2026年6月13日土曜日、姉の希望により、母も連れて3人で富山県魚津市にある東山円筒分水槽を訪れました。東山円筒分水槽は、「日本一美しい」と評される円筒分水槽ですね。
自宅を4時50分頃に出発。東海環状道・東海北陸道・北陸道と経由し、現地に10時30分頃到着しました。
場所はこちら。

※地理院地図(電子国土Web)に加筆。
入口に設置されている説明板。
こちらが東山円筒分水槽です。円筒分水槽をこの目で見るのは初めてですね。
円筒分水槽は、用水を正確な比率で分配させるために設置された水利施設の一種です。水槽の外側には、分配する各用水の水量比率に応じた角度で仕切りが設置されています。
そして水槽の中央部から逆サイフォンの原理で水を噴き上げ、水槽の外壁を越流させます。
水槽は円形のため、基本的に越流する水の量は360度均等になります。これにより正確な比率で各用水へと分配できるわけです。
まあ、見物にやって来る観光客の中で、こういう知識に興味・感心のある方がどの程度いるのかはわかりませんが、大量の水が滾々と湧き上がり、その水が耳触りの良い音を立てて流れ落ちていく様を眺めるのは、誰しもが心落ち着く光景だと思います。
東山円筒分水槽から片貝川の上流を眺めると立山連峰が望めます。
せっかくなので、姉が母を記念撮影。
そして、どうやら片貝川の対岸にも円筒分水槽が存在しているようなので、そちら側も見に行ってみることにします。
やって来たのは、貝田新円筒分水槽。こちらは目立たない案内標識が立っているだけで、特に見物用には整備されていません。
場所はこちら。

※地理院地図(電子国土Web)に加筆。
はい、確かに危険な場所ですよね。
この円筒分水槽は上側から見下ろすように見ることができます。湧き上がり流れ出す水量は東山円筒分水槽よりも大量。東山円筒分水槽はのどかな感じがしますが、貝田新円筒分水槽は流水の勢いに圧倒されます。
貝田新円筒分水槽から分岐していく用水路。どの用水も水量・流速がすごくて、ちょっと恐怖を感じます。
それでは、次の目的地へと移動します。
次にやって来たのは、魚津埋没林博物館。
場所はこちら。

※地理院地図(電子国土Web)に加筆。
魚津埋没林は、1930年(昭和5年)、魚津港建設中に発見された約2,000年前(3,000年前という記事もある。)に埋没したと考えられる林で、杉を中心とした原始林だったそうです。
水中保存にしてあるのは、埋没後の状況に少しでも近づけることで、適切に保存するためのようです。
こちらは乾燥展示されている樹根。
庭に立っていた「天然記念物 魚津埋没林」の石碑。
博物館の外観。
土中で保存されている埋没林もあるようです。
別の展示棟へも行ってみます。
内部はこんな感じです。
魚津市内であともう1か所見物するため、博物館から富山湾沿いの道を南へと進みます。
魚津水族館です。
場所はこちら。

※地理院地図(電子国土Web)に加筆。
建物の前の水槽でチョウザメが泳いでいました。
出入口が2階にあるので通路を進んでいくと、ゴマフアザラシを発見。しばらく様子を見ていましたが、じっとしていて全然動く様子が無い(笑)。何を考えているのだろう…。
魚津総合公園の観覧車。
こちらから館内へと入館します。
「時々スタッフが人力で波を起こします。」とあって、「へーっ。」と素直に思っていたら、隣の「お知らせ」に造波装置が壊れたとあり、「ああ、直せないのか…。」となりました…。
これ以外にも、魚類などの説明に合わせて「寿司ネタ」の説明が併記してあったり、「えっ…、こんな魚食ったの…。」というような試食レポートもあったりして、なかなか興味深く拝読いたしました(笑)。
水槽を泳ぐ魚もいろいろと撮ってみましたが、薄暗い室内で泳ぎ回る魚の撮るのは難しくて、ピンボケばかりでした…。
久しぶりの水族館見物、いろんな意味で楽しませていただきました。
さて、姉はこれで満足したようで、「あとはあんたが行きたい場所があれば好きにしていいよ。」と言われ、「いきなり言われてもなぁ。」と思いつつ、「ひとまず神社仏閣なら何かあるでしょ。」とグーグルマップで検索。
そして、ナビ様のお告げに従いながら富山平野東部をジグザク走行。
立山町の雄山神社前立社壇へとやって来ました。
場所はこちら。

※地理院地図(電子国土Web)に加筆。
立山山頂にある「峰本社」に対する里宮で、立山の前に立つ社ということで「前立社壇」と呼ばれるそうです。
表神門。
拝殿。
本殿。国の重要文化財に指定されています。
時間は15時を回っていますが、次の場所へと向かうべく常願寺川沿いをさらに上流へと向かいます。
富山地方鉄道 立山駅近くの観光用駐車場へやって来ました。
場所はこちら。

※地理院地図(電子国土Web)に加筆。
ここへやって来たのは、立山駅前にある立山カルデラ砂防博物館を見学するため。しかし、母も姉も興味が無いので、私一人で立山駅前の博物館まで徒歩にて移動。
その間、母は駐車場前の称名川沿いを散策、姉は車内でお休みしてました。
日本最大級の砂防施設群を誇る立山カルデラの砂防事業について、いろいろな資料を見学できて大変満足いたしました。
ついでに、立山砂防工事専用軌道を覗きに行ってみます。
博物館から常願寺川の川べりへと向かうと、展示車両を発見したので見物。
常願寺川の上流側の眺め。
博物館の裏手には専用軌道の本線が通っていました。
これで駐車場へと戻り、称名川沿いをさらに上流側へと進んでいきます。
称名平駐車場へとやって来ました。
場所はこちら。

※地理院地図(電子国土Web)に加筆。
この駐車場は、「称名滝」見物の最寄り。はるか遠方にちらりと称名滝が見えています。
ただ、この駐車場に到着したのは16時45分頃。称名滝へ最も近づける遊歩道は16時ですでに閉鎖されてしまっています。
それでも少しは大きく見える場所があるかもしれないと思い、駐車場から道路を登っていったらちょっとした展望場所があったので、そこから滝を眺めました。
写真を撮ってから急いで駐車場へと戻っていったら、母が駐車場内を散策していたので、「もう少しだけ登れば滝が見える場所があるけど、行ってみる?」と声を掛けたら、「それなら行く。腰が痛い、腰が痛いと言い訳して動かんかったら、見れるものも見れんでもったいない。」ということで、母に付き添ってもう一度急坂を登ることに。
「引っ張って!」と言うので、乳母車を引っ張りながら急坂を登っていきましたが、無事に展望場所まで到着。遠望とは言え、直接称名滝を見ることができ、山が好きな母は喜んだ様子でした。
この後は、ナビ様に従いながら富山平野を縦断し、富山ICから北陸道へ乗ってようやく帰路につきました。
帰宅したのは23時過ぎ。今回の走行距離は約700kmでした。
