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金曜日の夜は新しく建て変わった福岡市民会館に、ジャズピアニストの小曽根真さんとビッグバンドのノーネームホーシスのコンサートを聴きに行きました。

福岡市民会館は以前は公園よりも海手の方にありましたが、今は天神寄りの公園の横に移動しています。

地下鉄天神駅から歩いて行くと、横断歩道を渡って直ぐなので近くて驚きました。

大ホールには長いスロープを登って、入り口から下って大ホールの一階の真ん中の辺りの席に座りました。

コンサートは１０人以上のビッグバンドで、基本的にＰＡを使っていましたが、要所要所にＰＡを通さない生音で楽器の音を届けてくれて、素晴らしいという言葉に尽きるコンサートでした。

自分の席の周りはＦＭ福岡の関係者の方々で、１０月の終わりにＦＭ福岡とＦＭ山口で放送した『サウンドピュアディオプレゼンツ　音解　小曽根真スペシャル』でパーソナリティを務められたこはまもとこさんもおられました。

番組では今回のコンサートの告知がメインで、音解の番組を聞いてコンサートを聴くと小曽根さんが目指している事がよく分かり、後で考えたらＭＣの５倍以上の内容が詰まった素晴らしい内容で、番組を始めた時の目的の『コンサートのＭＣでも聞けない深い部分まで知る事が出来る番組』という事が見事に実現出来たと感じました。

来場された方の何％ぐらいの方が番組を聞かれていたのかな？と気になっていましたが、知る余地はありません。

今年の『サウンドピュアディオプレゼンツ　音解』は小曽根真さんを含めて３アーティストしかキャスティング出来ておらず、来年はもっとキャスティング出来る様に努力して、音楽の深い部分を知る事で、もっと良い音楽を聴きたいという気持ちを高めて頂ければ、スポンサーとして幸せに思います。

またコンサートの帰りにサウンドピュアディオのシステムで聴いて、先ほど聴いた感動を蘇らせて頂くと、オーディオを生業としている人間としてこれほど嬉しい事はありません。

週末にベーシックパッケージ用のブラックボックスを２セット使用したので、月曜日は使った分を製作して補充していました。

ベーシック用のブラックボックスにはリード線はＰＳＴケーブルのフルレンジタイプを使用していて、作るのにツイーター用の１５センチと、ミッド用の２０センチと、入力側の２８センチの３種類が必要です。

１セット目は既に切り出してあるケーブルがあって、夕方近くにもう１セット分を目分量で両手を広げて切って、最初に１５センチ、２０センチ、２８センチと切って右側を製作して、残りのケーブルを１５センチ、２０センチと切って２８センチに足らなければ２０センチで使って端をカットして、３０センチを越える様なら次の１５センチ２本で使おうと思っていました。

しかし切って行くと最後に残ったのは２８センチでピッタリで、目分量でピュアコン１セット分の長さをピタリと当てていたのでした。

あまりのピッタリの長さでビックリして、慣れによるプロの勘だなと自画自賛しています。