今日ご紹介する1台は、先日の宇部店の作業から、マツダのCX-5です。
先代モデルの後期型で、2DINサイズに見えますが実はマツダコネクトの専用ナビオーディオで、ボリューム等はシフトの辺りに付いています。
今回はマツダコネクトをベースとして、後はフルシステムの取り付けを行いました。
前後のドア4枚はセメントコーティングを含んだフル防振の施工を行って・・
フロントドアにはアウター・スラントのバッフルを製作して、前に乗っておられたお車からピュアディオブランドのZSP-MIDを移設して取り付けました。
ツイーターはダッシュにワイドスタンドを製作して、JU60を取り付けています。
フロントのスピーカーはグローブボックス下に取り付けた4連ボのピュアコンで音域幅とインピーダンスとレベルを調整して、ラゲッジに取り付けているパワーアンプから音を送って来ています。
ラゲッジにはマツダコネクトの車両アンプの信号をハイローコンバーターでRCA化した状態で送って来て、デジタルプロセッサーでフロント信号とウーファー信号に分離した後にイコライジングして4CHのパワーアンプに送り、フロント2CHで使用して、リアはミックスモノラルにしてサブウーファーを鳴らして、車1台で3WAYのシステムとして動作させています。
ウーファーはサウンドピュアディオのロゴ入りの25センチウーファーで、派手なこれみよがしなウーファーではなく、自然にフロントスピーカーにつながる、独自の鳴り方が特徴です。
全ての結線が終わったら運転席に座った状態でCDを聴いて、手元のリモコンでイコライザー調整を行います。
マツダコネクトはバス。トレブルの2トーンで、そこはセンターでイコライザー側で音調整を行っていたのですが、ハイローコンバーターはスピーカーでパワーを消費している状態とは違って、センターでもかなり勢いが付いた状態で聴こえるので、2トーンを下げたり戻したりしながらバランスの良い組み合わせを探りました。
同じ車両アンプでもスピーカー駆動かプロセッサーを動かすかで全く特性が変わって、かなり時間をかけてじっくりと調整を行いました。
先週の月曜日はJR上野駅公園口のすぐ向かいにある、東京文化会館に行き『ドイツ・カンマーフィル・ハーモニー管弦楽団』のコンサートを聴きに行きました。
ここの大ホールはこれまで聴きに行ったコンサートホールの中でも最も響きが良く、写真ではお伝え出来ませんがホール側面の造りがすごく工夫してあって、見るからに音が良さそうな感じを醸し出していました。
ただしそれは見た目から来るプラシーボ効果ではなくて、数々のホールでコンサートを聴いてきたからこそ分かる、理想のホールの形だと感じました。
ホールの良さに加えて、ソリストがバイオリニストのヒラリー・ハーンさんで、今回の来日では福岡には来られなかったので、わざわざ東京まで聴きに行く事にしました。
コンサートは全てPA無しの生音で、演奏も会場も素晴らしく、飛行機に乗って泊りがけで来た甲斐が有ったと感動した演奏でした。
月曜日なのに昼前に仕事を抜けて聴きに行ったので、社員が仕事をしている間にコンサートを聴いているので一音一音を大切に聴いて帰りました。
そしてそれから1週間も経たない12月15日の土曜日は、福岡市の電気ビルみらいホールに仕事を途中で抜けてコンサートを聴きに行きました。
フラメンコ・ギタリストの沖仁さんのアルバム『スペイン』の発売記念コンサートで、夕方5時から開演だったので1時間以上前には福岡店を出て、天神の辺りの駐車場はほとんど満車で、何とか近くの駐車場に車を止める事が出来ました。
沖仁さんともう一人のギタリストと、ピアニストとパーカッションとの合計4人構成で、ピアニストの野崎洋一さんは以前宇部店のお客様とそのご家族を対象としたコンサートで演奏して頂いた方でした。
完全に仕事の途中で聴きに行っているので、仕事の一環として一音一音大切に聴いて、素晴らしい演奏ですがあまりに真剣に聴き過ぎて、コンサートが終わった時はどっと疲れていました。
仕事を抜けて聴きに行っているという事は、次の音造りに活かさないといけないというプレッシャーもあり、福岡ではコンサート会場の近くまで車で移動していて、帰りに先ほどの演奏との聴き比べという大事な仕事も残っています。
そして沖仁さんのスペインのアルバムのPRには『サウンドピュアディオ・プレゼンツ 音解(オトトキ)』に出演して頂いていて、その縁もあってコンサート終了後は楽屋に招待して頂きました。
今回のアルバムは日本とスペインの外交関係樹立150周年を記念したもので、文化貢献されている素晴らしいアーティストさんとお付き合いできて光栄に思います。
元々沖仁さんの演奏は三味線プレイヤーの上妻宏光さんのコンサートでゲスト参加されていた時に聴いた事があって、上妻宏光さんとはもう12年のお付き合いで、オリンピックの招致の時にIOCの役員の方の前で演奏された事がある素晴らしい方です。
サウンドピュアディオの生音に対するこだわりは、こういった良い音で素晴らしい演奏を年に何度も聴きに行って、演奏者ご本人の伝えたい音をリスナーの間に入ってお助けするという黒子的な役割で、より正確な音をお届け出来る様に努力しています。
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