自分は古典の三味線演奏に興味がある訳ではなくて、上妻さんのロックテイストの洋楽器と一緒に演奏する『三味線らしからぬ独自のサウンド』が好きで、「どうやったらああいう音になるんだろう?」と、10会場にコンサートを聴きに行って、「だから普通の三味線の音と違うんだ!」という事を知りました。
上妻さんのアルバムは完全に古典演奏のものと、古典と洋楽に合わせた演奏がミックスされたものがありますが、今回発売された『NuTRAD』はほぼ洋楽器との融合を全面に出していて、周波数レンジがとても広くて、このアルバムを一回再生するとスピーカーの動きが変わるぐらい普通では入っていない音域が入っているアルバムです。
上妻さんの2枚目のアルバム『ビームス』を初めて聴いた時に、「やられた!」というインパクトがありましたが、今回の『NuTRAD』ではそれを上回る驚きがありました。
気が付いたら上妻宏光さんとはもう12年もお付き合いして頂いていて、現在多くのアーティストさんとお付き合いさせて頂いている中の第1番目のアーティストさんが上妻宏光さんです。
先週に続いての音楽に対する素晴らしいトークを是非お聞き下さい。
FM福岡では午前11時30分からで、FM山口放送分は30分早い午前11時ちょうどからの放送となります。
そして翌週と翌々週の1月19日と26日は、12月11日に収録を行ったマリンバ奏者のSINSKEの出演となります。
SINSKEさんは3月14日にデビュー15周年記念のコンサートをアクロス福岡のシンフォニーホールで行われるという事で、これまでの福岡公演のホールの中では最も大きな会場となり、3人のゲストアーティストを迎えた公演となります。
尺八の藤原道山さんはいつも一緒に演奏されていますが元々藤原さんは上妻宏光さんからの紹介で知り合って、その藤原さんを通してSINSKEさんと知り合ったので友達の友達みたいな関係で、少しづつお付き合いの輪が広がって行っています。
今回はピアノの広田圭美さんの他にもう一台のマリンバを置いて服部恵さんの演奏もあり、福岡シンフォニーホールに素晴らしい演奏が響くと思われます。
マリンバというとマレットを右に1本、左に1本というイメージがありますが、4本で別々に狙った音を選んで、普通では考えられない様な演奏を聴く事が出来ます。
そのあたりの詳しい事も音解の中で話されているので、1月19日と26日のマリンバ奏者・SINSKEさんの回も是非お楽しみに!
サウンドピュアディオは音楽アーティストさんとの交流を通して、車の中でより生音に近い正確な音楽を再生させています。
今日ご紹介する1台は、現在の宇部店の作業から、フォルクスワーゲンの新型ティグアンです。
先代の2DINタイプのパネルから、ゴルフⅦの後期モデルと同じ様なパネルに変更になって、今回初めての入庫となったので、時間をかけて調査しながらベーシックのWパッケージの取り付けを行いました。
まずドアの内張りを外すとほとんどが鉄に覆われていて、一枚プラスチックのインナーパネルが付いています。
ドアスピーカーはゴルフⅦと同じ物ではなく、アウディA3.A4と同じ構造の物が付いていました。
ゴルフⅦに比べたら外板裏の響きが大きく、複雑な構造をした防振マット2枚では振動が取りきれておらず、ここにピュアディオの防振メタルと防振マットを加えて響きを鎮めました。
インナーパネルのプラスチックも響きが残るので、防振メタルを貼って響きを抑えました。
防振作業が終わって内張りを組みつけて、ドアポケットの中に鳴きが出るので、内側に防振メタルを2枚貼って、これでドアの気になる部分の響きをトータルで片ドア8ポイントを抑えました。
また新型ティグアンの純正ツイーターの位置はドアの上部に付いていて、かなり耳に近いので高音の量は体感出来るものの、長時間聴いていると疲れてしまう位置で、そこは鳴らさない様にして、ダッシュの上にスタンドを使ってピュアディオブランドのATX-25ツイーターを取り付けて、見晴らしの良い場所から外ドームで上質な高音を降りそそいでいます。
新型ティグアンは特性がゴルフⅦとアウディA3・A4の中間ぐらいで、専用のピュアコンの値の組み合わせを探り出しました。
