今日ご紹介する1台は、一昨日の宇部店の作業から、スバルのフォレスターです。
スバル純正のカロッツェリアの楽ナビを装着した状態で入庫となって、ベーシックパッケージの取付けと、ベーシック防振とセメントコーティングの施工の、トリプルパッケージの作業を行いました。
まずはドアの内貼りを外して、防水シートを一度外して外板裏にベーシック防振の施工を行います。
外板裏の一番響く場所は工場であらかじめ防振マットが貼ってあり、それ以外の場所に防振マットと防振メタルを貼って行って、ドア全体の響きを鎮めます。
内張り裏の白い吸音フェルトは一度取り外して、セメントコーティングを施工した後に元に戻します。
これは宇部店だけですが、設備と頭数が揃っているので、日帰りでのセメントコーティングが可能です。
ダッシュの上にはスタンドを使って角度を付けてピュアディオブランドのATX-25ツイーターを取付けて、ドアの16センチスピーカーと合わせて2WAY構成としています。
純正の楽ナビからの音信号はグローブボックス下に取付けたピュアコンに送って、周波数レンジとインピーダンスを調整して、ダッシュのツイーターと純正の16センチスピーカーに送ります。
撮影の時点では4ピース構成ですが、後でオプションを1品加えて6ピース構成としています。
全ての結線が終わって音が鳴る様になったらイコライザー調整を行います。
楽ナビといっても以前の5バンドや7バンドではなくて、現行モデルでは一時期のサイバーナビと同じ13バンドのイコライザーになっています。
自分の調整用CDの他FM放送とお客様のSDカードの音源を使って、色々な音源でどう聴こえるかを確認しながら調整を行いました。
SDカードには最近お会いしたSHISHAMOさんの楽曲や・・
これまで2回お会いしているオフィシャル髭男ディズムさんのノーダウトや・・
春にお会いしたばかりのモンキー・マジックさんと・・
SEKAI NO OWARIさんなど、生声で聞いた事のあるアーティストさんのオンパレードで、元の声を知っているだけに「もう少しどうにかならないか・・」とプレッシャーで張り切り過ぎて胃がきりきりと痛くなるぐらい集中しました。
HYさんの楽曲も入っていて、特に自分が好きなソング・フォーは一時期調整用として何度も聴いていて、でもその時はご本にお会いする前で、中曽根泉さんにお会いした時に、「本当はこういう声だったんだ!」と感動したのを思い出しながら調整していました。
フォレスターのお客様は大分県からお越し頂いていて、井川のブログをよくご覧になっているそうで、仕上がった音には「本当に純正スピーカーを使ってもこんなにいい音が出るんですね!」と驚かれていました。
まるで魔法の様ですが、しっかりと手をかければかけただけの成果は上がります。
フォレスターのお客様にはサウンドピュアディオのステッカーを貼って頂いて、ちょうど大分に向けて帰っておられるところを、自分が福岡店に向かっていて追い越して行きました。
遠方よりのご来店、ありがとうございました。
Posted at 2019/07/01 09:52:53 |
トラックバック(0) |
カーオーディオについて | イベント・キャンペーン