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ピュアディオいがわのブログ一覧

2022年02月26日 イイね!

日産NV200 スピーカーの音質アップ


今日ご紹介する1台は、昨日の宇部店の作業から、日産のNV200バネットです。

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ケンウッドの1DINのCDチューナーを取り付けた状態で入庫となって、ベーシックパッケージの取り付けを行いました。

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まずはインパネを分解して、裏から音信号を取り出してグローブボックス下に送ります。

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グローブボックス下には比重の高いMDF板を敷いて、その上にピュアコンのブラックボックスとコイルを取り付けています。

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比重が高いとあえて書いているのは、ネットワークの下に当社の真似をしてMDF板を敷く店が出て来て、その板が当社の半分以下の厚さで目も詰まっていない比重の少ない物で、厚さと比重で効果が有るか無いかの差が出るので、当社のMDFは音質アップのために高い物を使用しています。

また純白のボビンのコイルは何も巻いていない所から一から手作業で巻き上げていて、ボビンの材質にもこだわっていて、高音質を再生させる決め手となっていて、NV200の様にドアの下の方にスピーカーがある車には、手作業での微妙なインダクタンスの取り方で絶妙な音表現をしています。

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ピュアコンから出ているケーブルは純正ミッドに行くフルレンジタイプと、ツイーターに行く赤味がかかった高音域重視の特性の物の二種類を使い分けています。

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高音しか送らない部分に低い周波数の特性を上げても無駄なコストになるので、あえて広域特性を重視して、同じコストでも音質を上げています。



ダッシュの上にスタンドを使って適切な仰角・振り角を付けて、ピュアディオブランドのATX-25ツイーターを取り付けました。

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全ての組み立てが終わって音が鳴る様になったら、1DINデッキの3トーンを調整して音を追い込みました。

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趣味の荷物を積むために2シーターとしてご使用のNV200が、長距離を走っても聴き疲れしなくて、スキッとした音で音楽を聴ける様に仕上がりました。



追伸

当社にもNV200があるのですが、最初の1年はベーシックパッケージでしたが、2年目からはドアがアウターバッフルになってZSPを取り付けたので、今はアウターのお客様用の台車となっています。

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Posted at 2022/02/26 10:10:59 | トラックバック(0) | カーオーディオについて | イベント・キャンペーン
2022年02月25日 イイね!

宇部店にJBLのエベレストが


現在宇部店のステージにはJBLの最高級スピーカー・エベレストが展示してあります。

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エベレストが届く少し前にゴッホ財団認定のデジタル3Dコピーの『夜のプロヴァンスの田舎道』の絵も到着して、これまでの少しメカ的なゴチャゴチャしたイメージと変わって、かなりスッキリしました。


オリジナルノーチラスは中高音がマルチアンプで鳴っていたのと、実際のプロ用のスタジオでは使われていなかったので自分はあまり好きではありませんでしたが、今回はフルにパッシブネットワークで鳴らしているのと、JU60と同じ素材を使ったユニットを使っているので、今のサウンドピュアディオのイメージにはこちらの方が合います。

2CHアンプ1台で、ナカミチのTP-1200の頭の方だけでFMチューナーを鳴らしています。

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ごく小さい音ですが、福岡市のマークイズ福岡ももち2階のサウンドピュアディオスタジオからの放送を屋外アンテナで受けて鳴らしています。
Posted at 2022/02/25 18:20:33 | トラックバック(0) | 音楽について | 日記
2022年02月25日 イイね!

新型ヴェゼル カーオーディオの音質アップ 前編


今日ご紹介する1台は、現在の宇部店の作業から、ホンダの新型ヴェゼルです。


入庫している車のかなりの割合がこの色で、人気のカラーです。



ホンダ純正のギャザーズのナビオーディオ付きのお車で、以前ベーシックのトリプルパッケージを取り付けて頂いていたところからのシステムアップで再入庫となりました。

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ツイーターはピュアディオブランドのATX-25から・・

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現在ダッシュ周りをマスキングしてJU60用のワイドスタンドをパテで形成しています。

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ドアには外板裏のベーシック防振と、内張裏のセメントコーティングの施工がしてある所にプラスして・・

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サービスホールを塞ぐ防振を追加で行いました。

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まだ貼ったばかりで切り口にシリコンを塗りこんでいませんが、ピュアディオでは先々の剥がれを防ぐために切り口を全て塞いでいます。



内張りの表にマスキングを行って、これからアウターバッフルを製作します。

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これまでしっかり鳴ってくれていた純正の16センチスピーカーは取り外します。

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昨日焼き入れと24金メッキの端子を付けたピュアディオブランドのSKY-3のスピーカーケーブルを、これから車室内にはわせて行きます。

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今朝の時点で作業の進行はここまでで、これより先は後編でお届けいたします。

Posted at 2022/02/25 10:11:16 | トラックバック(0) | カーオーディオについて | イベント・キャンペーン
2022年02月24日 イイね!

今日はケーブルの焼き入れ


今日の宇部店のピットにはホンダの新型ヴェゼルが入庫していますが、SKY3のケーブルの焼き入れを自分がして、端子を付けないと作業が進みません。

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炉の温度が370度まで上がるのを待ってから焼き入れを行います。

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最初に不純物が表に浮き上がって来るのをすくい取って・・

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不純物を上に残して、純度の高い部分は炉に戻します。

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今日見て見たら純度の高い部分がまるで動物のキーホルダーみたいな形で残っていました。

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何だか炉に戻して溶かすのが惜しい様な・・
Posted at 2022/02/24 16:26:44 | トラックバック(0) | カーオーディオについて | 日記
2022年02月24日 イイね!

