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ピュアディオいがわのブログ一覧

2016年01月18日 イイね!

マツダ・CXー3 BOSE車の音質アップ


今日ご紹介する1台は先日の福岡店の作業からマツダのCX-3です。





CX-3は全車マツダコネクト付きですが、標準スピーカー車とBOSEサウンド車があり、今回はBOSE仕様車にベーシックパッケージの取り付けとベーシック防振の施工を行いました。




BOSEサウンド車は運転席下に多チャンネルのデジタルアンプが付いていて、各スピーカーに帯域制限がかかった信号が送られています。





リアのラゲッジにはサブウーファーも付いています。





作業はまずドアの内貼りを外して防振メタルと防振マットを貼り合わせるベーシック防振から始めました。





外板裏の何も貼ってない部分を脱脂処理して・・




高い音の響きの大きいポイントに防振メタルを貼って行きます。



他には中音用と低音用の2種類のマットがあって、手順書に書いてある響きの中心に貼って行けば最も効率的な防振が出来る様になっています。


マツダ車はプラスチックにも響きがあるので、ここにも防振メタルを貼ります。





ただの金属の塊に見えますが実は多重構造で、金属の共振点の違いを利用して、少ない量でも高い減衰効果を得ています。





今回はフロントドアだけでなく、リアドアにもベーシック防振の施工を行っています。



ノーマルの状態でドアを軽くたたくとフロントに比べてリアドアの方がかなり響くので、外からのロードノイズの進入防止にはかなり効果があります。



続いてダッシュの純正ツイーターを取り外して・・





ピュアディオブランドのATX-25ツイーターを取り付けました。



純正BOSEのツイーターは音を発して直ぐにガラスに当たってボーカルイメージが変わるのでここは使わず、スタンドで仰角と振り角を付けて、見晴のいい場所から外ドームで音を拡散させます。

また純正ツイーターの磁気が強いので、中身は取り外してATX-25の音に影響が無い様にしています。



車両のBOSEアンプから取り出した信号はグローブボックス下のピュアコンに送ります。



BOSE車はインピーダンスが違うので、CX-3のBOSE車専用の値のピュアコンを取り付けます。



音が鳴る様になったら新品のツイーターを慣らすために音楽ジャンルの違うCDを何曲か鳴らして音を整えます。


最後にバス・トレブル・フェダーの調整を行ったら作業は完了です。




お客様は「ボーカルがすごく浮き出て聴こえる様になった!」と言われていたそうですが、ボーカルを浮かせようとしているのではなく、本来のボーカルの音に近づけるために何人ものボーカリストに実際に会って生の声を知って、その上でセッティングを行ったら自然とボーカルが浮いて来たという、主な目的は生の声に近づけた結果の副産物的として浮いているのです。


肖像権の都合でブログ上では掲載出来ないボーカリストの方と自分が写っている写真が店頭には沢山あって、「実際に本人に会って生の声を確かめています。」という証拠として飾ってあります。

Posted at 2016/01/18 10:17:55 | トラックバック(0) | カーオーディオについて | イベント・キャンペーン
2016年01月17日 イイね!

トヨタ・ハリアー JBL車の音質アップ


今日ご紹介する1台は昨日の宇部店の作業からトヨタのハリアーです。






片道6時間かけて兵庫県から来店して頂きました。






JBLサウンド車でインピーダンスが4オームでなく、スピーカー出力もフルレンジではなく帯域制限がかかっているために普通のショップでは対応出来ないためにわざわざ遠くから来店されました。





ドアスピーカーは17センチの上に音を押さえ込むプラスチックのパーツが付いたウーファーで、車両アンプから低音のみが送られて来ています。





ダッシュには中高音に帯域制限された音が送られていて、ここから中高音のみを再生しています。






中はスコーカーの真ん中に小さなツイーターが付いているコアキシャルタイプです。






今回はドアのウーファーはそのままにダッシュのスピーカーを取り外し、ピュアコンとスコーカーとツイーターの取り付けを行いました。



コアキシャルスピーカーを取り外して裏からスコーカー用とツイーター用のピュアディオブランドのPSTケーブルをひいてきます。



スコーカーは純正コアキシャルと同じプレートを製作して取り付けて、外寸は同じでも中の実効面積が増えているのでボーカル音域に厚みが増します。





スタンドを使ってピュアディオブランドのATX-25を取り付けて、今までグリルにひかかって向きがそれていた高音が滑らかに聴こえる様になりました。



ここまでは作業はスムーズに行っていたのですが、音を鳴らして測定したら今までのハリアーに比べてかなり低音が出ていて、こちらが想定している特性とは同じ状態にはなりませんでした。



