近年は異形パネルの専用ナビオーディオ付きの車が増えて、ヘッドユニットの交換に大加工が必要か、または交換が出来ない状態になっています。
そこでパワーアンプの追加が必要なシステムアップを行う時に必要なのがハイローコンバーターで、スピーカー出力しか持っていない純正オーディオをRCA化します。
サウンドピュアディオでは左のノーマルのハイローコンバーターの細い入力コードを、右の太いPSTケーブルに交換して音質アップを図っています。
しかもPSTケーブルはプリント基盤を通さずに、中のパーツの足に直付けしてあります。
それ以外では元々4CH用のモデルの内側2レーンのパーツを撤去して、左右のセパレーションを上げて、大型のパーツの取り付けを可能にして、音質を向上させています。
一部の車種では外部アンプを取り付ける時に必ずハイローコンバーターが必要で、アンプの中にはハイローコンバーターが内蔵されている物もありますが、単体のコンバーターに比べれば性能が劣り、ピュアディオでは外付けのコンバーターを更にチューニングしているので、アンプにスピーカー出力を直接つなぐのと比べれば音質を二段階アップさせた事になります。
純正オーディオにパワーアンプを取り付ける場合に、いくら高性能のアンプを取り付けてもハイロー部分の性能が悪いと音量は上がってもクオリティーは一定以上上がらず、ここが音の要と言ってもいいでしょう。
しかも販売価格は2万円以内ですから、人気は高いです。
先日もチューニングしていた在庫が切れたので、ベースモデルを5個仕入れて加工しました。
チューニングの作業は従業員に内側2レーンのパーツの取り外しと、プリント基盤の使わない部分に信号が回らない様にするために銅箔に切り込みを入れる工程をしてもらい、それより後の工程を自分が行って、5個全てをチューニングしました。
一度チューニングした製品を聴いてしまうと、もうノーマルは聴けないぐらいの音の差と魅力があります。
Posted at 2017/08/22 07:12:20 |
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