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ピュアディオいがわのブログ一覧

2025年10月16日 イイね!

ラジオの話 第21話


不定期シリーズのラジオの話です。

今年の12月1日で山口市緑町に本社があるFM山口は開局40周年を迎えます。

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開局当時のアナウンサーは江口三枝子さんと清水美代子さんという女性二人が数年間出向か何かで来られていて、男性のアナウンサーで荒瀬英俊という方がおられて、3人編成で放送が成り立っていました。

そのうち江口三枝子さんと清水美代子さんは地元に帰られたのか聞かなくなり、荒瀬英俊さんは2000年を越えて少しして声を聞かなくなりました。

ただ江口三枝子さんは時報の前のJFNニュースで今は声を聞く事がちょくちょくあって、開局当時のメンバーで唯一今でもFM山口で声が聞ける方です。


開局当時に『リヨンの国からこんにちは』だったか?こんばんわだったか、営業の藤井さんが喋られている番組があって、当時藤井さんは26歳ぐらいで営業でも一番の若手だった様な気がします、12月1日の開局記念日から前後1か月ぐらいで『リヨンの国から』の特別版は放送しないのでしょうか?


その営業の藤井さんは今はFM山口の社長になられているので、あの当時のふざけた番組・・いやメチャクチャな番組が出来ないのでは?と思っています。

もしあるのなら是非聞いてみたいです。


他には当時山口大学の学生で作っていたミニFM局の『レディオ・フェリータ』だったかな?のメンバーによる学生向け番組とかあって、その大学生のパーソナリティーだった方も今はFM山口の中でかなり偉いポジションにおられて、『レディオ・フェリータ』の復刻版の特別番組とか出来ないのでしょうか?


それが無理なら江口三枝子さんに1日パーソナリティーをしてもらうとか、40周年で何か開局当時を思い出す様な特別な番組があればいいのにと、日々思っています。


そんな40年前の開局当時は、今FM山口で喋られている大和良子さんや池田桂子さんは小学生ぐらいだった様で、その方々がベテランなのですから40年という時はかなりのものです。


そういえばFM山口が開局した当時はヨーロッパの音楽シーンはというかダンスミュージックは大変な大転換期でした。

イヴリン・トーマスという人が発売した『ハイエナジー』という楽曲が大ヒットして、その様なちょっと暗くて同じリズムが連続する様な楽曲をハイエナジーと呼び、イギリスのレコードミラー誌のダンスチャートがハイエナジーチャートと呼ばれていたのです。

ただ1人の楽曲がいくらヒットしたと言ってもハイエナジーはやや下火になったのが1985年で、その次に明るいポップなサウンドのダンスビートが流行る様になって、それをユーロビートと呼ぶ様になり、レコードミラー誌のハイエナジーチャートはユーロビートチャートに名前が変わりました。


そんな音楽の大転換期が来ているとは知らない山口の一人の25歳の若者が、FM山口が開局した翌年の初めにデモテープを作って「こういう番組を流したいのですが・・」と持ち込んだのが『ソウル&ディスコステイション』というディスコのノンストップミックスの音楽番組でした。

当時はやや暗いソウル系やハイエナジー系の音楽を選んでかけていたのですが、あっという間にハイエナジーチャートが無くなり、明るいユーロビートサウドに取って変わられて、タイトが『ソウル&ディスコステイション』と渋めなのに、かけている楽曲が明るいユーロビートと完全に整合性が取れなくなって、遂に名前を『ディスコ・フリーク』に変えて中身とタイトルがやっと合う様になったという経緯がありました。

ただ『ディスコ・フリーク』は日曜日の夜の12時から30分間という普通はあまり聞いている人がいない時間でしたが、今みたいにコミニュケーションツールが発達していなかったので、ある層にはとても人気のある番組でした。


その番組を企画してDJをしていたのは自分なんですけどね。


自分の担当番組が1年で終わってからは20年間FM山口とは縁が無かった自分ですが、2006年にFM福岡で制作した三味線奏者の上妻宏光さんの番組をFM山口でも放送出来ませんか?というのがきっかけで、2007年にはギタリストの押尾コータローさんの番組や、それからはアンジェラ・アキさんや持田香織さんやMISIAさんなどの番組をサウンドピュアディオの提供で次々と放送して行き、もうディスコ・フリークの井川ではなくて、有名なアーティストの楽曲を引っ張って来る会社の社長という全く違うキャラに代わっていました。


