今日はアメリカのジャズ・フュージョンのミュージシャンで歌手のジョージ・ベンソンさんの誕生日です。
1943年生まれで1954年から活動されているという事で、何と11歳の時に演奏家としてデビューされたそうです。
自分がジョージ・ベンソンさんの楽曲を初めて聴いたのは、1976年に発売されたブリージンで、1979年に車を乗り出してから車内でFM放送で聴きました。
もう何度も書き込んでいるのでご存じの方もあると思いますが、自分が初めて車を買った時には、若者が乗る様な車はAMラジオしか付いていない仕様が当たり前で、オプションか後付けでカセットデッキを付けて音楽を聴くというのが当たり前でした。
自分は変わり者で、アンプ内蔵のカセットデッキを買わずにわざわざセパレート式のアンプと、ボリュームコントロールが付いたFMチューナーを買って、前後2WAYのスピーカーで音楽を聴くという風変わりな聴き方をしていました。
FMチューナーなので直ぐに自分の好きな曲が聴ける訳ではなく、NHK・FMとFM福岡を交互に聴いて、「何かいい曲が流れないかな?」と聴いていたら、たまにNHK・FMで洋楽の1アーティストを特集している事があって、そんな時は家に帰るのにわざわざ電波状況の良い場所を遠回りして帰っていました。
そんなある日ジョージ・ベンソンさんの特集の日があって、『ブリージン』とか『ギブ・ミー・ザ・ナイト』などに聴き耳を立てていました。
その後『ターン・ユア・ラブ・アラウンド』という曲が日本でホームオーディオのコマーシャルソングとして使われて、海外ではあまりヒットしなかったものの、日本ではディスコなどで多く流されていました。
その頃に仕事で1日だけホームオーディオの売り場にヘルパーとして立たされた事があって、朝から晩までターン・ユア・ラブ・アラウンドが流れていて、家に帰っても無音なのに頭の中で聴こえる様な気がしていました。
だからといってその曲が嫌いになった訳ではなくて、今でもたまに聴きたくなります。
今日はジョージ・ベンソンさんの誕生日なので、FMラジオで流れているのが、自然と耳に入って来ました。
そのジョージ・ベンソンさんの『ターン・ユア・ラブ・アラウンド』ですが、イースト・エンド×YURIさんの『DA・YO・NE』のバックトラックとして使われていて、当時来日した作曲者のビル・チャンプリンさんが偶然これを耳にして、レコード会社に異議を申し立てたそうです。
後日使用料をチャンプリン氏に支払うという事で和解が成立したそうです。
その後DA・YO・NEの地方版が多く作られて、それらはきちんと使用料を払っていたのでしょうか?
近い所だと博多弁バージョンのSO・TAIがあって、男性が博多華丸さんで、女性は板谷由夏さんでした。
今日ご紹介する1台は、昨日の福岡店の作業から、トヨタのカローラツーリングです。
全車ディスプレイオーディオ付きのお車で、発売当時はCDプレイヤーの設定がありませんでしたが、途中からCD付きの設定が出来て、こちらのお車はCD・DVDプレイヤー付のお車にベーシックパッケージの取付を行いました。
実はプレイヤー付かそうでないかで、微妙にオーディオの音に差があって、現在1台1台音を確信しながらその差異に合わせてピュアコンの数値を選んでいます。
ダッシュには純正ツイーターが付いていて、ドアの16センチスピーカーとの組み合わせで2WAY構成になっていますが、ツイーターの向きが上を向いていて、ガラスの反射を受けるので純正のツイーター位置は使いません。
グリルの前の一番端にスタンドを使って、ピュアディオブランドのATXー25ツイーターを取り付けて、反射の無い理想的な向きで高音を再生させます。
ドアのスピーカーは純正の16センチをそのまま使用しています。
一般的にカーオーディオではドアスピーカーは純正スピーカーから交換しないと音が良くならないという話が常態化していますが、実際にはPA無しの生演奏やボーカリスト本人の生声を聴くと、トレードインスピーカーと呼ばれている物のほとんどは音にクセを付けていて、どこかの音域を強くしたり弱くしたりしてメリハリを付けていて、本来の音楽やボーカリストの声から遠ざかっていて、逆にこもってハッキリ聴こえない純正スピーカーの音を改善した方が生音に近くなると分かって、2007年ぐらいから国産のトレードインスピーカーの販売をやめています。
この純正スピーカーの方が工夫したらトレードインスピーカーよりも音が良くなるという手法は、1990年代にあるお医者様が来店された事がきっかけで、まだ自分も純正スピーカーは音が悪いから交換しなくてはいけないと思っていた時に、「本当に純正スピーカーでは良い音が出ないのですが?」、「それは調べてから言われているのですか?」とか、「それを数値で証明できるのですか?」と聞かれて答えようがありませんでした。
自分も業界全体が『純正スピーカーは音が悪いから交換しないといけない』という方向に行っていたので、それをわざわざ実験する必要も感じていなくて、そのままメーカーの言う事を鵜呑みにして販売していました。
そのお医者様の言われるには「医学の世界では根拠もなく噂話でみんながこう言っているからこうだという話は通用しなくて、きちんと根拠を示さないと患者さんや患者さんの家族を納得させる事は出来ない。」というお話をされました。
実際に純正スピーカーは何故音が悪く聴こえるのか? それは何かで改善する事は出来ないのか? を試してみたら、音が悪く聴こえる部分を改善出来て、更にトレードインスピーカーのクセの方が耳に付いて、「これは純正を活かした方が本来の音楽に近くなる!」という答えにたどり着きました。
その時の自分の根拠を示さずにトレードインスピーカーを販売しようとした自分に指摘をされたお医者様の事は20年以上経った今でも忘れる事はありません。
ベーシックパッケージがもう一つトレードインスピーカーより優れているのが、音信号を純正オーディオの根元から取り出して、太くて純度の高いピュアディオブランドのPSTケーブルで取り出して送っている所です。
なかなか手間がかかりますが、音の新鮮さを失わないためにこの手法を取っています。
取り出した音信号はグローブボックスしたまで送って、比重の高いMDF板を敷いて、その上にピュアコンのブラックボックスと後付けコイルを取り付けました。
横に白いラベルが貼ってあるのがRRタイプという、標準よいりも4400円高いモデルで、パーツが高い分ほど高音の粒立ちが滑らかなのですが、その下にAというラベルが貼ってあって、これはディスプレイオーディオに対応したモデルという事を示しています。
当初はこれまでの標準よりクラスが上のRRタイプをディスプレイオーディオの対応としてしていましたが、ディスプレイオーディオの特性を考えて更に工程を見直した『Aモデル』という、音のギラつきを防ぐモデルを開発しています。
カローラツーリングのディスプレイオーディオでプレイヤー付のモデル専用の値のピュアコンを取り付けて、低音は強めに聴こえたので、3トーンのバスを1クリック下げて聴く様にしました。
そしてリアドアのスピーカーのレベルをフェダーの機能を使って調整して、全ての作業は終わりました。
防振のある無しと、防振の面が1面か2面か3面で前後のフェダーの調整を変えて、音質と量感のバランスを最も良い状態に設定して出庫しました。
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