ドアとリアの純正ウーファーの位置に関西のショップでデッドニングをされていて、それで低音の量が増していたのでした。


そこでピュアコンのメインユニットや付属のパーツを一度取り外し、低音の量が増えた状態でマッチングが取れる様にパーツの組み合わせを変えました。





そしてもう一度音を鳴らしてみて、純正ナビオーディオの3トーンを調整しました。




普通にベーシックパッケージを装着したりスコーカー交換を行なうとバスが強く聴こえて2クリック下げないといけないのですが、2クリック下げてもまだ低音が勝つのでトレブルとミッドを1クリックずつ上げました。


本当は2クリック上げたところがレベル的にはちょうどいいのですが、そうすると音が荒くなってボーカルのイメージが変わるので1クリックでとどめました。


そこでもう一度棚のパーツをあれこれと交換して何度も音調整をやり直したのですが、途中である事に気が付きました。




この棚にある値のパーツではちょうど良い音になる物が無くて、今までに無い値を新たに作らないとマッチングが取れないのではないかと・・


結局今までに無い巻き数を一から巻いて行って、それを装着してマッチングのいいポイントを探りました。



新たに何種類か作った物をとっかえひっかえして、何とか夜7時半にハリアーは完成して、お客様は兵庫県に向って帰られました。


作業が遅くなったので6時間かけて帰られると完全に日にちは日曜日になっていて、本当に遠くからのご来店を感謝しております。



そして本日は隣の県から起こし頂いたハリアーのお客様の作業があり、宇部店は2日続けてハリアーデイになりました。

Posted at 2016/01/17 11:04:35 | トラックバック(0) | カーオーディオについて | イベント・キャンペーン
2016年01月16日 イイね!

吉野屋にカツメニューってあったかな?


今日は宇部店で仕事をしていて、途中で福岡店へ移動する予定が忙しくて閉店までいました。

あまりに疲れたのでもう店の裏で食事をする事にして、新人というか井川息子にに吉野屋に自分の分と専務の分をテイクアウトで買ってきてもらう事にしました。


ホームページを見て専務が「ロース豚皿プラスカツていうのを。」と言っていて、「いつから吉野屋がカツメニューを始めたの?」と思ってメニュー表を見たら・・

そこには『ロース豚皿十勝仕立て』と書いてありました。  


何と専務は『十勝』を『プラスカツ』と読み間違えていたのでした。
Posted at 2016/01/16 21:30:58 | トラックバック(0) | 世間話 | 日記
2016年01月15日 イイね!

レクサス・CT200 カーオーディオの音質アップ


今日ご紹介する1台は先日の福岡店の作業からレクサスのCT200です。





全車異型パネルの専用ナビオーディオ付きのお車で、車両に多チャンネルアンプが付いていて、周波数制限された音がマルチチャンネルで出力されているプレミアムサウンド車です。



そのプレミアムサウンドも標準プレミアムとマークレビンソン仕様の2種類があって、今回は標準プレミアムのお車にベーシックパッケージの取り付けを行いました。



ドアスピーカーは縦に楕円のウーファーが付いていて、車両アンプから低音のみが送られて来ています。






ダッシュの上には中音用のスコーカーと、ピラーの根元に高音用のツイーターが付いていて、こちらには低音をカットした中高音の信号が送られて来ていて、2分配してツイーターは更にハイパスフィルターで中音をカットしています。





ピラー根元のツイーターは取り外しますが、レクサスだけあってコストのかかった外ドームを使用しています。





裏のハイパス用のコンデンサーもトヨタ車よりも2・3倍の大きさの物を使っていますが、それでも音質的には十分とは言えないのでピュアディオツイーターとピュアコンを取り付けて音質アップを図ります。





まず運転席下の多チャンネルの車両アンプから音信号を取り出してグローブボックス下に送ります。





レクサスCTの年式グレードでピュアコンの種類は4タイプあって、同じCT用でもユニットの特性に合わせて全て専用設計になっています。





ピラーの根元のツイーターを外して、スタンドを使って角度を付けたピュアディオブランドのATX-25を取り付けました。



ダッシュの傾斜が左右で違っていて、右に対して左が手前に傾いているので、10度違うスタンドを使用しています。




ツイーターの性能アップとピュアコンで左右のスコーカーの無理に出さなくていい周波数をカットした事で左右のスピーカーの間に音が浮く様になり、ディスプレイ後ろのセンタースピーカーのレベルが強く感じる様になりました。



ピュアコンのパーツでレベル調整してダッシュ上の5つのスピーカーのバランスを取れる様にしました。



入庫した時は中音を2クリックと高音を1クリック上げないとハッキリ聴こえなかった音も・・





施工後は全てセンターでもきちんと聴ける様になりました。




どこかの音を強くして、またどこかの音を弱くしてメリハリを付けてスッキリさせるのではなく、本来の人の声や本来の音楽の形に合わせてスッキリ聴こえる様にするのがピュアディオ流です。

Posted at 2016/01/15 10:34:17 | トラックバック(0) | カーオーディオについて | イベント・キャンペーン
2016年01月14日 イイね!