ただそのキャスティングもコロナ禍の影響でだれも福岡に来ないという時期があって、全くめどが付かない時期が続いてなかなか放送が出来なくなりました。

今年は積極的にキャスティングをするつもりだったのですが、今の時点で年3アーティストという状態で、アレキサンドロスの川上洋平さんとパフュームの西脇綾香さんと、これから10月24日放送のジャズピアニストの小曽根真さんともう何アーティストかキャスティング出来れば良かったのですが、今年の予定はここまでです。


そういえば三味線奏者の上妻宏光さんと仲の良いシング・ライク・トーキングの佐藤竹善さんが今週の土曜日の19日に新山口駅北口のFNYゼロスタジオに来られて、FM山口40周年の記念のイベントが開催されます。

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是非観に行きたいのですが、土曜日は宇部店と福岡店を行き来しないといけないのと、日曜日には遠い県外からのお客様のお車を納車しないといけないので、とても行ける状態ではないので、是非お近くの方は新山口駅で行われる佐藤竹善さんのFM山口開局40周年記念行事に行ってみては如何でしょうか?

これまで佐藤竹善さんとは福岡県では何度か放送関係の事でお会いしているので、今回お会い出来ないのは残念なのですが・・

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詳しい事はFM山口のホームページでご確認して是非行って下さいね。


とりとめの無い事をダラダラと書き込みましたが、不定期シリーズのラジオの話をお届け致しました。

Posted at 2025/10/16 16:57:38 | トラックバック(0) | 世間話 | 日記
2025年10月16日 イイね!

続・お客様の質問にお答えして 第37話


不定期シリーズの続・お客様の質問にお答えしてはトータルで37回目の今月で2回目の書き込みとなります。


最近福岡店にいる時は店頭でピュアコンのブラックボックス用のコイル巻きをしている事が多く、宇部店では後ろにコイルを巻くためのスペースがありますが、福岡店はハンダ付けをするスペースはあってもコイルを床に広げるほどのスペースが無く、仕方なく店頭の隅の方で純白のボビンに巻いています。

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そのためこれまで何人ものお客様にその姿を見られて、「本当に一から巻いているんですね!」とか、機械巻してある物をわざわざほどいて巻き替えているんですね!」と驚かれています。

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右の少しクーリーム色のコイルがメーカー製の機械巻した物で、それを全てほどいて左の特別注文の純白のボビンに巻き替えています。

「そんな手間のかかる事をして、本当に音が良くなるのですか?」と良く聞かれますが、機械巻のコイルから手巻きのコイルに替えた方は不思議と音が良くなったというのを実感されているのも事実です。


そこで今日は何故音が良くなるかという部分を箇条書きして分かりやすく解説したいと思います。


1  インダクタンスが大きいい機械巻されたコイルは中心部の径が大きいため、車から発せられる   
   電磁波の影響を受ける事が多く、知らない間に音が濁ってしまっている。

2  内径の小さい市販のコイルで電磁波の進入を防ぐと一定以上こいるのインダクタンスが上が 
   らず、ツイーターの周波数レンジを広げようとするとコンデンサ側の値を大きくしないといけなく   
   て、どうしてもインピーダンスが低くなって、必要以上に鋭い音になってしまう。

3  銅線を巻いているボビンは市販の物は固くて、信号を流した時に出る微弱振動が跳ね返され  
   て音にストレスを与える。
   少し柔らかい材質で振動を外に逃がして、ストレスの無い滑らかな音にする。

4  機械巻は同じ方向にしか銅線を巻かないが、手作業ではムラが出たら巻き戻して更にもう一  
   度巻き返して、たまに途中で止めて型を付けてから次の周回を巻く様にしているので、機械巻  
   には出来ない締め付けが可能になり、結果として銅線の長さの割に高いインダクタンス値を得 
   る事が出来て、更に同時に抵抗値を下げる事が出来る。


