今日ご紹介する1台は、昨日の宇部店の完成車から、アウディのTTクーペです。
ディスプレイ表示がメーターパネル内に表示される専用オーディオ付きのお車に、プレミアムベーシックパッケージの取付と、ドア防振の施工を行いました。
グローブボックス内のプレイヤー部を一度取り外して、裏から音信号を取り出して、ピュアディオブランドのPSTケーブルに繋いで、グローブボックス下まで送ります。
ダッシュにはワイドスタンドを製作して、JU60ツイーターを取り付けました。
ドアの内張には粗目を付ける下処理が終わって、セメントコーティングを行って、乾燥を待つ間に
ドアのサービスホールとインナーパネルに金属シートを貼り付ける防振を行います。
内張りを元に戻せばノーマルよりはるかに残響が少ないドアに変わって、純正のミッドバスの音にキレが増しまして、ダッシュのJU60と合わせてプレミアムベーシックパッケージが完成しました。
グローブボックス下には5ピース構成のピュアコンを取り付けて一度音を聴いてみて・・
それからパーツの値を変えたりユニットを増やしたりして、最終的に9ピース構成のピュアコンになりました。
途中で専務に試聴してもらいながら値とパーツ点数を決めて行ったのですが、SSFという低音の一番下を抑えるパーツが、元々低音が不足気味だから付けなくていいと言っていたのが、実際に出来らない低音を抑える音によって、それより上の低音が生き生きとなる様になって、「なぜ低音を抑えたのに低音が出る様になったのか?」と不思議そうにしていました。
これは以前のデモカーのアウディQ5で培った技術で、同じオーディオ構成のTTクーペには確実に効果が出た様です。
見慣れたパネル内容のサウンド調整を駆使して、生音・生声に近いアウディTTクーペが完成しました。
Posted at 2022/11/04 10:07:14 |
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