昨日は一日ピュアコン作り


昨日は先週末に取付を行った、ピュアコンのブラックボックスを補充するために作っていました。

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出来たら目の前にマークレビンソンのアンプに積み上げて、毎度の事ですが朝から作り始めて3セット作ったら夕方で、サンセットになっています。

まだPSTケーブルに24金メッキの端子は付いていなくて、以前はここまで作ったら後は社員に端子を付けてもらっていましたが、カローラツーリングのディスプレイオーディオが出た時に、「カローラフィールダーの時の方が音が滑らかだった。」と言われるお客様の声があって、ディスプレイオーディオでも少しでも滑らかさを出すために、ここのハンダ付けも全て自分が行っています。


ピュアコンのコイルのストックはよく写真に写っていますが、ブラックボックスはあまり写っておらず、現在のベーシックパッケージ用のブラックボックスは、遂に35種類となりました。

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以前19種類書いた気がしますが、ここ1年で純正オーディオが大きく変わって来ていて、今の時点では35種類必要で、これより先にまた違う方式の純正オーディオが出て来た場合はまだラインナップは増えます。

たった1・2年で大手メーカーのトレードインスピーカーが、ユニットはマウント出来ても特性が全く合わない車ばかりが増えて来ているので、トレードインスピーカーは終焉を迎えようとしています。


コイルもコンデンサも全く変えられず、抵抗の値の差でツイーターレベルだけ調整のメーカー製のネットワークではかなり音がキャンキャンになったりスカスカになったりして、ピュアコンでは一番レンジの狭い169-153から・・

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320-186まで幅広い値の中から、もっともその車に合ったパーツの組み合わせの周波数レンジと、インピーダンスと、アルファベットで表記しているツイーターレベルを細かく合わせて行って、生音・生声に近いと言えるセッティングにしています。

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ブラックボックスに対して、これだけのコイルと組み合わせを行うので、ピュアコンシステムの音を聴いてしまうと、もう固定のコイル・コンデンサのパッシブネットワークの音は聴く気になれなくなります。

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現在のピュアコンはJU60用のブラックボックスがコンデンサを4桁表記していて、ベーシック用は3桁表記で、以前はJU60で2ケタ表記だったので、ベーシック用でもかなり高い精度を誇って左右のペアリングを合わせています。

先ほどの320を作るための工程で、まずはコンデンサを合成して3・203付近の値を作ります。

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その片側にハンダ付けを行った後に、直ぐにラジオペンチで挟んで放熱して、エアーをかけて急冷局をかけます。

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ラジオペンチをグリップ側を持っていないのは、熱の抜け方を指で確かめるためです。


そして片側ハンダを行って冷却した後の値は・・ あれだけ放熱しても中のフィルムが影響されて上がっています。

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もう片側ハンダ付けしたら、更に値は上がって、これがクリップしていないとか1・2本で、エアーの急冷却もしなかったらどうなるんだろう?と思わされます。

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3桁表記のピュアコンならこれでいいのですが、JU60用の4桁表記の物はハンダの熱の影響が終わった後で4桁ピタッと合う様に左右を選んで行かないといけません。


ここまで手間をかければ1日に3セット作るのが限界です!

この手間のかけ方は、ある古典演奏の人間国宝の候補になっている方の練習のプレイバック用のスピーカーを作る時に使った手法で、どんなに良い測定をしても実際にハンダ付けして中に組み込んだら値が微妙に変わっていて、そこでとんでもない数のクリップをして、それでも値が微妙に動くので、これだけのクリップをしてこの程度は動くという事を前提にパーツ選びをして、正確な再生が出来るホーム用のスピーカーを完成させました。

そのノウハウを2年ぐらい前からJU60用に活かしましたが、純正のディスプレイオーディオでもこれまでのオーディオレス車の様な音表現が出来る様に、べーシック用でも将来人間国宝になるかも知れない方に提供しているのいと同じレベルの作業で対応する様になっています。

もちろんこのレベルの仕事は自分にしか出来ないので、出来上がる数も限られて来ます。

まさかベーシックでもこのレベルの作業が必要になるとは、自分は予測もしていませんでしたが、ここまでしないと「前の車に比べて音が・・」という話が出て来るので、最高レベルの技術で入門者用のパッケージに挑んでいます。



「今日はこれで仕事が終わった。」と安心していたら、夕方になって急にデッキのリモートレベルをアップする回路が要るとピットから言われて、もう1個ブラックボックスを組み立てました。

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ナカミチのCD-700KKはナカミチ製品のリモート信号に合わせた出力しか出ておらず、他メーカーのアクセサリーを使うと動作が不安定で、物よっては使えない組み合わせもあります。

20年前にそんなトラブルが起こった時に、高校生の時にメーカーの違アップバーターを付けようとした動作せず、せっかく土木作業員のアルバイトをして買った物が全く使えない事がありました。

その時に無線機とアップバーターを繋いで、どのぐらいリモート電流が流れるからこのぐらい電圧ドロップしてと、あれこれ格闘していた時の事を思い出して、半導体とリレーを組み合わせて電圧ドロップを抑えて動作させた事を思い出して、それと同じ物を再現したら偶然安定した動作をさせる事が出来ました。

そのユニットも製作してから20年が経つので新しい物に替えたいとの事で、30分ぐらいで組み立ててピットに渡して、納車出来る状態になりました。


他の店には無い、特殊な技術と正確な値合わせで、どこの店も表現出来ない、プロのスタジオレベルの音を再生させています。
Posted at 2022/02/24 10:44:47 | トラックバック(0) | カーオーディオについて | イベント・キャンペーン
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サウンドピュアディオの井川です。 福岡県・山口県でカーオーディオ専門店を営んでいます。 アーティストとのコラボレーションにより、より生演奏や生の声に...

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