今日ご紹介する1台は、昨日の福岡店の完成車から、トヨタのカローラスポーツです。
オーディオレス車にケンウッドのナビオーディオが装着された状態で入庫となって、フロントスピーカーの取り付けと、ドア防振の施工を行いました。
ダッシュにワイドスタンドを製作して、J U60ツイーターを取り付けて・・
ドアの16センチスピーカーを取り外して、13センチ用のインナーバッフルを製作して、ピュアディオブランドのZSPーLTD15を取り付けました。
カローラスポーツのスピーカーグルルは音のヌケが良くて、外からZSPの黄色いケブラーコーンがハッキリと見えます。
ドア内の外板裏には防振メタルと防振マットを貼り合わせて、鉄板の残響を抑えてスピーカーの音質アップと、外からのロードノイズの防止に役立っています。
それと内張の裏のプラスチック部分は手作業で粗目を付ける加工を行い、セメントコーティングを行いました。
これでスピーカーの振動に合わせた音のこもりが消えて、静粛性も断熱性もアップしました。
J U60とZSPーLTD15の音域訳とレベルとインピーダンスの調整はグローブボックス下に取り付けたピュアコンで行います。
合計10ピース構成のフルバージョンで、合計5カ所の音域をコントロールして、音を整えています。
全ての結線が終わって音が鳴る様になったらイコライザー調整を行います。
ケンウッドのナビオーディオはあらかじめ全てのスピーカーに106センチのディレイがかかっているので、これを全てゼロにしてから調整を始めます。
使っていないチャンネルも含めて全てゼロにしておかないと、わずかでも影響を受けているので、接続していないサブウーファーチャンネルもゼロにします。
このケンウッドのナビオーディオは13バンドのグラフィックイコライザーと9バンドのパナメトリックイコライザーの2つが入っていて、そのどちらかを選択して調整する様になります。
最初に13バンドの普通のイコライザーの後に9バンドのパナメトリックイコライザーで調整して、最初に動かす周波数を9カ所決めた後にレベルの調整を行い、更に動かす幅も調整出来るので、9バンドでもパナメトリックの方が複雑な調整が出来て、両方のイコライザーでピークのポイントを探した後で、パナメトリックの方で本体にメモリーして調整は終わりました。
見た目の変化はダッシュの上にツイーターが付いただけですが、見えない部分にものすごく手が入っていて、インナー取り付けでは究極の2W AYスピーカーとなっています。
Posted at 2019/07/13 06:04:31 |
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