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ピュアディオいがわのブログ一覧

2014年06月07日 イイね!

カーオーディオの教則本に書いてある情報は本当か?


実はサウンドピュアディオには成人した自分の息子が2人働いて、次男が大学を出て働き出した半年後に長男が5年間働いていた仕事をやめて入って来た。


そこでピュアコンの元になっているパッシブネットワークの動作原理を教えるためにオーディオの教則本があったので2冊買ってこれをベースに教えようと思ったら・・

これが全然使えない内容なんですよ!


まずメーカー製のネットワークをベースに部品を高価な物に交換しようという考えなのですが・・



まず白いアッテネーション用のセメント抵抗の事が『セメントコンデンサ』と間違えて書いてありました。



次にコイルとコイルの並べ方の部分では5種類の良くないコイルの置き方が書いてあって、別に5種類の良いコイルの置き方の部分では5パター中2つはピュアディオ的にはアウトの置き方でした。


他にはコイルをドアの中の鉄板のそばに付けている写真もあって、この部分については以前の井川ブログでもいけないと書いた事があります。



そしてパッシブネットワークでは定番のクロス周波数の計算式の部分でも間違いがあって、1・5マイクロでの動作の数値がありえない数字になっています。


それに計算式が合っている部分でもパーツの誤差を無視して計算しているから、「ここまでの正確な数字には絶対にならないのに。」と、とても教育用には使えません。




実際にパーツと基盤を用意してネットワークを組み立てる部分ではメーカー製の数値をそのままにパーツを拡大して音質を上げるという手法ですが、これは自分が20年以上前に行って上手くいかなかった手法です。


それは付属の安いパーツだと解像度が低いから周波数レンジを広めに取っていて、それを大きいパーツに替えて解像度を上げると妙に音がギラギラして聴き難くなります。

つまり解像度を上げた分ほどツイーターの一番下に入る周波数のレンジを狭くしないと音が荒くなってデメリットが出てくるのです。


そしてその本にはメーカーネットワークの7・2マイクロが無かったので7・8マイクロにして使っても近似値だから問題無いと書いてありますが、パーツを大きくした上に数値を大きくしたらそれは問題でしょう。


一般的にメーカー製ネットワークはミッド側のコイルの変更による微調整が出来ないためにツイーター側のレンジを広く取っていて、その広さでミッドの微調整の効かなさをカバーしています。

ただその分ツイーターに強いアッテネーター抵抗が入っているために本来一番高いスムーズに鳴らせる音域まで押さえ付けています。


そこがメーカー製のネットワークの泣き所で、そのデメリットを無くして『必要以上にツイーターのレンジを広くしない・ミッド側で出せる高音はミッド側で出す・アッテネーション抵抗は必要最小限の値を使う』の3拍子で音を良くしているのがピュアコン方式なのです。


つまり単なる拡大コピー的なネットワークでは音は良くならないと言いたいのです。



最後にその本で実際に組み立てに入った部分の写真では、その時のハンダ小手の小手先が汚くて・・

自分は不純物が混じったりハンダの乗りが悪かったらいけないので常に小手先はクリーニングしていますし、用途に合わせて3本あるハンダ小手の先の予備は常に持っています。




結局その教則本は『こうやってはいけない!』という見本でしか使えませんでした。

Posted at 2014/06/07 10:35:10 | トラックバック(0) | カーオーディオについて | イベント・キャンペーン
2014年06月06日 イイね!

ホンダ・フィット3HV カーオーディオの音質アップ


今日ご紹介する1台は現在の福岡店の作業からホンダのフィット3のハイブリットです。




オーディオレス車にパナソニックのストラーダを装着して・・





更に下段を加工して1DINスペースを作ってナカミチのCD-700KKを装着しています。




以前にフィット3のグローブボックスを加工して1DINスペースを増設した事がありますが、こちらの方は車を下取りに出す時に元のグローブボックスに戻すだけでパネルに直接加工している訳ではないので、その時のコストが安いというメリットがあります。


今回はコストよりも見た目と操作性重視でセンター加工を行いました。



そしてストラーダとCD-700KKの接続はピュアディオチューンのハイローコバーターを使って700側の外部入力にストラーダのスピーカーアウトをRCA化して入れています。





CD-700KKはアンプレスの為にラゲッジにピュアディオチューンのPA-2004を取り付けていて、ピュアディオチューンのイコライザーとチャンディバも取り付けています。




イコライザーは初期モデルだったためにスイッチを1カ所ダイレクト化してロスを少なくして、RCA端子につながっている内部配線を太い物に交換してバージョン2化しました。




ラゲッジの左サイドには25センチウーファーを取り付けていて、イコライザーとチャンディバの調整が終わったらふたを閉めてスッキリです。




スピーカーは前に乗られていたお車からB&W製のATX-40を移設して来て、ワイドスタンドを製作して取り付けています。



ピュアディオではメーカー純正のネットワークよりも周波数レンジを狭くして使用しているのでツイーターの寿命が長く、普通では劣化してレベルが下がっている時期でもまだアッテネーターでややレベルを抑えないといけないぐらいの高音が出ています。


そのツイーターの長寿命化を手伝っているのがピュアディオブランドのZSP-MIDで、ツイーター音域の一番下の負担が多い部分をミッドで再生しているからこんな事が出来るのです。



それにこのスピーカーはアウター専用設計で、しかもスラントさせる事を前提に設計してありますから、大手メーカーのインナーとアウターの両方使える広い範囲での使用を前提とした商品では再生出来ない音の表現が可能になっています。


音調整はラゲッジのイコライザーとチャンディバのダイヤルを動かして行っていますが、最後にストラーダの音をCD-700KKに入力して聴いてみたら音が薄く感じたので、ストラーダのイコライザーを動かして700と差が無い様に調整しました。




全ての調整が終わり、これから出庫の準備に入ります。
Posted at 2014/06/06 09:20:37 | トラックバック(0) | カーオーディオについて | イベント・キャンペーン
2014年06月05日 イイね!

