4月1日の日曜日は仕事を早く抜けて、福岡市博多区中洲のライブハウス『ゲイツ7』に行っていました。
17時から開演のジュン・スカイ・ウォーカーズのメンバーでソロ活動もされている寺岡呼人さんのライブがあり、ゲストアーティストがボーカリストのKさんでした。
お二方ともサウンドピュアディオ提供の音楽番組『音解(オトトキ)』に出演して頂いていて、これは絶対に行かない訳にはいきませ。
ゲイツ7は中州のゲイツビルの7階にあり、以前はこの階はディスコとかあった様な気がしますが、いつの間にかギター屋さんが出来ていて・・
ドラム屋さんまで出来ていて、もし楽器に不具合があったたらこの階で解決出来そうな感じでした。
その日は寺岡呼人さんとKさんにアウトランダーを聴いて頂く約束を取り付けていたので、本当はもうこれ以上手を入れたくなかったアウトランダーのピュアコン部をカスタマイズして、「もう本当にここが限界!」というセッティングを探っていました。
アウトランダーPHEVは電源環境がいいために、他の車に比べて音が有利で、そこにあぐらをかいている訳ではないのですが、ガソリン車では出せない高音質が再生出来ます。
ただ昨年の11月に田島貴男さんとMISIAさんにお会いして生の声を聞いた時に、「まだ手を入れる余地がある。」と思って手を入れて、今年になって斉藤和義さんにお会いして生の声を聞いた時にもう一度手を入れて、直近でいうとスキマスイッチの大橋卓弥さんにお会いした時には、「これでバランスを崩してもいいから、また手を入れる。」と思い、やはりバランスを崩してしまいました。
これまで実際の声よりやや濃い感じがしていたのを徐々に薄味にしていたら、やり過ぎて薄味になり過ぎて、ピュアコンをカスタマイズし過ぎたので、外してまた一から作り直しました。
何とか走れる様にしたのは試聴の2時間を切っていて、信号待ちで止まってはサイバーナビの音調整機能を出して、「もう少しどうかならないかな?」と考えていました。
結局RCAアウトをリア側から取ってパワーアンプにつないでい、ガイド音声専用のスピーカ―につないでいるフロント側のフルレンジにローカットを入れて、リアの出力に影響を与えて音をシャキッとさせました。
カットする周波数とスロープを変えると微妙にリア出力に影響して、最初よりも締まった音になりました。
約束の時間よりも早めに中州に着いておき、冷泉公園で花見をしている人を眺めていました。
日曜日の冷泉公園の桜は本当に満開でした。
そうこうしていたら寺岡呼人さんから連絡が入って、関係者用の搬入用の駐車場に一時的に入れていいという事で、地下駐車場にアウトランダーを移動させました。
昨年から多くのボーカリストの方に何人もお会いして、生の声をベースにセッティグの改良を繰り返したアウトランダーを寺岡呼人さんとKさんに試聴して頂きました。
試聴に使ったCDは最初は寺岡呼人さんの『ラブ・アンリミテッド』で・・
途中からKさんの『ストーリーテラー』に交換して行いました。
Kさんには昨年9月にBMW340の試聴をして頂いた事があって、本当はオリジナルスピーカーのZSPにご興味があった様で、「次は完全なスタジオ仕様で。」という事でチャンスをうかがっていました。
不思議に思われたのが何故かスタジオみたいな音が車の中で鳴っているという部分で、「実際に○○スタジオに行って音を聴いて、それを参考にしています。」と言ったら、「やっぱり○○スタジオみたいな音がしているよね。」と寺岡さんが言われていました。
試聴時間はリハーサルと本番の間に行われて、寺岡さんとKさんは再びゲイツ7に戻られて、自分は違う駐車場に車を移動して、ライブを聴くために再びゲイツビルに戻りました。
ゲイツ7は縦横比率が正方形に近くて、かなりアーティストを身近に感じるアットホームな感じのホールで、寺岡呼人さんとKさんのボーカルと、サポートメンバーの演奏を満喫しました。
そしてライブが終った後にレコード会社の方から声をかけられて、その後の打ち上げまでご一緒させて頂きました。
車の運転があるのでお酒は一切飲まず、お二人の生声を沢山聞いた後にアウトランダーに乗って帰りました。
すると行きではややかったるかったのでサイバーナビの操作で音を締めていたのが、何故か音が固く感じたので、再び操作をして元に戻しました。
「なぜ音が変わったのだろう?」と思いながら運転していたら、出る前にピュアコンのカスタマイズをしていて、その時にコンデンサを入れ替えた時に接着剤でケースに付けて、出かけて直ぐはまだ固まっておらず、ライブを聴いて打ち上げに参加している間に接着剤が固まって、余分な操作が必要無くなったのでは?と思って、「コンデンサの周りの環境まで分かるほど解像度が上がっている!」と驚きました。
