サウンドピュアディオの3店舗は明日までお休みですが、井川ブログは休まずお届けしています。
今日ご紹介する1台は、年末の宇部店の作業から、日産のNV200バネットです。
以前乗られていたお車からの移設作業で、当社のNV200を乗られて気に入られて、5ナンバーの同じグレードを購入されました。
ただし5ナンバーなのにバンパーは4ナンバーの物に付け替えて、ホイルキャップも外してセンターキャップにして、中身が5ナンバーのシートレイアウトなのに、わざわざ4ナンバーの見た目にするカスタムがしてあります。
オーディオレスの状態で入庫となって、カロッツェリアの楽ナビの取り付けと、ベーシックパッケージの移設作業と、ドアのベーシック防振の作業を行いました。
まずドアの内張りと防水シートを外して、手順書を見ながら外板裏を指で軽くはじいて、響きの中心を見つけて行きます。
響きの中心を見つけたらどこに何の材質を貼るかマーキングして、片ドア8枚ずつの防振メタルと防振マットを貼り合せます。
そして宇部店にもNV200があるので、ドアを外側からかるくたたいて響きを確認したら、何故か同じ響きになりません。
そういえばうちのNV200はマニュアルの片ドア8枚を超える枚数が貼ってあって、一度プラス6枚の14枚貼りにしたら音が詰まって表現力に乏しい響きになってしまったので、無理にいらない所を徐々に剥がして行って、結局プラス2枚の片ドア10枚貼りがマックスという事が分かり、今回は左右で4枚プラスで4000円の追加で、うちのNV200と同じ仕様にしました。
他には日産純正のこのスピーカーに、車内からPSTケーブルをひいて来て音質アップの実験をして、スピーカーケーブルのグレードを上げた事で低音が出過ぎて、逆にバランスが悪くなり、本来のベーシックパッケージの良い所が表現出来なくなったので、車両配線を使って音決めをやり直した経験があります。
ツイーターは前のお車で使われていたピュアディオブランドのATX-25を移設して取り付けて、ダッシュの見晴らしの良い場所から高音を注ぐ様に取り付けました。
楽ナビからの音信号はグローブボックス下のピュアコンに送って、以前使われていた4点セットのコイルをNV200に合う物に交換してマッチングを取りました。
以前に乗られていたお車に比べてNV200の方がかなり下にスピーカー位置がなるので、ドアスピーカーの上限周波数を決めるコイルの巻き数はかなり少な目の物を使用して、ツイーターとドアスピーカーの間に足りない音域が出来ない様にしています。
最後に楽ナビのイコライザーを調整して、生声や生演奏に近くなる様にあれこれと組み合わせを変えて、最終的に3ヶ所1クリックずつ動かした所でメモリーをして終了しました。
NV200はどちらかと言えば取り付け条件の悪い車ですが、事に当社の車で時間をかけてマッチングを取っていたので、2台目ならではの短時間でツボを押さえた良い音を再生する事が出来ました。
お客様は、「ベーシックのWパッケージでこんな良い音が出るとは!」と、驚かれていました。
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