今日ご紹介する1台は先日の福岡店の作業からルノーのメガーヌです。
赤いホイルにストライプが入っている限定車です。
ちなみにシートはバケットで2シーターでした。
ディスプレイと操作部が分かれた異型パネルの専用オーディオ付き車にベーシックパッケージの取り付けを行いました。
純正ツイーターがダッシュ上に付いていましたがここは使わずにその後ろにピュアディオ製スタンドを使ってJBLの外ドームタイプのツイーターを取り付けました。
このスタンドは仰角が5度刻みであらかじめ作られていて、ダッシュの傾斜に合わせて選んでから付けています。
最近では左右のダッシュの傾斜が違っている車が多く、慎重に角度を選んでから取り付けています。
ドアスピーカーは真ん中ぐらいに13センチの物が付いています。
実際にルノーの車を買って実験してルノー車には強いサウンドピュアディオですが、これまでのルノー車はドア下部に16センチが付いている車だったのでこれまでのデーターはデッキ部しか使えず、スピーカーに関しては一からコイルの適正を探し出しました。
プレイヤー部にいつも聴き慣れた調整用CDを入れて再生して・・
棚からコイルを持って来てとっかえひっかえしながらいいポイントを探しました。
このいいポイントというのが曲者で、交換しながら聴いていると音の良くなる組み合わせが何個も出て来ます。
その中から本当にいいポイントはこれだ!という値を探さないといけない訳で、いい感じで聴こえても更に違う巻き数でいいポイントが無いか探して、最終的に候補をいくつかに絞ってからその中から本当の一番を探すという気の遠くなる作業です。
ただ自分は運転席に座って何番を持って来てと言っては、次は何番と指示をしているので水戸黄門状態です。
そしてドアスピーカーとダッシュのツイーターのマッチングが取れたら次にシート後ろに取り付けたパワードのサブウーファーを鳴らしてドアスピーカーの一番下の音域とウーファーの一番下の音域を合わせるためにパーツの交換と試聴を繰り返します。
ルノーの純正デッキはウーファーを取り付けた時にドアスピーカーの低い周波数をカットしてウーファーとかぶらない様にする機能は付いていませんが、ピュアコンの先にオプションのパーツを取る付ければハイパス機能が追加されてウーファーとのマッチングが取れます。
しかもハイパスの周波数の設定が一般メーカーのクロスの刻みよりも細かいので、市販品の組み合わせでは再生出来ない細かい音の表現が可能です。
自分の調整用CDの後はお客様のCDで音の確認を行いましたが、武道館のライブ音源のCDをお持ちでした。
自分は何度も武道館に行ってコンサートを聴いていますし、普通の人が座れないプレス席に座ったり、親しいアーティストさんから関係者以外立ち入り禁止のエリアにも入れさせてもらった事があるので会場の雰意気や音の響きは熟知しています。
今回のメガーヌのシステムはお客様のCDに入っている音に対してこの価格帯ではどこの店よりも正確に鳴らしていると思っています。
Posted at 2015/03/27 11:34:26 |
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