今日ご紹介する1台は、昨日の宇部店の作業から、トヨタのプリウスPHVのGRです。
PHVでGRだともうこれより上のプリウスは無いというグレードでしょうか。
タブレットの様な縦に長い専用のナビオーディオ付のお車に、ベーシックパッケージの取付けを行いました。
ドアスピーカーは純正の16センチの丸型をそのまま使用して・・
ダッシュ上に付いている中高音用のスコーカーは中音域のみの再生にして、スタンドを使って角度を付けたピュアディオブランドのATX-25ツイーターで、ガラスの反射の無い上質な高音を再生させます。
ダッシュのスコーカーは構造上高音域は正確に再生出来ず、あっさり得意な中音域のみの再生にする事で音のクオリティーを上げています。
更に中音域の下限周波数を決めているコンデンサも小さくて質感が悪いので交換して・・
見た目もかなり大きさが違いますが、スピーカーに対して直列に入っているパーツは音に影響しやすいので、同じスピーカーでも艶のある音を再生出来る様になりました。
ドアスピーカーとスコーカとツイーターの音域とインピーダンスを調整するのはグローブボックス下に取付けたピュアコンで行います。
通常はベーシックパッケージのピュアコンは4ピース構成ですが、50系のプリウスはどうしても6ピース構成にしないとマッチングが取れずに、そのため価格が他の車種に比べて高めとなっています。
50系のプリウスはディーラーの試乗車の音を聴いた時から手間がかかるだろうな?と感じて、開発車両を買った上でパッケージの開発を行いました。
デモカーで10ヶ月使って買取り会社に持って行って、高値で買い取ってもらったのですが、「これからプリウスを査定に持って行きたいのですが・・」と電話して持って行ったら、先方は30系プリウスのつもりがまさかの50系で、「是非うちで買い取らせて下さい!」と言われてそのまま置いて帰り、1週間後にはそこのチラシの目玉車になっていました。
そんな実車を買ってパッケージ開発しただけあって、元の音が比較的フラットだった純正オーディオでは、3トーンがフラットでも十分に良い音というか、フラットから動かす方がバランスが崩れるぐらいの音の仕上がりになりました。
Posted at 2019/07/11 07:51:25 |
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