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ピュアディオいがわのブログ一覧

2016年03月07日 イイね!

アウトランダーPHEVは何故静かなのか?


本日2度目の書き込みです。


土日にみん友のたくちゃんパパさんが三菱のアウトランダーPHEVを1泊2日のレンタルで借りて乗られたみたいですが、ピュアディオのユーザーの方で次の車にアウトランダーのPHEVを考えておられるお客様は沢山おられます。



サウンドピュアディオのデモカーのPHEVは現在福岡店で作業の間の僅かな時間でちょこちょこと防振作業を進めています。




今まではベーシック防振すら行なっていない素のドアでしたたが、多くのお客様が試乗されて、「これは防振してありますよね?」と聞かれていました。


まあ、防振していなくてもかなり静かだという事です。



その秘密を探るべくフロントドアの内張りを外したら、サービスホールに厚いゴムが貼ってあって、これで外からのロードノイズの防止と、スピーカー裏の密閉度を上げています。





それにプラスしてサービスホールの下の方がパネルで塞いであって、スピーカー上の小さいサービスホールも塞いであります。



これでは密閉度が高くて静かなはずです。



続きはまだあって、内張り裏の白いフェルトやら・・





外板裏にも他メーカーに比べたらかなりの量の防振材が使ってあり、普通のデッドニングなら不要と言っていい位の状態です。





リアドアもフロントドアとほぼ同じ様な構造で、「これだと車が静かで当たり前だ。」と思いましたが、やはりここまでされてモーターのみの走行で更に静かだとノーマルで乗られる方の気持も分かります。






ただこの状態でもピュアディオのフル防振から比べると100%パーフェクトな状態とは言えず、高速道路で90キロ超えた辺りから気になるノイズの対策と、音質アップのための施工を行ないました。



防振材や金属の張りの間の隙間に防振メタルを貼って、カーンという高い響きを静めます。





それとドアの内張りのフェルトを一度外して、セメントコーティングを行ないました。





内張り裏も乾いてはめようと思ったら・・



急に作業が立て込んで来て、とりあえずアウトランダーの作業はお預けになりました。



これで100キロ走行でも静かになって、スピーカーの音質もアップしているはずです。



ヘッドユニットはサイバーナビのプレイヤー部を使いますが、現在下は小物入れで、将来的にベンツEクラスからナカミチのCD-700kkを移植して来ます。




今回の書き込みでアウトランダーPHEVの静かさばかり目立ちましたが、他の車種でもフル防振にすれば静かにする事は可能ですが、PHEVならではの電源環境の安定という部分がこの車を選んだ理由で、自分も含めて「車を買い替えたら充電制御で電源が絞られて、前と同じ音が出なくなった。」という不満から開放されるという意味でこの車をデモカーにしました。


早くフルシステムにしたいのですが、6月のきららドームのモーターフェスティバルで一般のお客さんにベーシックのデモンストレーションを行なわないといけないので、フルシステム化はそれが終わってからになります。
Posted at 2016/03/07 18:19:27 | トラックバック(2) | カーオーディオについて | 日記
2016年03月06日 イイね!

トヨタ・ヴェルファイアの音質と静粛性をアップ


今日ご紹介する1台は先日の福岡店の作業からトヨタのヴェルファイアです。





アウタースラントのバッフルを製作して、いつもの様にフル防振の施工を行っていますが、今回の作業は外板裏のベーシック防振がいつもより強化してあります。





響きの低い所が防振マットで、カーンと響く高い響きを防振メタルで抑えるベーシック防振は方ドア合わせて8枚の左右で16枚使って24000円と税という設定になっています。



