今日ご紹介する1台は、現在の宇部店の作業から、日産の電気自動車のリーフです。
フロントドアにフル防振の施工を行った後に、アウター・スラントのバッフルを製作して、ピュアディオブランドのZSP-MIDを前に乗られていたお車から移設して取り付けています。
ダッシュにはワイドスタンドを製作して、イギリスのB&Wのツイーターを、こちらも前に乗られていたお車から移設して取り付けています。
リアにはPマークの付いたZSPの25センチウーファーを取り付けて、ラゲッジ下にパワーアンプとプロセッサーが付いたフルシステムとなっています。
今回はお車の静粛性をアップしたいというご要望で、フロアーの防振作業を行いました。
最初に井川家の次男が運転してテスト走行を行い、助手席で長男がノイズレベルを測定した後に作業に入りました。
まずは後部座席座面を外して、シート下のフロアーを防振して行きます。
続いて後部座席の足元から前席座面の防振を行って・・
前席の足元を防振したら作業は終わりです。
作業を行う時に、一度ピュアディオブランドの高級スピーカーケーブル・SKY3を手前に引き出してから、後で元に戻しました。
次にエアコンの操作パネルを取り外して、CD-700KKを取り外してメンテナンスの作業を行いました。
防振とデッキのメンテナンスが終わったら、デジタルプロセッサーにタブレットをつないで音調整を行います。
全ての作業が終わったら、ピット内にEV用の充電コードを引き入れて、プラグインしてフル充電したらお客様に納車します。
EV車やPHEV車が増える事を前提に、もう5年ぐらい前に充電設備を用意していて、出庫の時にはフル充電で、最も音質が良い状態で納車させて頂いています。
今日もいつもの様にラジオを聞きながら仕事をしていたら、クロスFMでやぶ医者の語源について話していました。
やぶ医者はやぶの様に先が良く見えない状態の診断や治療しか出来ないから、それでやぶ医者というのかと思っていました。
しかし元々兵庫県の藪父という所に名医がいて、藪父の方から来た医者といえば名医の代名詞で、それを利用して藪父の医者ではないのに「自分が藪父の方から来た医者だ。」というまがい物の医者が増えて、それで最後にやぶ医者は出来の悪い医者の代名詞になったそうです。
この話を聞いた時に、「このやぶ医者の話はナカミチのショップの話に似ている!」と、昭和の終わりから平成の初め頃の業界の事を思い出したのでここに書き込みます。
昭和50年代の後半にホームオーディオで高級機を作っていた日本のナカミチという会社がカーオーディオを作りました。
そのカーオーディオを作った理由が、「ホームオーディオの世界は評論家が幅を利かせて来て、本当に良い物を作っても正しく評価してくれず、耳の錯覚を利用する様な商品でも利益を供与すれば褒めちぎり、いくら良い物作っても売れない。カーオーディオの世界は評論家が幅を利かせていないから、カーオーディオへシフトしよう!」という事で、チャカチャカ・ドカドカや、デッキの回転数をやや早くして音を上ずらして高音を伸びた様な鳴らし方をしていた業界に、本来の音楽に近い音を再生するデッキ・アンプ・スピーカーを発売しました。
ただ無色透明のナカミチの製品は取付の仕方や使う材料が悪いと本来の性能を発揮出来ず、ただ地味で物足りない音に聴こえていました。
そんなナカミチの商品を正しくセッティングして、販売実績の良い店を『ナカミチスペシャルショップ』というクラス分けをして、音の良いお店の称号をもらう事が出来ました。
自分は早いうちにスペシャルショップになって、年に一度のナカミチ本社の小さなコンサートホールに招待されて、生演奏を聴く事が出来て、その音を目標として目指して、また来年もこのホールで生演奏を聴く事が仕事の励みでした。
ところがそのうちナカミチの営業部はどんどんスペシャルショップを増やして、全国で20店ほどしかなかったスペシャルショップが山口県内だけで4店舗もあって、自分が一生懸命に作った市場をいい加減な店に荒らされて、とにかく販売量ばかりを増やして、アンプやチャンネルディバイダーの調整を行わずに工場出荷されたままでお客さんに納車するとか、値段の下をくぐるために余ったスピーカーケーブルを何本かつなぎ合わせて配線するとか、もうメチャクチャでした。
それでも真面目にやっていればナカミチの本社のコンサートホールで生演奏が聴けると我慢していたら、やはりコンサートは廃止されて、取付や音出しが悪くても売れた者が勝ちという本来の状態とは180度違うのがナカミチのスペシャルショップとなってしまいました。
これは元々兵庫県の藪地区の医者が名医だったのが、我も我もと藪の医者を名乗ったがために、最後は藪の医者はダメな医者の代名詞になったという話とナカミチのショップの話は似ています。
