今日ご紹介する1台は、昨日の福岡店の作業から、アウディのA4です。
全車異型パネルのナビオーディオ付きのお車で、ベーシックパッケージの取り付けと、ドア防振の施工を行ないました。
メーターパネルは針式ではなくて液晶パネルになった最新モデルで、まだデーターが取れていない車両だったので、数日前から調査を行なっていました。
ドアの内張りを開けるとサービスホールが少ないゴルフⅦと同じタイプの鉄板でした。
外板裏は鉄の張りや防振材が沢山あったので響きが少なく、ベーシック防振のメタルやマットは外板裏とインナーパネルと内張りの3ヶ所に分散して貼っています。
外板裏が最初から固めてあるせいか、内張りのプラスチック裏には吸音材が貼ってありませんでした。
内張り裏に下処理をして粗目を付けて、手作業で厚い薄いをランダムに作って、セメントコーティングを行ないました。
セメントコーティングが乾燥したら内張りをドアに組み付けて、ドアポケットの内側に防振メタルを貼り付けたらドアの作業は完了です。
先代のA4の車両アンプはトランクルームに有ったのですが、現行モデルではグローブボックス内にプレーヤーがあって、その裏にパワーアンプが付いていて、ゴルフⅦと同じ方式です。
純正ツイーターはダッシュ上に上向きに付いていて、そこはガラスの反射があって実際の音とイメージが違って来るので使わず、スタンドを使ってピュアディオブランドのATX-25ツイーターを取り付けました。
最初にゴルフⅦ用の値を入れて、それで合わないので現行パサートの値を入れて、更に現行A3の値を入れても合わず、先代のA4の値も合わずで、現行のA4に合う値を1から探り出す事になりました。
メインのブラックボックスもかなり種類があって・・
後付けコイルも沢山あって、これらの組み合わせをあれこれ変えて、最もマッチングが取れる組み合わせを探しました。
後付けのコイルは普通は機械巻きしたコイルを後から巻き変える方法を使っていますが、A4では何も無いプラスチックボビンに一から銅線を巻いて行く手法で、インダクタンスがかなり少なめの巻き数の物を作りました。
少ない巻き数のコイルを何個か試して、最も生音に近く聴こえる組み合わせを見つけて、自分のCD以外ではお客様のSDカードとCDと、FMラジオの音も確認してセッティングは終了しました。
最後に完成した車両をピットから外に出して、ゲリラ豪雨を想定した雨漏りチェックを行いました。
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