パワーアンプはグローブボックスのプレイヤー部の後ろに付いていますが、ここの配線がアウディ配列で、フォルクスワーゲンとアウディのベーシックの手順書を見比べながら、新型ティグアン用の手順書の製作を行いました。
フォルクスワーゲンの3トーンのオーディオはあまり音にクセが付いていないので、全てフラットの状態でも音楽が正確に再生出来て、お客様がお好きなサラ・オレインさんのボーカルが本人ぽく聴こえていました。
今日ご紹介する1台は、昨日の福岡店の作業から、スバルのレヴォーグです。
カロッツェリアのサイバーナビを装着した状態で入庫となって、ベーシックパッケージの取り付けを行いました。
レヴォーグのフロントスピーカーは2WAYで、ドアに16センチの丸型スピーカーが付いていて、ここを音域制限無くフルレンジで鳴らしています。
それにダッシュに付いているスコーカーで中高音を鳴らして、ドアとダッシュで中音域がかぶっている状態で、デリケートな高音はグリルで音がひかかり、更にガラスで反射してリスナーに伝わり、とても理想的な音とは言えません。
この状態からベーシックパッケージを取り付けると劇的に音質が改善出来ると言ってもにわかに信じられない方もあるかも知れませんが、詳しく解説致します。
まずダッシュのグリルを外して、スコーカーを取り外します。
裏には低音域を入れない様にするためのコンデンサが付いて、これが小さくて音質が上がらない原因になっています。
低音域をカットするといってもスコーカーに対して直列に入っていて、高音の一番上の周波数までここを通っていますから、『純正=音が悪い』になってしまっていますが、ここに工夫をします。
コンデンサを上質な物に交換して、更に容量も変更して、中音域の下限周波数を広げて、ダッシュから中音域がハッキリと聴こえる様に変更します。
それにプラスしてダッシュに独立したツイーターを取り付ける事によって、グリルの音のひかかりとガラスの反射を無くして、音楽の表現力を一気に上げます。
ツイーターはおなじみのピュアディオブランドのATX-25で、既に600セット以上の販売を行っていて、これまでのベーシックパッケージ用のツイーターの販売記録を塗り替えた、ベストバイモデルです。
フロントの6つのスピーカーの音域分けを行っているのはグローブボックス下のピュアコンで、スコーカーの裏にパーツを装着しているので3WAYですがここは4ピース構成で、フルレンジだったドアスピーカーの上の方の帯域に制限をかけて、スコーカーとの中音域がかぶらない様に設定して、更にインピーダンスがやや上昇する事でドアからの音に重みが増しています。
スコーカーの高音域にも制限をかけて、中音のみの再生にして、ベーシックパッツケージを加える事で純正スピーカーが低音⇒中音⇒高音と独立した3WAYスピーカーに生まれ変わりました。
一般的なトレードインスピーカーが純正スピーカーの裏の純正コードから音信号を取り出すのに対して、ベーシックパッケージではナビオーディオの真裏から音信号を取り出して、ピュアディオブランドのPSTケーブルでピュアコンとツイーターに音を送って、低ロスで音を伝送しています。
全ての結線が終わって音が鳴る様になったら、サイバーナビのイコライザーを動かして音を整えました。
お客様には当社のレヴォーグの楽ナビの状態で試聴して頂いて、納得して作業に入れて頂きました。
お客様は音の仕上がりに、「ボーカルがハッキリと聴こえる様にな低音もしっかり聴こえる様になった。」と喜ばれていました。
音の帯域分けをしっかりする事と、インピーダンスの制御を念密に行う事で、純正スピーカーがベースでも生演奏や生の声に近い音が再生出来る様になります。
TS-T730Ⅱ カテゴリ:その他(カテゴリ未設定) 2025/01/07 15:02:47 |
|
映画『シン・ゴジラ』を観て来ました カテゴリ:その他(カテゴリ未設定) 2016/08/16 14:33:11 |
![]() |
ホンダ・ステップワゴン スピーカーの音質アップ カテゴリ:その他(カテゴリ未設定) 2015/11/17 14:55:36 |
![]() |
![]() |
スバル フォレスター ○ |
![]() |
スバル レヴォーグ サウンドピュアディオのデモカースバル・レヴォーグです。 車種別専用設計のベーシックパケ ... |