今日ご紹介する1台は昨日の福岡店の作業からBMW・ミニです。
ミニでもちょっと後ろが長いですよね・
真後ろから見ると観音開きのクラブマンです。
右のドアはRX8みたいな構造になっています。
純正オーディオを外してストラーダのナビオーディオに交換してあるところから
ベーシックパッケージの取り付けとベーシック防振の施工を行いました。
BMWミニのドアは国産車と作りが違うので、車体側よりも内張り裏の方をに
防振を行います。
またドアスピーカーは16センチのミッドバスと8センチのスコーカー兼ツイーター
が付いている2WAYで・・
中音域はそこそこ出ていますが、8キロへルツ以上の高音は弱くて歪っぽい
というのがこのスピーカーの泣き所です。
そこで登場するのがJBLツイーターで、余裕を持って5キロヘルツ以上をこちらで
再生して、ドアのスコーカーは高音域の上の方を削って同じ周波数が重なり過ぎ
ない様にコントロールします。
ミッドバスとスコーカーとJBLツイーターの3種類のスピーカーの周波数帯域を
決めるのはグローブボックス下に仕込んだピュアコンです。
クラブマンの施工は初めてですが、今までのBMWミニのデーターを元に
あれこれパーツを交換して音を追い込みました。
ただ普通のBMWミニとほぼ同じ様な特性になりました。
全ての結線が終わってピュアコンの値が決まったら次はイコライザー調整です。
フラットでも十分なのですが、更に細かい所まで追い込んで行きます。
7バンドしかありませんが、これはパナメトリックという最初に動かす周波数を
選んで、それから動かす幅をワイド・ノーマル・ナローと3種類の中から選んで
調整するタイプのややこしい調整です。
イコライザー以外の音調整機能では近いスピーカーの音を遅らせてスピーカーと
スピーカーの間で聞いている様にするディレイ機能がありますが、こちらは通常
運転席から近い右のスピーカーの音を遅らせてバランスを取ります。
ただ助手席に人が乗った場合は右の遠いスピーカーがより遅れて聴こえて、
バランスが取れている右側でも音がよじれて聞こえるために、ここは全て
ゼロにして全てのスピーカーが同時に音を発する状態にします。
ベーシックパッケージは製品の取り付けだけでなく、最後の調整まで含めて
パッケージで、コンパクトながらフロント3WAYの素晴らしいサウンドが完成
しました。
Posted at 2013/11/30 11:49:54 |
トラックバック(0) |
カーオーディオについて | イベント・キャンペーン