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ピュアディオいがわのブログ一覧

2020年08月05日 イイね!

ライセンスフリーの無線


宇部店によく来店される方はご存じと思いますが、店頭の奥の事務机にはデジタル簡易無線の車載器が置いてあります。


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100Vを13・5Vに変換して使っていますが、前のポータブル機を屋外アンテナに繋いで使っていた時は一つのマイクを岩崎さんと兼用で使っていて不便でした。


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店頭のアルインコ製の車載機はマイクが2本つなげるので、小さいマイクを岩崎さんが使って、自分は大きいマイクで、それぞれの机の上に置いて、2台を兼用して使っています。


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このデジタル簡易無線はアマチュア無線と違って資格がいらず、仕事の話でも趣味の交信でも両方使えます。



社員には定休日には社外に持ち出して趣味の交信で使っていいと言っていますが、無線に興味の無い人が多くて、今のところ一人しか趣味の交信で使っていません。




先週自分の車の屋根にマグネットアンテナを付けて、山の上から呼び出しても誰も交信出来なかったというので、今週は自分が移動用ポールを持って手伝いに行きました。


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NV200を斜め後ろに止めて、ポールを伸ばして車載アンテナよりもかなり高くしました。


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ただ高いだけでなく、全ての方向に電波が飛ぶ無指向性ではなくて、テレビのアンテナみたいに向けた方向にだけ電波を強く受けるタイプの八木アンテナというタイプを使用しました。


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この八木アンテナは八木さんと宇田さんという2人で考えたアンテナですで、正式名称は『八木・宇田式アンテナ』です。


でも後に八木さんの方が八木アンテナという会社を作られたので、それで宇田さんが含まれない八木アンテナと呼ばれる様になりました。



自分がポールを準備している時に社員は車載アンテナで1局交信して、その後はギリギリ交信出来るかどうかの弱い電波だったので、ポールの上の八木アンテナに換えたら、メーターが1しか振らない電波が6まで上がって、問題無くノイズ無しで交信出来ました。


ちなみにライセンスフリーでの交信はコールサインは自分で適当なアルファベットと数字の組み合わせを考えて使い、社員のコールは山口YL115で交信しています。




結局北九州方向に向けて2局交信して、周南方向に向けて2局交信して、もう一度北九州方向に向けて1局交信で、車載アンテナの1局を含めて6局交信と、先週の1局も交信出来なかったのに比べたら大漁でした。




無線機は今日再び宇部店の店頭に戻って、屋根の上のアンテナに繋いで仕事で使っていますが、宇部市内に車で移動している時は無指向性のアンテナの方が電波が強く、関門橋を渡る時は指向性のあるアンテナの方が電波が強く入ります。


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自分が中学生の時はライセンスフリーの無線は27メガで0・5Wまでで、外部アンテナの使用が禁止でしたから、現在の351メガで5W送信で外部アンテナOKは当時に比べたらとんでもなく電波方がゆるくなっています。


日本は災害が多いので、免許無しでもそれなりに遠くまで電波が届く様にしたのでしょうが、運用マナーとか運用テクニックが分からないと、せっかくの法規制がゆるくなった部分が活かせません。



スマホは便利ですが、何かで中継局がダウンして、全く使えなくなった時の事を考えて、古臭い無線の交互通話を用意しておくと、いざという時に役立つかも知れません。


Posted at 2020/08/05 19:13:11 | トラックバック(0) | ドライブ | 日記
2020年08月05日 イイね!

日産キックスeパワー スピーカーの音質アップ


今日ご紹介する1台は、現在の宇部店の作業から、日産のキックスeパワーです。


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新型車のためにドア防振調査と、ベーシックパッケージのマッチングの調査をしながら作業を進めて行きました。



まずドアの内張を外すと、フロントには防水シートに静粛性高めるためのゴムが貼ってありました。


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スピーカーはエクストレイルやセレナと同じ様な日産純正の16センチスピーカーが付いていて、これまでベーシックで実績のあるスピーカーですから、そのまま使用する事にしました。

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次に防水シートを剥がして、外板裏の響きを調べて、防振マットと防振メタルの貼り位置を探ります。

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リアも同じ様に貼り位置を探り、リアドアは防水シートにゴムは貼ってありませんでした。


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キッツクスeパワーの外板裏には既に工場装着の防振マットが貼ってあって、その特殊な形も振動減衰に意味があるのでしょう。


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その防振マットが貼ってない部分に、響きの種類に合わせて防振マットと防振メタルを貼り合わせて行きます。


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次に純正のナビオーディオからスピーカー出力をグローブボックス下までひいて行って、借り当てでエクストレイル用のピュアコンを取り付けて、それで一度音を鳴らしてマッチングを探る事にしました。

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ピラー根元の純正ツイーターは鳴らない様にして、ダッシュ上にスタンドを使って、ピュアディオブランドのATX-25ツイーターを取り付けて、純正よりも存在感があって艶のある音を再生させます。


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全ての結線が出来て音が鳴る様になったら、ピュアコンのパーツの値を少しづつ変えて、音が整ってきたところで日産純正ナビのイコライザー調整を行いました。


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中身はパナソニック製で、調整画面で音がいいと感じても、一度ユーザー登録した後に再生画面に戻って、そこで音を確認した後に調整画面の時と差があったらまたイコライザー調整してを繰り返して、生音・生声に最も近いパターンを探しました。



一度ベーシックパッケージプラスベーシック防振で完成して、音を聴いた後にお客様に電話を差し上げて、内張のプラスチックがポコポコ鳴っているという事を電話越しにお伝えして、追加でセメントコーティングの施工をさせて頂く事になりました。

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内張り表と細かいパーツ部分をマスキングして、プラスチックの表面の粗目を付ける施工を行って、意図的にランダムに厚い薄いを作りながら塗って行って、セメントコーティングが完成しました。

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キックスeパワーはノートeパワーに比べるとかなり静かに出来ているのですが、中音域のノイズがかなり取れているのに対して、物凄く高い周波数や低い周波数のロードノイズやこもり音が気になり、このセメントコーティングを加える事で、そのネガティブな部分が改善出来て、オーディオの音以外に車の静粛性が上がり、ドアの開け閉めでも高級感がかなり増しました。

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全車オーディオレスで全車eパワーという思い切ったモデル構成のために、カーオーディオファンの方には気になる1台の様ですが、最初の1台の開発が終わり、かなり良い結果が出せた事をご報告いたします。



またキックスeパワーのお客様にはパッケージ開発のために長期間お車を預けて頂きまして、大変感謝しております。

Posted at 2020/08/05 10:58:54 | トラックバック(0) | カーオーディオについて | イベント・キャンペーン
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