昨夜のテレビ東京系のワールド・ビジネス・サテライトで、6月の黒物家電の出荷量が前年比で20%以上という事が報道されていました。
特にカーAV器機は58%アップと驚きの数字となっています。
ただ出荷量となっていて、出荷金額とは違っていて、出所はJEITAという電子情報技術産業協会の発表によるものです。
カーAVと言われても我々の様なアフターマーケットの商品と、自動車メーカーやディーラー向けの商品もあるのと、ドライブレコーダーやバックカメラとモニターのセットなども含まれているので、どこで伸びているのかは分かりませんが、どこでこんなにナビ・デッキ・スピーカーが売れているのでしょうか?
最近専務と話していたのが、今のアフターマーケットの状態が1990年の初めと似ていて、安い割に音の量が出る商品(例えると安価なプラスチックのケースのパワードウーファー)が多く出回る様になって来て、それで満足する人ばかりでなく、「何だか音が変?」と後で気付いた時にはその先でマーケットが冷え込んでしまう、という嫌な流れだなと言っていたばかりで、あれから30年が経っているので、ビジネスの世界では30年で時代が1周するというという話はまんざら嘘では無いようです。
そんな中でコロナ禍でカー用品が好調で、「売れる今ドキの事情とは」というテロップが出て来て・・
コロナで会社に出社出来ず、家にも居づらいで、在宅ワークならぬカーワークをしているからだそうです。
そのため12ボルトを100ボルトにする器機や・・
100Vが取り出せるポータブル電源がカー用品店で売れているそうです。
当社でいえばコロナ禍で音楽ライブが行われなくなって、代わりにオーディオで楽しむために車や家の設備を充実させるという方が増えて来ています。
逆に遠出するのが良くないという流れになっているので、あまり遠方からのお客様を呼び込むPRが出来ずに、そこは苦労しているところです。
前に広島からのお客様の紹介をしようかどうか迷って、結局この写真は使いませんでした。
コロナの特需のある業種と逆にデメリットがある業種がありますが、早く終息して本来のペースで全ての業種が営業出来るのが一番望ましいと思っています。
福岡店で先週末に一度完成したステップワゴン・スパーダですが、追加の作業がありました。
一旦車両はピットから出して、ゲリラ豪雨を想定した雨漏りチェックを行って、もう一度ピットに戻しました。
そしてフロントやリアのフロアー下に防振材を敷いて、ロードノイズの軽減を図りました。
そうこうしていたらお客様から予定していたナビゲーションが届いたという事で、ダイアトーン製のギャザーズのナビオーディオを持って来られて、その前の仮付けしていたケンウッド製のナビを取り外して、大画面の物に付け替えました。
ところがダイアトーン製のナビは中高音が目立って、低音を薄く感じてしまい、イコライザーを動かすと他の周波数がつられて動くためにラウドネスを使って低音を上げました。
しかしラウドネスも中高音に影響して、FMラジオを聞くとクロスFMもFM福岡も自分がよく知っているパーソナリティーの方が話されていて、声のトーンが違って聞こえるために、ラウドネスの使用はやめました。
それでは低音が薄く聴こえてしまうので、一度ケンウッドのナビで合わせていたピュアコンのパーツを交換して、それで聴感上のフラットに合う様に工夫しました。
その上でイコライザー調整も行って、目標の周波数以外がつられてしまうのと、調整画面から登録すると微妙に音色が変わって、ピュアコンのパーツの交換とイコライザーパターンの組み合わせで、かなりの時間をかけて調整を行いました。
調整は昨日のお休み中に出社して行って、値を変えてイコライザーを動かして、また値を元に戻してイコライザーを動かしてを何度も繰り返して、でも誰からも呼ばれず電話もかかって来ないので集中して音調整が出来ました。
色々な組み合わせを試していたら、音色と体感音圧のバランスが良いところが見つかって、福岡店を後にしました。
今週は木曜日と金曜日が祝日で、木曜日にお客様が取りに来られるのに、全ての作業を間に合わせる事が出来て、B&Wの限定のゴールドツイーターの性能をきちんと発揮出来るセッティングになりました。
追伸
ダイアトーンのサウンドナビのイコライザーは動かした周波数以外の音に影響が出て、セッティングではかなり苦労します。
以前福岡店の柳井君を東京にスタジオ研修に連れて行った事があるのですが、レコーディングのプロセスの説明を受ける時に、最後の方でイコライザーを動かして音を整える時に、「このイコライザーは他の音が影響されない!」と横で言うので、「柳井君、プロ機は狙った周波数しか動かないから、カーオーディオ用のイコライザーの話しは恥ずかしいからやめて。」と言った事があります。
市販の器機を使いながらプロ機の音を目指しているので、かなり苦労しますが、そのために調整範囲を超えて音調整するためにピュアコンは必要です。
今日何気なくカレンダーを見たら、何故か祝日になっていて、これはオリンピックを考慮してなない状態で、世に出ているカレンダーのほとんどかこの状態だそうです。
スマートフォンのカレンダーは22日と23日が祝日ですから、今度の週末は4連休になると今知りました。
さてタイトルの話題に入りますが、現在毎週水曜日の夜21時からNHKのBSプレミアムで『刑事コロンボ』の再放送をしています。
ピーター・フォーク主演で、確か自分が中学生から高校生の時に土曜日の夜にNHKで放送されていたと思います。
当時はシンセサイザーを使ったテーマ曲がとても印象的で、良い音に聴こえたのですが、今聴いてみたら「もっと良い音に聴こえていたのに・・」と、当時に比べたら音響設備の環境が変わって、周波数レンジが広がったので、今の楽曲に比べたらレンジが狭いというのが解るからでしょう。
先週の水曜日の放送を録画して見ていたら、刑事コロンボ67と書いてあって、「これって1967年の作品かな?」と思いながら見ていました。
物語の中で犯人がロッドアンテナ式のワイヤレスフォンを使っていて、「1967年にワイヤレスフォンは無いだろう?」と思いながら見ていたら・・
あれっ?出て来る車が何だか新しい様な?
おやっ?これはフォードのサンダーバードか、それとも同じグループのマーキュリーのクーペか、古い画像に入れ込んだのかな?と思いながら見ていました。
これなんかキャデラックのセビルか何かで、2000年よりも少し前のモデルに見えます。
確か刑事コロンボは自分が高校生の時に終わったはずなので、明らかに時代背景がおかしいです。
そこで刑事コロンボについて調べてみたら、自分が知っている刑事コロンボは1968年から1978年までの10年間放送されて、一旦終わったものの、1989年に再び新シリーズでアメリカで放送されていて、2003年まで新シリーズが放送されていたそうです。
そして現在のNHK・BSプレミアムの放送が、1978年が終わったら1989年以降の新シリーズが同じ時間帯に放送されていて、46回からが新シリーズで、67と書かれていたのは先代から通しで67回目という意味で、アメリカでは1998年に放送されていた物語ですから、時代背景はピッタリと合っています。
日本では新シリーズは1年遅れで放送されていた様ですが、それは自分が見ていませんでした。
ただ新シリーズも69回で終わるので、後2回でおしまいという事で、録画してしっかりと見ておきます。
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