たまに外に外への漏れを気にして「もっと枚数を増やせませんか?」という質問を頂きますが、今回は方ドア5枚をプラスして合計26枚のマットとメタルを貼っています。


標準仕様と左右で10枚プラスで3デジベルの減衰でしたから、1デジベルのイコライザーのステップを全て3段下げたぐらいの追加の下がり方です。



フロントドアよりも気になるのが面積の大きなスライドドアで、こちらは標準の16枚に対して1・5倍の24枚のマットとメタルを貼りました。







スライドドアで複雑な構造をしている場所もありますが・・





スピーカー裏は何も貼ってなくて響いていて・・




スライドのアームが動くこの場所も・・





裏はこんな状態でした。



張りの入っている場所も多く、24枚が貼れる限界でした。



エンクロージャータイプのスピーカーを使えば音漏れはバッサリ無くなりますが、低音の量が出なくなるのと、車両の広い周波数帯を減衰させる静粛性はベーシック防振ならではの効果です。



多重構造のメタルを使って普通の防振材で取れない周波数の響きを取るというのが他では出来ない効果を生んでいますが、最初の施工の時に1・5倍もしくは貼れる限界までと指定されましたら追加で枚数を増やす事が出来ます。




ヴェルファイアのお客様は「予想以上に車室内が静かになった。」と言われていました。



追伸

昨年12月に行われた福岡モーターショー2015の国際センターの2階のブースでは、実際にメタルとマットの共振点が違う物の組み合わせがいかに有効かという事を、多くの方に体感して頂きました。



Posted at 2016/03/06 10:45:13 | トラックバック(0) | カーオーディオについて | イベント・キャンペーン
2016年03月05日 イイね!

スズキ・ハスラー カーオーディオの音質アップ


今日ご紹介する1台は先日の宇部店の作業からスズキのハスラーです。





ケンウッドのナビオーディオが装着された状態で入庫となって、ベーシックパッケージとドアスピーカーの取り付けと、ベーシック防振の施工を行いました。





スピーカーは純正からカロッツェリアのコアキシャルのトレードインスピーカーに交換してあって、ベーシックパッケージの取り付けだとここは一度純正に戻してから作業を進めます。





ただ量販店では取り付け時に純正スピーカーを捨てられる事もあって、一度トレードインを付けてしまうとベーシックパッケージを取り付けるハードルが高くなってしまいます。


トレードインにプラスすれば話は早いのですが、音にクセがあってそれが取れず、結局満足して頂けないので極力トレードインにベーシックパッケージという作業は避けています。



今回はドアスピーカーをJBLのGX600Cというセパレートのミッドのみを使用して・・





付属の19ミリのツイーターはレンジが狭いので使わず、ピュアディオブランドのATX-25を取り付けました。



19ミリツイーターと16センチミッドでは間に薄い音域が出来てしまい、いわゆるドンシャリになってしまうため25ミリサイズのATX-25を使っていますが、ちょうどフラットにつながる組み合わせになりました。


ツイーターの直ぐ近くまではピュアディオブランドのPSTケーブルでひいてあり、末端のオスメスギボシは24金メッキを使い、ハンダ上げして抜けない様にしてあります。





今回はドアのスピーカー配線もPSTケーブルに引き替えました。





ハスラーは左に比べて右側が構造が複雑で、かなり作業に時間がかかります。





ドアの外板裏には何も防振材が貼ってなくて響きが大きく、防振メタルと防振マットを組み合わせたベーシック防振で響きを静めました。





作業の最後にグローブボックス下にピュアコンを取り付けますが、ハスラーにATX-25とGX600Cの組み合わせは初めてだったので、あれこれとパーツを組み替えて音を探りました。





ナビの音調整ではケンウッドは多くの調整機能がありますが、ほとんどが音がわざとらしくなるのでオフにしています。





イコライザーを生音に近い状態に調整して保存を押したら・・



あれっ?さっきとイメージが変わっています。



そこで保存した状態を聴いて、また調整してを繰り返して、保存した状態で生音に近いポイントを探りました。



他のメーカーだと保存せずに閉じるという手法を使いますが、ケンウッドのこのタイプはそのまま閉じるとパターンが消える可能性があるので、時間をかけて調整しました。



ハスラーは『井川家のハスラー』と呼んでいたこの車で色々とデーター取をしているのでノウハウには自信がありますが、最近うちの娘は勤務が変わって電車通勤になったので、オレンジのハスラーは現在デモカー兼代車になっています。





