先日山陽小野田市にある倉庫をゴソゴソしていたら、こんな箱が見つかりました。
昭和の終わりから平成の初めにかけて製造されていたATX-10というツイーターです。
黒い外ドームタイプのツイーターですが、音の滑らかさはいいのですが、その大きさゆえに取り付けには苦労しました。
この黒い外ドームの音を現在に蘇らせようとピュアディオがオリジナルで生産しているATX-25と比べるとかなり大きくて、ダッシュが平面の車でないと取り付ける事は出来ませんでした。
30年前はドアが平面的な車も多かったので、この位置に取り付ける事もありました。
現行で大きい目と言われているJU60と比べてもこのぐらいの差だからかなりの大きさです。
ケースを内張り側にネジで固定して、それからユニットを取り付けていました。
イギリスから輸入していたのはナカミチで、価格は2本で35000円でした。
これは製造年月日が1990年4月19日だから、モデルとしては生産終了の手前の物ですね。
現在ATX-25をお使いの方の中にもATX-10が現行だった時にお使いだったお客様もおられて、もう使われなくなったATXのネーミングをピュアディオブランドとして復活させて、喜んでおられる方もおられます。
ATX-10はネットワークがケースの中に内蔵で、融通が利かなかったのが、ATX-25用のメインユニットは現在14種類から選べて、しかも角度がスタンドを交換すれば自由に変えられるセッティングフリーになっています。
「こういう音色のスピーカーが欲しいが、今はどこも売っていない!」そんな声に応えながら、小型化とハイエンドが伸びる様になって現在の音源にも対応出来るATX-25は、もうじき400セットの完売が近づいていて、200セット単位の生産なので、600セット目の生産を行なうぐらいのヒット商品となっています。
Posted at 2017/02/15 18:29:11 |
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