今日ご紹介する1台は、自社の車両のBMW7シリーズです。
その前に使っていた5シリーズからシステムをそのまま移設したのですが、車両のアンプがスピーカーでパワーを消費しないと音が止まってしまう制御が入っていて、ハイローコンバーター内蔵のイコライザーアンプが使えなくなってしまいました。
アンプの輸入メーカーに聞いたところ、セメント抵抗を組み合わせたパーツで音が鳴る様になるという事で、取り寄せて使ってみたら確かに動作するもののロスがあって、更に内蔵のハイローコンバーターでもロスが出たら2重のロスで、「これなら車両アンプをそのまま使った方がましだ!」とピュアコン取り付けとスピーカー交換で一度聴いていました。
純正デッキに簡単なイコライザー付いていて、これでも使えなくはないけれど、5シリーズの時に比べて7シリーズの方が音が悪いというのが我慢出来ず、仕事の合間・合間に作業を続けて、遂に音に結論が出ました!
何とARCのピュアディオチューンのアンプが2台付いて、イコライザーも通して7シリーズの車両アンプが止まらずに、通常のアンプの輸入元が推奨する使い方に比べたら二段階で起るロスもほぼ無くした状態で、前の5シリーズのでの限界点を越えました。
最初の頃はエンジンをかけた時にオン・オフを繰り返して動作が不安定だったり、センタースピーカーが強すぎてアッテネーター回路を入れるとアンプが止まったりとトラブルだらけで、音を我慢するか動作が不安定なのを我慢するかの2者選択でした。
それがセンターレベルもきちんとなり、何度エンジンをかけたり切ったりしても確実に動作する様になり、BMWの純正をベースにした音としては前の5シリーズを完全に上回りました。
ドアスピーカーはインナー取り付けでピュアディオブランドのISP-90を取り付けて・・
ツイーターは吹き出し口に対して絶妙な付け方でスタンド作ってJU60を取り付けています。
またリアドアのスコーカーがかなり耳に近く、フロントと質感が合わないので、ここにもISP-90を取り付けています。
純正のハーマンシステムのツイーター位置がリスナーに近く、そこが更にそれた状態で聴こえていたのと、スコーカーとツイーターの距離感がちょうど良くなったので、長時間のドライブでも聴き疲れしない音になりました。
一昨年から3シリーズ・5シリーズと攻略して来て、7シリーズでは予想外の車両アンプとの相性という問題に直面しましたが、今後他のもっと台数が売れているシリーズにこの方式が普及するという事を考えたら、今のうちにつまずいて対策が出来たので、長い目で見れば良い体験が出来たと思っています。
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