とこの様な理由が手巻きコイルを使用した場合のメリットで、材料を供給してもらっている業者方からは「これで社員を使って大量生産すれば儲かりますね。」と言われましたが、これは自分が巻いているからこの結果が得られて、普通に知識と経験が無い者が巻いても機械巻以下の性能の物しか出来ないので、社員を使って量産という事は考えていません。


自分がコイルが持つ性能を知ったのは中学生の時で、その時にドイツのビジーという会社のコイルの優れた性能に引かれて、自分で「ビジーの様なコイルを巻きたい!」バカの一つ覚えで何度もコイルを巻いてほどいてを繰り返していました。

結果としてビジーの様なコイルは巻けませんでしたが、それとは違う別な周波数用のコイルである程度優れた性能の物が巻ける様になって、銅線の長さの割に高いインダクタンス値が得られる=高性能を中学生の時に実感していました。

ただ自分の趣味で高性能というのと、お客様からお金を頂いて巻くコイルは更に上の次元で、おそらく無我夢中で中学生の時に巻いていたレベルのコイルも給料をもらって巻くのであれば、よほどの向上心で自分の作った物をジッと見て、悪い部分を炙り出すという厳しい目を持たないとそれは出来ないでしょう。


たまたま5年前にビジーのコイル付きのアンテナを見つけて、宇部店のコイルを巻く場所に置いて中学生の時の気持ちを思い出しているのですが、これを見て「ステンレスの太い棒を機械で物凄く強い力で巻いている性能を、それより細い銅線を巻いても出来るはずがなかったのでは?」と50年経って気が付きました。

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早いうちに145MHzでビジーの性能に追い付くのは諦めて、145MHzの8分の5波長と51MHzの4分の1波長の両方に同調するコイルに方向を変えて、後は28MHzと21MHzの4分の1波長と周波数をどんど下げて巻きの大きなコイルを作る方向に変わって行き、今のオーディオ用のコイルの原型になっている物を高校生の時には趣味で作っていました。

ただ最初に高性能なコイルを巻きたいと思ったきっかけとして、ビジーのAFー10のコイルは目の前に置いて中学生の時の無心な頃を思い出して、良いコイルを巻きたい!という気持ちを高めながら巻いているので、そういうのが分からない人が巻いて同じ様な物が巻けるのだろうか?
特に「今のこれでいいのか?」とか、「ほどいて一から巻きなおそう!」という自分が作る物に厳しい目が向けられるかを考えると、実際には機械巻以下の性能の物しか出来ないと考えていいでしょう。


ただなぜここまで言い切れるかというと、以前に機械巻した物をほどいていってちょうど良い巻き数で締め直して端子を付けるという作業で、ちょっ気を抜いた事でコイルがばらばらとほどけて使えなくなって、仕方なく違うボビンに一から巻いたら機械巻よりも性能が良かったというのがスタートなので、そこを考えたら機械巻以上の物が社員に作らせて出来るとはとても考えられません。


そんな社員のミスから生まれた一から手巻きコイルですが、自分が当初予定していたよりも良い音が再生出来るのと、車自体が内径の小さなコイルを使わないと良い音が出せない方向にどんどん向かっているのと、純正のディスプレイオーディオがややインピーダンスを高めに設定しないと、過去の様にインピーダンスを下げて無理やり電流を流して勢いを付けるに対応していないので、内径が小さくてインダ
クタンス値が高めの市販されていないコイルの使用が必要となっています。



もう一つの質問がグローブボックス下のピュアコンの外付けのコイルと、ブラックボックスの中に入っているコイルの役割が知りたいというお客様が何人かおられて、外付けのコイルはドアスピーカーの高音域をカットする役目で、ブラックボックスの中のコイルはツイーターの下限の周波数、つまり中音域に近い周波数をどこまで再生させるかをコンデンサとの組み合わせで決めていて、コイルのインダクタンスを大きくしてコンデンサの値を小さくするとインピーダンスを高くする事が出来ました。

またブラックボックス内のコイルはツイーターと繋がっているので、ここの内径を小さくする事で電磁波の吸い込みを大幅に減らして、それで高音域が更に綺麗になったという事です。

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今日は技術的に難しい話になりましたが、日頃からお客様から質問が多い部分を取り上げさせて頂きました。

Posted at 2025/10/16 10:24:33 | トラックバック(0) | 続・お客様の質問にお答えして | イベント・キャンペーン
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