うちのハスラー比べるとダッシュがノーマルなので、軽くたたくとビンビン響き、わずかな響きで音がこもるのでお客様とお話しして防振メタルを貼る事になりました。





三角のメタルを2枚互い違いに貼って、ダッシュが静かになって、音が良くなったハスラーの音質が更に上がりました。



これがかなりの効果があって、ツイーターの本来の性能を十分に発揮出来る様になり、お客様は「音がクリアーになって、浮いて聴こえる様になった!」と喜んでおられました。
Posted at 2016/03/05 09:16:49 | トラックバック(0) | カーオーディオについて | イベント・キャンペーン
2016年03月04日 イイね!

ピュアコンのコピー品が持ち込まれました!


当社の人気商品のベーシックパッケージなどの車種やシステムに合わせて音をコントロール『ピュアコン』のコピー商品が宇部店に持ち込まれたのでご紹介します。




持ち込まれた理由は関西の以前当社とフランチャイズ契約があったショップで買ったが走行中にグローブボックスの下からカタカタ音がするのと、スピーカーからの音が途切れ途切れになる、という事でした。


まずカタカタ音がするというのは中に入っているコイルが接着剤で固めていなくて、それが車が振動するとプラスチックケースに当たって音がしていました。





次に音が途切れるという理由は入力側のオスメスギボシが緩んでいて、引っ張ったら直ぐに抜けてしましました。





ちなみにサウンドピュアディオの正規物はギボシ端子には銀入りハンダで抜けない様にハンダ付けしてあります。





このハンダ付けは車内の高温多湿の状態でケーブルの酸化が進まない様にという理由もあり、ピュアコンで片側6カ所の左右で12カ所と、ケーブル4本で16カ所の合計28カ所行っています。






ちなみにコピー品は端子が金メッキではなく、根元から酸化が進んで色がくすんでいます。






また外付けコイルのMTLのコピー品は工場で機械巻した物がそのままくるんであるだけで・・





正規品は必要なインダクタンスになる様に一個一個手作業で巻き変えて、インシュロックで縛った足の部分にヤスリをかけて平行になる様にしてあります。





コピー品は平たい所に置くと、底面が水平で無いためにガタガタ揺れます。




裏を見るとこんな感じで支持点数も少なく・・






正規物はヤスリで削って平行になった後にテープで水平が失われない様に同じ厚さになる様に花びらの様に巻いてあります。






他には中に使っているコンデンサは当社では全て測定していて、スピーカーや用途に合わせて±5%以内の誤差でも左右がピッタリ合う様に数値が上の物と下の物を選んでいます。





これは1マイクロでも下の方のグループの、そのまた0・989と0・988だけを選んでストックしているところです。



ちなみに100個とか200個で仕入れていて、本当に使いたい値がなかなか見つからない時は、経理の方から「仕入れた個数が多い割に売れた個数が少ないですが。」とチクリと釘を刺されます。


当然コピー品の中のコンデンサーが左右で誤差だらけでした。



これを持ち込まれたお客様のお車は取り付けをやり直して、正規品を付けて音質も大幅に改善されて、喜んで関西に帰られました。


ただ取り付けた時期がフランチャイズ契約していた時期だったので、「コピー品を作っている疑いがあった時点で早く契約を切って欲しかった。」というご指摘も頂き、こちらも「大変ご迷惑をおかけいたしました。」と謝罪をいたしました。


ネットオークション等では当社のピュアコンとコピー品が混在して販売されていたり、正規品でも合うスピーカーがすでに無くなっている型番が出品されていますので、くれぐれもご注意下さい。
Posted at 2016/03/04 19:14:23 | トラックバック(0) | カーオーディオについて | 日記
2016年03月03日 イイね!

