今日ご紹介する1台は、昨日の福岡店の完成車から、アウディーのA4オールロードクワトロです。
アウディ純正のディスプレイオーディオ付きのお車に、ベーシックパッケージの取付を行いました。
作業はまず左右のAピラーを取り外して、下からピュアディオブランドのPSTケーブルの高音域専用モデルを引いてきます。
ダッシュの純正のツイーターは鳴らなくして、スタンドを使って適切な仰角・振り角を付けたJBLのP560Cのツイーターを取り付けて、Aピラーを取り付けたらダッシュの作業は完了です。
次にグローブボックス下に先ほどの高音域専用のPSTケーブルを引いてきて、フルレンジタイプのPSTケーブルを車輛アンプから取り出して、純正のドアスピーカーに行く配線の途中にフルレンジタイプのPSTケーブルを繋いで、合計6本のケーブルが集まっています。
床の発砲スチロールの一部を切り抜いて、厚くて比重の高いMDF板を敷いて、その上に合計6ピース構成のピュアコンを取り付けます。
今回は後付けコイルを使わない方法で、ドアスピーカーの高音域が伸びていないのでそこはそのままにして、低音域のインピーダンスを主に調整して、ブラックボックスでツイーターの音域幅とインピーダンスとレベルを調整しています。
全ての結線が音が鳴る様になったら、ディスプレイオーディオの音源をあれこれと変えて音の確認を行って、FM放送に関してはスタジオの音の傾向やパーソナリティーの生声を知っている局が2カ所あるので、そこを交互に聴いて音を確認します。
ピュアコンは以前他のアウディで使った値を最初に入れて、そこからこの年式のA4に合わせて行きました。
ブラックボックスは4つ目で最も生音・生声に近い値に辿り着き、周波数レンジは徐々に広げていき、広げ過ぎたと感じたところで1個前に戻して、そこでトーンコントロールをやや動かして音調整を終了しました。
今回のA4オールロードクワトロは、以前デモカーで使っていたQ5と今のデモカーのQ8eトロンの中間よりもQ5寄りの特性で、デモカーにアウディを持っているからのスピーディーでかつ正確な音調整が出来ました。
何か月か前の井川ブログで福岡のマンションの駐車場の185センチ規制にひかからない車で、アウディA4オールロードクワトロが欲しいと書いた記憶がありますが、目の毒になるぐらい魅力的な車です。
本来車が持っている魅力に、ベーシックパッケージの装着で音質がアップして、更に魅力的な車になりました。
Posted at 2025/07/19 10:03:24 |
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