先週の月曜日はJR上野駅公園口のすぐ向かいにある、東京文化会館に行き『ドイツ・カンマーフィル・ハーモニー管弦楽団』のコンサートを聴きに行きました。
ここの大ホールはこれまで聴きに行ったコンサートホールの中でも最も響きが良く、写真ではお伝え出来ませんがホール側面の造りがすごく工夫してあって、見るからに音が良さそうな感じを醸し出していました。
ただしそれは見た目から来るプラシーボ効果ではなくて、数々のホールでコンサートを聴いてきたからこそ分かる、理想のホールの形だと感じました。
ホールの良さに加えて、ソリストがバイオリニストのヒラリー・ハーンさんで、今回の来日では福岡には来られなかったので、わざわざ東京まで聴きに行く事にしました。
コンサートは全てPA無しの生音で、演奏も会場も素晴らしく、飛行機に乗って泊りがけで来た甲斐が有ったと感動した演奏でした。
月曜日なのに昼前に仕事を抜けて聴きに行ったので、社員が仕事をしている間にコンサートを聴いているので一音一音を大切に聴いて帰りました。
そしてそれから1週間も経たない12月15日の土曜日は、福岡市の電気ビルみらいホールに仕事を途中で抜けてコンサートを聴きに行きました。
フラメンコ・ギタリストの沖仁さんのアルバム『スペイン』の発売記念コンサートで、夕方5時から開演だったので1時間以上前には福岡店を出て、天神の辺りの駐車場はほとんど満車で、何とか近くの駐車場に車を止める事が出来ました。
沖仁さんともう一人のギタリストと、ピアニストとパーカッションとの合計4人構成で、ピアニストの野崎洋一さんは以前宇部店のお客様とそのご家族を対象としたコンサートで演奏して頂いた方でした。
完全に仕事の途中で聴きに行っているので、仕事の一環として一音一音大切に聴いて、素晴らしい演奏ですがあまりに真剣に聴き過ぎて、コンサートが終わった時はどっと疲れていました。
仕事を抜けて聴きに行っているという事は、次の音造りに活かさないといけないというプレッシャーもあり、福岡ではコンサート会場の近くまで車で移動していて、帰りに先ほどの演奏との聴き比べという大事な仕事も残っています。
そして沖仁さんのスペインのアルバムのPRには『サウンドピュアディオ・プレゼンツ 音解(オトトキ)』に出演して頂いていて、その縁もあってコンサート終了後は楽屋に招待して頂きました。
今回のアルバムは日本とスペインの外交関係樹立150周年を記念したもので、文化貢献されている素晴らしいアーティストさんとお付き合いできて光栄に思います。
元々沖仁さんの演奏は三味線プレイヤーの上妻宏光さんのコンサートでゲスト参加されていた時に聴いた事があって、上妻宏光さんとはもう12年のお付き合いで、オリンピックの招致の時にIOCの役員の方の前で演奏された事がある素晴らしい方です。
サウンドピュアディオの生音に対するこだわりは、こういった良い音で素晴らしい演奏を年に何度も聴きに行って、演奏者ご本人の伝えたい音をリスナーの間に入ってお助けするという黒子的な役割で、より正確な音をお届け出来る様に努力しています。
今日ご紹介する1台は、先日の宇部店の作業から、ダイハツのハイゼット・トラックです。
キャビンが後ろに延長してあるジャンボというモデルです。
ディーラーでカロッツェリアの楽ナビが装着された状態で入庫となって、ベーシックパッケージの取り付けを行いました。
ハイゼット・トラックはドアにスピーカーが付いていなくて、お客様からはドアに穴をあけて加工してほしくないというご用望があって、純正のスピーカー位置を使っての音造りとなりました。
ダッシュの上に10センチのフルレンジスピーカーが付いていて、このスピーカーをそのまま使用してツイーターを取り付けて2WAY化しました。
ここをマグネットの大きな10センチスピーカーに替える事も考えたのですが、後ろの容積がマグネット分小さくなるので、純正をそのまま使用する事にしました。
またスピーカー位置はフロントガラスの方向へ傾いていて、中音域と高音域の間ぐらいの周波数がガラスの反射の影響を受けるために、ツイーターは口径の大きいATX-30を取り付けて、ツイーターの周波数レンジを広げて、中音域に近い周波数までツイーターでリスナー向きに再生させています。
10センチスピーカーとツイーターの音域分けはグローブボックス下のピュアコンで行い、以前スバルのサンバーで小口径で低音が出難かった時の対策で普通とは違うコイルで対策して、今回も同じ様な対策を行ったら、通常のコイルよりは低音が出る様になりました。
そうはいってもダッシュの上の10センチなので限界があ楽ナビのハイパスフィルターで50ヘルツ以下を絞ってそれ以上の周波数を楽に鳴らそうと思ったら、フィルターをオンにする事で中高音にくすみが出て来たので、ここはオフにしてストレートで鳴らす事にしました。
そこでイコライザーを駆使して、50ヘルツ以外の低音にふくらみを付けて、コイルの効果と合わせて10センチながらサイズ感を超える音を再生させる事が出来ました。
イコライザー調整ではカスタム1とカスタム2に異なるパターンを入れて、それを交互に切り替えて聴いて、あれこれパターンを変えて徐々に変えて音を追い込んでいましたが、どうも現行の楽ナビは同じイコライザーパターンを入れてもカスタム1の方が抑圧感が少なく、同じパターンを何度か繰り返してそれが勘違いではないか確かめました。
これもATX-30の高性能ツイーターがあっての事ですが、その差が分かるだけの表現力の高さなのでしょうか。
ハイゼットはピラーの部分が鉄板むき出してで、ナビのアンテナのケーブルなどがむき出しの状態だったので、ワンオフでケーブルのカバーを製作して、表面をサランネットで覆っていて、まるで純正の様な仕上がりに出来上がっておいます。
これは福岡店の柳井君が水曜日に手伝いに来て作ってくれた作品で、ハイゼットのお客様は他にフルシステムが付いたお車をお持ちなので、「あまりに見た目にギャップがある。」という事で、ご要望にお応えしてワンオフ加工致しました。
もちろんワンオフ部分は有償ですが、長いお付き合いのお客様だからこそ、普段は行わない加工でも行います。
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