現在NHKの朝の連続テレビ小説の『ちむどんどん』が放送されていますが、今回はかなりハマって毎朝観ています。
この朝ドラの中で、近年では悪い人がすごく悪いと物語が盛り上がり、それが他人でなくて家族というのが今回のちむどんどんの長男のニーニを演じている流星涼さんで、本人は別に悪い人ではなくて爽やかな方ですが、その憎ららしさがドラマを盛り上げています。
現在は一番下の妹役の上白石萌歌さんが長い間具合が悪くて、よいよ大きな病院で精密検査をするろいう流れになっていますが、「それならもっと早く検査をして、ビッグビジネスで一発逆転と言っているニーニに送るお金があったらそっちが先だろう!」と全国の視聴者の方が思っている事でしょう。
今から何回か前の朝ドラではウルフルズのトータス松本さんが娘に度々お金を無心して来る悪い父親の役で、その同時期に親子のほっこりする歌を歌われていたのに、朝ドラを見ていたので全然歌の良い所が伝わって来ませんでした。
それだけ本人と役は別な物でも、視聴者は入り込んで見てしまうと、どうも混同してしまいます。
混同するというと、以前昭和50年代の赤いシリーズで主役の山口百恵さんに意地悪をする役の秋野陽子さんが、20年後ぐらいに当時を振り返ったインタビューで、「ドラマに入り込んでいる近所の八百屋さんや魚屋さんで、あんな娘に育ててと、お母さんが商品を売ってもらえなかった。」という話をされていました。
まあ、そろそろニーニも養豚場で働いて普通の人になりそうなのですが、主人公の料理人としてどうなるかより、上白石萌歌さんの病気が治るのか?それとも亡くなってしまうのか?そこが非常に気になっています。
Posted at 2022/06/14 12:08:15 |
トラックバック(0) |
世間話 | 日記