今日ご紹介する1台は、本日の宇部店の完成車から、ルノーのトゥインゴです。
防振作業が終わってアウター・スラントのバッフルを製作して、以前乗られていたお車からピュアディオブランドのZSP-MIDを取り付けました。
ダッシュにはワイドスタンドを製作してJU60を取り付けて、ピュアディオ推奨のハイエンドのフロント2WAYスピーカーとなりました。
トゥインゴは後部座席の下にスペースがあるので、左下にナカミチのPA-1002Nを取り付けて・・
右下にピュアディオチューンの30バンドのアナログイコライザーを取り付けています。
助手席下には8ピース構成のピュアコンを取り付けて、その横にピュアディオチューンのハイローコンバーターを取り付けています。
一度音を鳴らしてみたら音色が妙に明るいので、純正スピーカーのインピーダンスを測ったら8Ωで、ハイローコンバーターの入力が4Ω設定なので、インピーダンスの変換を行って8Ω動作にしました。
それでもフラットに聴こえないので、一度モノラルでスペアナ測定を行って、その反対方向にイコライザーを動かしてモノラルのレベル上でのフラットを目指しました。
普通はスペアナは使用しないのですが、あまりにフラットからかけ離れていたので、耳で追いかけるのが難しくて、モノラル測定で合わせた後に耳で聴いて、右の耳で聴く左の音と、左の耳で聴く右の音を頭の中で合成してステレオイメージを作ります。
スペアナ測定に従ってイコライザー調整を行ったら、矢印の部分に極端なディップが出来てしまいました。
ここをレベルを上げれば見た目上はフラットに近かくなりますが、こういう場合はツイーターの周波数とミッドの上限周波数が重なっていて、音の出る方向の差で打ち消しあって、それでディップが出来ている事があるので、イコライザーではなくてピュアコンの値を変えてこのディップを無くしてフラットになる様に合わせます。
また純正オーディオから出力されている音がフラットではないために、トーンコントロールでどこまでいじって、イコライザーでここは上下して、この部分はピュアコンで合わせてと、3カ所の組み合わせをあれこれと変えて、ここからはスぺアナではなくて、聴感上のフラットを目指しました。
何度も調整を繰り返して、現在の調整の最後を締めくくるのはDEENさんのプラスティクラブです。
ボーカルの池森さんとはこれまで40回ぐらいお会いしていて、生の声を知り尽くしているので、ここがピッタリ合わないと出庫出来ません。
純正のディスプレイオーディオなりに限界まで生音・生声に合わせて、これから出庫の準備に入ります。
Posted at 2022/02/13 10:41:32 |
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