今日ご紹介する1台は、先日の福岡店の作業から、トヨタのハイエースです。
イクリプスのナビオーディオを装着した状態で入庫となって、以前乗られていたお車からスピーカーを移設して取付けて、ドア防振の施工も行いました。
まずドアの内貼りを外して、サービスホールを塞いでいる鉄板とプラスチックを外して、外板裏にベーシック防振の施工を行いました。
外板裏は何も貼ってなくて、スピーカーの背圧で振動します。
丸と四角の防振マットと、ゴールドに輝く防振メタルの3種類を貼り合わせて、ドア全体の響きを静めます。
外した内張りにはセメントコーティングの施工を行いました。
ハイエースのスピーカー位置は元は低い位置にありましたが・・
真ん中付近にアウターバッフルを製作して、初めより位置を上に移動しました。
スピーカーはピュアディオブランドのZSPに似ていますが、これは1990年代に買われたB&W製の13センチユニットで、もうほとんどの方が健常に動作せずに買い替えられているところですが、今でもきちんと動作しています。
ピュアディオのZSPシリーズは元々B&Wの13センチユニットが痛んで使えなくなった時の交換用として開発されいるので、似ていて当然なのですが、本家本元のB&Wの13センチユニットでまだ健常に動いているのは、これが最後ではないかと思います。
ダッシュにはワイドスタンドを製作して、B&W製のブルードムのツイーターを取付けています。
ピュアコンのパーツは古いスピーカー用でもピュアディオ推奨モデルだと、最後の1台が使えなくなるまでストックしていて、福岡店の棚に沢山乗っているユニットから、最も合う組み合わせを探し出します。
ピュアコンのマッチングが取れたら最後にナビのイコライザー調整を行って、音を整えたら納車の準備に入ります。
ハイエースのお客様は福岡店が出来る前の90年代に宇部店でスピーカーを取付けられていて、2000年代になって福岡店がオープンして、元々宇部店で取付けた商品を福岡店で移設させて頂いています。
ピュアディオの様にスタジオのモニタースピーカーの音を参考にとか、アーティストさんに実際にお会いして音造りというのは特殊な手法で他に例がなく、福岡県から来店されるお客様もおられたので福岡に出店しました。
本日の福岡店は長崎県からのお客様の作業を行っていて、こちらのお客様も福岡店が出来る前からのお客様で、今回は帰りは隣の貝塚駅から地下鉄と電車を乗り継いで一度長崎まで帰られて、以前の福岡店に比べたら交通の便が良くなったかな?と思いながらブログを書いていました。
Posted at 2018/04/27 09:52:27 |
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