そのうちナカミチは値段が高くて音が悪いカーオーディオという評判が立ってしまい、売り上げが激減した時に、更に営業部は間違った選択をしました。
それは通常のモデルよりも値段が安い劣化版モデルを作って、オートバックス専用モデルとして販売して、更に無理して量産したがために不良率が高くて、もうブランドイメージは地に落ちてしまいました。
元々素晴らしかったナカミチのブランドが地に落ちてしまったのは、初代社長の中道悦郎さんが若くしてガンで亡くなったからで、どこでナカミチがおかしくなったかというと、本来は音楽を作る人を大切にすると小さなコンサートホールにミュージシャンを招き、社員や優秀なお店に生演奏を聴かせて、本来の音楽の音を目指すという方針が、途中売った者勝ちの成績さえ良ければセッティングは二の次という方針に変わったからで、2度の間違った方針転換で日本のブランドでありながら日本からナカミチのブランドは消えてしまいました。
それでも悪いのは営業部の実力者で、彼らがナカミチから消えて創業者の悦郎さんの息子さんがトップになった時は、既に日本では販売する店がほぼ無い状態でした。
2000年代のどこかで終わりにはナカミチブランドの商品は日本国内では流通しなくなると予測して、2001年にピュアディオブランドをスタートさせて、以前ナカミチのスペシャルショップ向けのチューンドモデルをピュアディオチューンの商品として販売する様になりました。
今日ラジオでやぶ医者の語源の話を聞いた時に、平成の初め頃のナカミチのスペシャルショップをきちんと審査もせずに大量に作った時の、営業部の愚策を思い出しました。
ただナカミチの創立者の『音楽を作った人の作品の形を変えてはいけない』という精神は、小さい会社ながらも日本で唯一自分が引き継いでいるつもりです。
今日ご紹介する1台は、昨日の宇部店の作業から、ダイハツのロッキーです。
先日入庫していたトヨタのライズにそっくりですが、ダイハツのマークが付いている別なお車です。
既にフルシステムが付いているお車に、オーディオテクニカのメディアプレイヤーを取り付けました。
このプレイヤーの音はどうなの?というお問い合わせを多く頂いていますが、現在宇部店では店頭でCD-700のデジタル入力に入れてデモンストレーションを行っているので、音を確かめてから購入する事が出来ます。
また歴代のオーディオテクニカのデジタル系の商品も並んでいて、入れ替えの時の大きさの比較も出来ます。
今回のロッキーのお客様はこれまでCDとデジタルウォークマンをCDC入力でお聴きだったのを・・
見えない部分にAT-HRT5を取り付て、アームレスト内にUSBのジャックを取り付けて、USBのメディアの音をCD-700KKのデジタルAUXに入力して音楽を聴ける様にしました。
音はサイバーナビを通っていませんが、タイトルはサイバーナビの画面に映る様にしてあります。
ただしサイバーナビの画面をタッチしても選曲は出来ず、テクニカのリモコンを使って選曲を行います。
ロッキーのスピーカーはドアにピュアディオブランドのZSP-LTD15で、ツイーターはダッシュにJU60ツイーターを取り付けて・・
ラゲッジの下にはエンクロージャーとアンプとプロセッサーを取り付けて、25センチウーファーを取り付けたフルシステムとなっています。
オーディオテクニカのメディアプレイヤーは、この様なフルシステムでもUSBの音源をしっかりと再生してくれる性能を持っています。
3月の終わりから4月の初めは、卒業や進学や就職や退職、そして転勤などで『はなむけの言葉』というのが1年で最も使われる時期ではないでしょうか?
自分はこの『はなむけの言葉』を昨日まで『花向けの言葉』と思っていて、「これから旅立つ人に花束を挿し出す様な気持ちで心を込めた言葉を贈る。」という様な意味に思っていました。
昨日は桜の花をブログ用に撮影しようと車に乗ってラジオを聞きながら移動していたら、このはなむけの言葉の意味を違えてとらえている人が多いという話が出ていて、自分もその一人という事を気付かされました。
そもそも人が旅立つ時にはなむけというのは、昔は馬に乗って遠くへ旅立つ人が多かったので、馬の鼻を旅立つ方向へ向けて、少し歩いて行った所で方向が馬に認識させたらそこで離れて、その時に旅立つ人に贈る言葉だから『馬の鼻を向ける時の言葉』から『はなむけの言葉』となったそうで、いつの間にか移動で馬を使う人もいなくなって、ちょうど花が咲く頃に旅立つ人に送っていたから、いつの間にか勘違いされて『花向けの言葉』と思われていた様です。
難しい感じだと1文字で贐と餞と書いてはなむけと読む様ですが、長い人生でこんな間違った認識をしていたとは・・
ラジオは聞いているとちょくちょく役に立つ情報が流れて来ます。
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