アウトランダーにはCD-700KKも付いていますが、やはりサイバーナビの普通に買える商品を使っていい音を出さないと思い、あえてナカミチデッキは避けて試聴を行ないました。
自動車会社はレースやラリーを通じて車の耐久力や性能を上げていますが、サウンドピュアディオはこういった音楽アーティストの方とのお付き合いを通じて、ユーザーの方の車内音響をより生音に近い状態に導いています。
今日ご紹介する1台は、現在の福岡店の作業から、スズキのスイフト・スポーツです。
スズキ純正のパナソニック製の大画面ナビオーディオを装着した状態で入庫となって、フロントスピーカーの取り付けと、ドア防振の施工を行ないました。
まずはドアの内張りを外して、外板裏の響きの中心を確かめて、マーキングした後に防振メタルと防振マットを貼り合せます。
高い響きの中心に防振メタルの低い響きの中心に防振マットと、中音域の2種類のマットを加えて合計4種類の材質を貼り合わせています。
外板裏が貼り終わったら、サービスホールを塞ぐ防振を行います。
外した内張りは下処理をした後にセメントコーティングを行ない、鈍い響きを無くして、片ドア3面のフル防振にします。
リアドアは静粛性アップを主な目的として、内張り裏のみ防振しています。
フロントドアの表麺にはアウター・スラントのバッフルを製作して、ピュアディオブランドのZSP-LTD15を取り付けました。
新型スイフトはスピーカーグリルが下方向に傾いているので、アウターの製作はかなり苦労しています。
ツイーターはダッシュにスタンド使って角度を付けて、ピュアディオブランドのATX-25を取り付けています。
純正ナビから取り出した音信号はグローブボックス下に取り付けたピュアコンに送り、周波数幅・インピーダンス・レベルを調整して、ATX-25とZSP-LTD15に分配します、
通常4ピース構成のピュアコンも、オプションを3品加えて、合計1ピース構成のフル装備で、複雑なスロープを作って高音質を再生しています。
全ての結線が終わったらイコライザー調整を行います。
最近のナビオーディオはいいパターンが見つかってもメモリーしたとたんんに音がやや抑圧されて、音のイメージが微妙にズレて来るので、何度も調整メモリーを繰り返して理想のパターンに辿り着きます。
かなり時間をかけて調整して、こだわりのMT車にふさわしい、こだわりのサウンドが完成しました。
今日ご紹介する1台は、先日の宇部店の作業から、メルセデスベンツのAクラスです。
全車異型パネルの専用ナビオーディオ付きのお車で、ベーシックパッケージの取り付けを行いました。
現行Aクラスのドアスピーカーはドア下部に16センチスピーカーと、ドアスピーカー裏にツイーターの2WAYになっています。
ミラー裏のツイーターのグリルが音抜けが悪く、リスナーから手前の方で指向性の向きがそれた状態で聴こえるので、音楽に精通した方が長時間聴くとストレスがたまってしまう聴こえ方なので、ここは使用しません。
純正位置よりも前方のダッシュ上にスタンドで適切な角度を付けて、外ドームタイプで拡散するタイプのピュアディオブランドのATX-25ツイーターを取り付けました。
純正ではドアスピーカーはフルレンジをそのまま入力していたところを、ピュアコンでこもりやすい周波数はカットして、綺麗に再生出来る音域だけの再生にして、ATX-25の上質な高音を加えて全ての音域を再生しています。
ピュアコンはMDF板に貼り付けて、アンダーカーペットの下にしまい込むと、ほとんど外から見ても膨らみはありません。
全ての結線が終わり音が鳴る様になったら、ナビオーディオの調整機能を動かします。
この普通とバス・トレブルが逆方向の3トーンの調整は、年式グレードによって多少の違いはあるものの、基本的にセンターから動かさないのが音色がきちんと聴けるコツです。
1クリックでも動かすとボーカルイメージが変わってしまい、レベルが合っても音色が合わないという事になるので、ピュアコン側で音をコントロールして、それでレベルを上下させています。
ただし、同じAクラスでもAMGモデルに付いているプレミアムサウンド車はトーンを動かしても音色は大きく変わりません。
前後のフェーダーはややフロントに振り、バランスを取りました。
こちらの調整用CDとお客様がお持ちのDVDやFMラジオの色々な音源で音を確認して、全てがバランス良く鳴っている事を確認してから納車の準備に入りました。
入庫した時に比べたら、音がスッキリしてより本物ぽ音に改善され、Aクラスは納車されました。
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