トヨタ・ランドクルーザープラド スピーカーの音質アップ


今日ご紹介する1台は昨日の宇部店の作業からランドクルーザー・プラドです。





トヨタ純正のナビオーディオを装着した状態で入庫となって、後から取り付けられたトレードインスピーカーを取り外してベーシックパッケージの取り付けを行って、ベーシック防振の施工も行ないました。





プラドの純正スピーカーの音は聴いた事があるのですが、カロッツェリアのトレードインを装着した状態の音は聴いた事が無かったので、作業前に一度聴いておいたのですが、イコライザーがかなり強調してあった割にはこもった音でした。





ラウドネスなどの音を強調する機能もオンにしていてもハッキリしない音でした。





純正位置にツイーターが付けてあるという事で外してみたら・・





ステーで斜めにツイーターが付いていました。





近くにツイーターの近くに配線がゴチャゴチャでネットワークが付いていたので取り外し・・





PSTのスピーカーケーブルに引き換えてピュアディオブランドのATX-25を取り付けました。





ドアにはマグネットの大きなトレードインのミッドが付いていましたが、これはドア内でこもりやすい周波数をあらかじめ弱く再生する様に設計されているので、素人の人が聴けば「音がスッキリした。」と思われますが、音楽に詳しい人が聴くと「どこか足らない音がある。」と言われます。



しかもその足らない周波数がピアノの調律の基準になる部分で、分かる人が聴いたら耐えられない音です。



そんなスッキリさせるために抜いた音があるのにこのトレードインは音がこもっていて、その原因は密閉度を上げるためのスポンジがスピーカーのエッジの上に乗っていたからです。



これではいくらナビ側で音に勢いを付けてもこもるはずです。
(ちなみにこの作業は自作ではなく、某タイヤメーカーの系列店の看板が上がった店の仕事です)




そういう訳でトレードインのミッドは取り外し、純正の楕円のウーファーに戻しました。



このスピーカーは低音の量は出るものの音にキレが無く、その部分の音域はピュアコンを使ってインピーダンスをコントロールして、音のレスポンスを上げて別な音にして、今まで聴こえなかったピアノの調律の基準になる周波数もしっかり出して、出にくい高音域はピュアディオ製ツイーターに任せているので、普通の純正に比べたら別格な音になります。


このインピーダンスをコントロールするというのは、スピーカーは再生周波数ごとに抵抗値が違い、ある音の悪い周波数のインピーダンスをピュアコンでピンポイントで調整して、それで音を良くしているので、イコライザー付きのパワーアンプでレベルの上げ下げで音質を改善するという方法とは全く別な考えです。


不得意な音域をレベルの上げ下げで誤魔化すのではなく、インピーダンスの乱れを根本的に改善するのがピュアディオの方式で、インピーダンスの改善を行なえば純正スピーカーの音質を上げる事が出来ますが、トレードインスピーカーの様に最初に音をスポイルしてしまっている部分はほぼ改善出来ません。



それとスピーカーの入れ替えの作業と同時に、ドアの外板裏に防振メタルと防振マットを組み合わせて貼るベーシック防振の施工も行ないました。





内張りを閉じたらドアの作業は完了です。





そういえばリアドアにもコアキシャルのトレードインスピーカーが付いていましたが、フロントとの整合性を合わせるために外して、純正に戻しました。





作業はスイスイと進んだ様に思えましたが、途中で純正ナビのロックナットが車内に積んでなかった事が分かり、お客様に代車で自宅から持って来て頂きました。



今は後付ナビだけでなく純正ナビにも盗難防止用ロックネジが付いていて、ここが外せないと作業が進まないか、もしくは他を広い範囲を分解して裏から配線に手を入れて、とんでもなく時間がかかってしまいます。


日帰りの作業のお車だったのでロックを解除して、無事夜には納車出来ました。



グローブボックス下に取り付けたピュアコンはプラドのマイナーチェンジ前と後で特性がだったために同じ値の物が使えて、ここの作業はスムーズに行きました。





最後にイコライザー調整を行って音を整えますが、入庫時には強いイコライジングを行なっても音がスッキリしなかったのが、イコライザーがフラットでもそこそこ聴ける様になりました。



ここから僅かにイコライザーを動かして、生演奏や生声に近い状態に調整して、ランドクルーザープラドは納車となりました。
Posted at 2016/01/14 11:45:07 | トラックバック(0) | カーオーディオについて | イベント・キャンペーン
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サウンドピュアディオの井川です。 福岡県・山口県でカーオーディオ専門店を営んでいます。 アーティストとのコラボレーションにより、より生演奏や生の声に...

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