トヨタ・プリウス カーオーディオの音質アップ

今日ご紹介する1台は先日の福岡店の作業からトヨタのプリウスです。







トヨタ純正のマルチAVステーションのナビオーディオを装着した状態で入庫になって、ベーシックパッケージとベーシック防振の施工を行なって頂いていました。





ダッシュの純正スコーカーを活かして、JBLツイーターとドアスピーカーとのフロント3WAYの状態で最初は使っておられました。





2回目の入庫でインナー取り付けでISP-130を取り付けられて、その時にダッシュのスコーカーは鳴らさずに2WAY構成としました。





3回目の取り付けではフロントドアをフル防振にして、アウター・スラントのバッフルを製作してISP-130を表に取り付けました。





今回は4度目の入庫で、フロントがフル防振に対してリアはベーシック防振のみなので、もっと静粛性を上げたいという事で、サービスホールを塞ぐ防振とセメントコーティングを施してフル防振にする作業を行いました。



サービスホールの防振は納車時に写真を見て頂いて施工の詳細をご説明していますが、かなり凝った施工を行なっていて、ブログでは写真公開していません。

「手間がかかっていますね。」とお客様は驚かれますが、ある部分では他の店がやっていない施工があります。



セメントコーティングの作業では内張りの裏には貼ってあったフェルトを一度外して、プラスチックの表面を下処理して・・





手作業で厚い薄いをランダムに作りながら塗っています。



強制的に乾かすと後で亀裂が入ってくるので、ゆっくりと時間をかけて乾燥させます。


それとリアシートの下や足元からのロードノイズが気になるという事で、ここの部分の大きく響く部分を探して、防振メタルでピンポイントでノイズレベルを下げました。



30系プリウスはすでに施工例があるのですが、写真を見て場所を確認しながら指ではじいて場所を確定してから貼りました。



お客様は作業の間に新型プリウスのデモカーに乗って車の違いを確かめてみたいと言われていましたが、運悪くその日は宇部店に置いてあって試乗出来ず・・





そこで自分が、「ちょうどNV200のデモカーがスピーカーをP560からZSP-LTD15に換えたので聴いてみられますか?」と試聴をお勧めしました。







聴かれて音に気に入られて直ぐに購入を決められて、「そのままこの車を代車で借りて帰るけどいい?」と聞かれたので、「大きなステッカーが気にならないのならそのまま乗って帰られていいです。」と返事をしてスピーカー交換にかかりました。



大きなステッカーはマイナス要因ですが、ZSP-LTD15と両脚レカロ付きはNV200のメリットです。



このZSP-LTD15は鳴らしこんでコンディションを整えるのに時間がかかって、1店舗で週に1セット程度の販売しか出来ません。


福岡店では801型のモニタースピーカーの間にホーム用の小型スピーカーの箱に組んで鳴らして、車で鳴らした時のイメージに近づけるためにカー用のツイーターとピュアコンをつないで鳴らしています。





最後に801型スピーカーと鳴らし比べてからお客様のお車に取り付けになりますが、801の13センチに比べてZSP-LTD15の方がカー用に設計してあるので、コーンが開き気味で指向性のゾーンを広く取っているというのがお分かり頂けると思います。





鳴らしこみが終わったユニットをプリウスに取り付けて、更に5種類のジャンルのCDをあれこれと再生して音を整えました。





ISP-130とはユニットの特性が違うので、コイルの巻き数の違う物にあらかじめ換えていて、違う周回の物を何度も交換して一番鳴りがピッタリ来る値を探しました。



プリウスが仕上がってお客様が取りに来られた時に音を聴かれて、「これがスタジオ的な音なんですね!」と音に進化に驚いておられました。

Posted at 2016/03/03 11:00:39 | トラックバック(0) | カーオーディオについて | イベント・キャンペーン
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サウンドピュアディオの井川です。 福岡県・山口県でカーオーディオ専門店を営んでいます。 アーティストとのコラボレーションにより、より生演奏や生の声に...

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