今日は水曜日で宇部店は1週間の始まりですが、福岡店は火曜・水曜お休みのために今日は休業しています。
電話は宇部店に転送になりますので、福岡店の担当者につながります。
それでは今日ご紹介する1台ですが、先日の福岡店の作業から、日産のオッティです。
純正のデッキとスピーカーの状態から、デッキをカロッツェリアの1DINのディスプレイオーディオに交換して、更にベーシックパッケージの取付と、パワードのウーファーの取付を行いました。
この方式のオッティはドアスピーカーが付いておらず、ダッシュに10センチのフルレンジスピーカーが付いています。
ピュアコンを通して10センチスピーカーの高音をカットして、スタンドを使って適切な仰角振り角を付けたピュアディオブランドのATXー25スピーカーで、ガラスの反射の無い滑らかな高音を再生して、音楽の輪郭をハッキリとさせます。
運転席の下にはミューディメイションの25センチのアルミダイキャストボディーのアンプ内蔵のウーファーを取り付けて、ダッシュの10センチスピーカーで再生出来ない低音域を再生させます。
このウーファーは国産の樹脂製の軽くてポコポコしているウーファーに比べて、重みのある低音を再生してくれる優れ物です。
なぜポコポコ音がいけないかと説明しますと、低音に対してケースがつられてらる時に、低音の2倍4倍8倍の音が出ると、その周波数がボーカル音域に重なってしまい、低音の量は増えてもボーカル音が濁ってしまい、何かを得れば何かを失う事になるからです。
安いウーファーを安易に付けてはいけないとピュアディオが日頃から言っているのはそういう事です。
ピュアコンは6ピース構成の物を使って、ツイーターの下限周波数の決定と、10センチの純正スピーカーはツイーターと重なる音域とウーファーと重なる音域の両方の、上限周波数と下限周波数の両方を決定して、車の前周りだけで3WAYでフラットな特性のシステムとしています。
ディスプレイオーディオの中にも調整機能がありますが、帯域分けは全てピュアコンで行ってディスプレイオーディオ内の機能は使わない様にして、ピュアコンのパーツを使う事でザラザラしない滑らかな音で音楽が聴ける様にして、13バンドのイコライザーのみで音調整を行いました。
グラフィック式ではなくて、周波数を1カ所選んでレベルの上げ下げを行って、ウーファーと10センチスピーカーが重なっている音域と・・
ツイーターと10センチスピーカーが重なっている部分が強く聴こえたのでそれぞれマイナス1に振って・・
ピュアコンのブラックボックスは5個目で一番フラットに聴こえる値に辿り着きました。
10センチのフルレンジスピーカーに比べると高音域も低音域も大幅に広がって、かといってドンシャリと言われる高音域と低音域を目立たせた音とも違い、最も生音・生声に近く聴こえる組み合わせが、音楽全体の体感音圧が高く聴こえる様になります。
同じ体感音圧でも全体がフラットに迫って来るのと、音域の強い弱いを意図的に作ってメリハリを利かせるのでは、音楽性が全く違って来ます。
軽自動車のコンパクトな室内ながら、スケール感のあるサウンドに仕上がりました。
Posted at 2025/09/10 10:30:33 |
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