スバル・XVの遮音性アップ


今日ご紹介するのは昨日のデモカーのスバルXVの走行テストです。






火曜日の定休日にXVに乗っていたら、「どこか耳の近くで、それでいて下の方からアウディA3では聞えないロードのイズが聞える様な?」と思っていたら・・

ここの部分が鉄板の厚さがドイツ車と違ってロードノイズが上に響いて来ているのでした。





そこで多重構造の防振メタルの角型を鉄板が響く場所に貼って走行してみました。







するとロードノイズが少なくなったので更にもう一枚増やして走行しました。



以前先代のマツダ・アクセラのお客様で同じ場所に取り付けて効果があったので、その時はボディーカラーに近い塗装をして目立たない様にして出庫しました。


ただこのゴールドの表面は雨にぬれると将来的に黒くなって来るので販売用としては塗装しないといけません。


片側3枚の左右合わせて6枚でノイズは少なくなったのですが、逆にリアのハッチからのノイズが気になりだしたので植毛塗装の3角メタルを互い内外に3枚ハッチのプラスチック部分に貼りました。




そこで十分に静かになったので専務に乗って走行してもらったら・・



「静かになるのはいいけどドアの見た目がね・・」と言うので、販売用は塗装して装着します。



既に先代のマツダ・アクセラのお客様に近似色に塗装して装着を行っていますが、
走行中だけでなく信号待ちの時にも静かさを感じると言っておられました。

ただアクセラの写真を撮り忘れてしまいました。


この四角形の防振メタルは近似色に塗装して貼り付け位置の割り出しと貼り付け費用を含んで1枚1500円(税別)となり、通販は行う予定はありません。







追伸  専務が試乗した後にXVのタイヤが・・



何かタイヤ止めに半分乗り上げていませんか?


シフトをニュートラルにしてサイドブレーキをおろしたらストンとタイヤは接地しました。

Posted at 2014/06/05 10:13:48 | トラックバック(0) | カーオーディオについて | イベント・キャンペーン
2014年06月04日 イイね!

中州ブルースが発売


福岡のご当地ソング『中州ブルース』がインディーズで発売されました。



歌っているのは中州の山田さんことDJトギーさんです。



昭和歌謡を思い出させる歌と演奏で、遊び心で作っていますが『遊び半分ではない』力の入った作品で、音質はとてもいいです!





自分は最終一歩手前のマスター音源からの音を聴かせてもらいましたが、商品化されている物はほぼマスターに近い状態です。


ただしインディーズのために普通のCDショップでは販売しておらず、自分は博多区にあるドクター・コパさんのアンテナショップ『コパショップ博多』で入手しました。


気になった方は是非お買い上げの上お聴き下さい。

Posted at 2014/06/04 16:44:59 | トラックバック(0) | 音楽について | 日記
2014年06月02日 イイね!

三菱・アウトランダー カーオーディオの音質アップ


今日ご紹介する1台は現在の宇部店から三菱のアウトランダーです。




オーディオレス車で入庫してカロッツェリアの楽ナビとベーシックパッケージの取り付けと、ドア防振の施工を行います。




オーディオレスの空洞を良く見たら20センチのワイドサイズに対応するふちが付いていました。

 

新型のEKワゴンは日産の規格に合わせてワイド化しているのは知っていましたが、他の三菱車も20センチワイド化していたんですね。



そういえば最近アウトランダーのデモカーを買うとブログに書いていたので、来店した方から「もう納車されたんですね。」と聞かれましたがこれはお客様のお車です。


それにたまたま今日は自分の誕生日なので、誕生日に合わせて納車されたと思われた方もありました。


誕生日と言えば今日のみんカラの自分のページを開いたらハッピー・バースデイの文字がありました。

 



ちょっと話が横にそれましたがシステムに戻って、アウトランダーは最初からミラー後ろにツイーターが付いて、やや角度が付けてあります。

 


しかしベーシックパッケージのツイーターの角度とはかなり差があって、ツイーターの質と合わせればかなりの音質差が生まれます。

 

まだ作業が始まったばかりで撮影出来なかったので先日の札幌店でのアウトランダーの写真を使っています。


こちらはドア内の写真ですが、内張り内の防水用のシートの手前上にスポンジが貼ってあるのがお分かり頂けるでしょうか?



これはおそらくドアからの騒音が入ってくると耳に聞こえやすい部分だからで、コストの都合で必要最小限の処置がしてある感じです。


ベーシックドア防振で騒音の進入を防げば高い位置の鉄板の響きも気にならなくなります。



そして作業をしていてふと思ったのですが、今回の宇部店に入庫しているアウトランダーはガソリン車で・・

 



先日の札幌店のアウトランダーはPHEV車で、内張りが微妙に違うのがお分かり頂けるでしょうか?

 


グリルのヌケを調べるために近いて見てみたら、「どこかデザインが違う様な?」
と気付きました。


もしこれで音が違う場合はピュアコンのコイルの巻き数を半周から1周変えてみて、
最もマッチする値を探します。

Posted at 2014/06/02 10:33:22 | トラックバック(0) | カーオーディオについて | イベント・キャンペーン
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サウンドピュアディオの井川です。 福岡県・山口県でカーオーディオ専門店を営んでいます。 アーティストとのコラボレーションにより、より生演奏や生の声に...

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