので便利です。
そしてリアのラゲッジにはウーファーボックスを製作してサブウーファーが付いています。
前から見るとこんな感じで、JBLの25センチウーファーが付いています。
ウーファーとフロントスピーカーの調整は助手席下のチャンネルディバイダーで行います。
手前に出して調整して、後で後ろに下げますが、そのまた奥にはパワーアンプが隠れています。
チャンネルディバイダーでウーファーとミッドのつながりを調整した後にはグローブボックス下のピュアコンのパーツを交換してミッドとツイーターのつながりを調整します。
ピュアコンは周波数レンジやレベルの他にインピーダンスもコントロール出来るので、マルチアンプの様にアンプとスピーカー直結で細かいレベル調整は出来ても細かい音色合わせが出来ない様な事はありません。
例えば弦楽器で全ての弦の音色を揃えるにはインピーダンスが調整出来ないと表現出来ない音があります。
それを音楽アーティストさんは「イコライザーで上げる下げるの問題ではない。」と言われます。
あれこれとパーツを交換して最終的にMPVは本来の楽器の音に近い状態にセッティング出来ました。
Posted at 2014/08/21 15:49:46 |
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