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小林あにのブログ一覧

2017年07月22日 イイね!

旧宮崎街道明見坂を歩いてきました

今日は、岡崎市明見町に残る旧宮崎街道明見坂を歩いてきました。

やって来たのは岡崎市淡渕町にある「男川やな」からやや東のとある場所。



ここが県道37号と旧宮崎街道明見坂の分岐点になります。

県道からちょっと段差を登ると薮の中に道標があります。



「西尾」とか「須田町」とか読み取れます。この面は道標の寄進者が彫られているみたいです。

県道との接続部分は薮が濃いですが、すぐに道跡が明瞭に見えるようになります。



わかりにくいですが、ここは道の分岐点になってます。



右へカーブしていく道跡が明治時代に新たに造られた車道の峠道。正面の道跡は車道開削以前の旧宮崎街道の峠道です。

車道跡をさらに奥へと進んでいきます。





岩壁を削って造られた区間は大きな落石が目立ちます。



険しい地形に石垣を組んで道幅を確保している所が繰り返し現れます。













ようやく峠の切通しが見えてきました。



この場所の右手に車道峠道の開通記念碑が立っています。



「宮崎街道之碑」





碑文を読むと峠の東方にある宮崎地区がこの峠道を開削するに至った経緯を知ることができます。開通は明治25年とあります。

峠の切通しを通り抜けます。







切通しは岩盤を10m以上の深さで掘り込まれており、ここまで歩いてきた区間を含め、車道開削が相当の難工事だったのではないかと想像させます。

峠を越えるとひどい薮になり、道跡を進むのは困難になります



廃道跡を避けて、真下に並行する舗装道へと一気に下り、県道37号の合流地点へと出てきました。

合流地点に残る本宮山道標。





県道37号宮崎橋。昭和4年6月改築とあります。





現県道である「男川やな」から宮崎橋までの川沿いルートは大正年間には開通したようなので、多くの労力と費用を掛けて開削された明見坂の峠道は、20~30年程度でその役目を終えてしまったようです。
Posted at 2017/07/22 21:07:50 | コメント(0) | トラックバック(0) | 旧宮崎街道明見坂 | 日記
2017年07月16日 イイね!

設楽森林鉄道鰻沢線跡をちょっと歩く(4)

今日は久しぶりに設楽森林鉄道鰻沢線の跡を歩いてきました。

前回と同じく国道420号と県道35号の交差点、鳴沢の滝付近の路肩に車を停めて、近くの沢筋から廃線跡へと登っていきます。

前回はここから下流側へ向かい、途中で引き返してしまったので、今回はその先を目指すことにします。


前回引き返した橋梁へとやって来ました。


橋桁の幅があるので、上を歩いて対岸に渡ります。




しばらく歩くとレールが残っていました。


ここよりも上流側で1本だけ突き出ているのは見ましたが、ここは2本並んでいるので、敷かれていた当時のままかもしれません。


結局のところ、今回歩いた区間でレールが残っていたのはここだけでした。


なんで残っていたのでしょうかね?回収前に土砂に埋もれて放置したのでしょうか?

先へと進みます。


橋梁跡に出ました。石積みの橋脚が2つあります。




橋脚を下から見上げるとお城の石垣のように反っています。


橋台の上には木製橋梁の一部が朽ちていました。


この橋から先は急斜面に岩盤が露出している険しい地形が続きます。




次の橋梁跡に来ました。立派な石積みの橋台が残っています。


ここの沢は岩盤が深く抉れていて、廃線跡から沢まで10~15mくらいの深さがあります。

周囲は苔むした岩場か玉砂利が拡がる急斜面であり、自分の感覚ではとても沢まで安全に降りていけそうになく、一旦、降りられそうな所まで引き返します。

木立ちを使えそうな場所から急斜面を降りて、沢の下流に設置されていた砂防ダムを渡り、対岸の急斜面を廃線跡まで登り直します。

廃線跡を逆戻りして、対岸の橋台まで来ました。


見届けたところで、再び下流側へと廃線跡を辿っていきます。








またコンクリート製の橋桁が残る橋梁跡が現れました。先ほどと同じく分厚い橋桁です。




さらに先へと進みます。


地元の人が使っているのか丸太が架けてあります。


周りから車の音が聞こえ、家の屋根が見えてきたら廃線跡は途絶えてしまいました。


出てきたところは旧三都橋小学校の前。


写真を撮りながらですが、ここまで約2時間の行程でした。並行する国道からではわかりませんが、いくつかの深い沢があり、なかなかに険しい地形を通っているんだなと体感しました。

これで1回目に歩いた区間と大体つながりました。次の機会にはさらに上流側を歩いてみたいと思います。
2017年07月06日 イイね!

父、急逝す

去る6月11日、父が急逝しました。

駐車中の車の中で亡くなっていたのを、訪れた先の飲食店の店員さんに発見されました。

私は当日、山梨県清里へドライブに行ってましたが、帰宅後、通報を受けた警察署から連絡があり、そのことを知ることとなりました。父の携帯電話に登録されていた同姓の人の番号へ片っ端から電話をかけたそうです。

最近は食欲が落ち、すっかり足腰が萎えてきた父でしたが、それでも自分で車を運転して外出できるくらいでしたから、連絡を受けて初めは戸惑うばかりでした。

とにかく家族全員で警察署へ赴きましたが、検死手続きのためにすぐには対面できませんでした。日付が変わる頃にようやく手続きが終わりましたが、父の顔はまだ見られず、葬祭センターの車に乗せられて式場へ。

深夜ではありましたが、姉と私の二人は引き続いて式場担当者と葬儀の打ち合わせ。
あまりの急展開に、父が亡くなってしまったという感傷に浸っているどころではありませんでした。

思い出してみるに、通夜になってようやく落ち着いて父の顔を眺めたという感じでした。出棺の時、「これが最後ですよ。」という司会の方の言葉に反応したかのように姉が堰を切ったように泣き始め、弟もつられたかのように目を潤ませていました。


このブログでもたびたび書いてますが、父に頼まれてよくドライブに出かけてました。

最近はとにかく昔を懐かしむことが多くて、最後に連れていった所も祖父の実家筋で父に馴染みのある親戚でした。

もう父をドライブに連れていくことはありませんが、私はこれからもまだまだ走り回っているので、それを見守ってくれればなと思います。

Posted at 2017/07/06 23:49:05 | コメント(2) | トラックバック(0) | 日記 | 日記
2017年07月01日 イイね!

小刀根隧道と賤ヶ嶽隧道

ここ最近、仕事と私事の両方でバタバタがあり、ドライブへと出かける機会や気力がなくなってましたが、ようやく落ち着いてきたので(特に気分的に。)ちょっと遠出をしてきました。

と言っても、行き先は毎度のパターンで廃トンネル。何度も行っている場所なので、お気楽訪問です。

北陸道木之本ICで下りて国道365号を北上。途中でそれて、柳ヶ瀬トンネルをくぐり敦賀市刀根へとやって来ました。

旧北陸本線小刀根トンネル



何回訪れたのか覚えていませんが、もう憩いの場の一つですね(笑)。











ここから国道8号へと出て、県境の峠を越えて次の目的地へ。藤ヶ崎トンネルの先で旧道へと入り、坂を登っていきます。

遠くに竹生島が見えます。



賤ヶ嶽隧道。国道8号賤ヶ岳トンネルの旧道にあたります。



ここに来るのは3、4回目くらいですかね。











気に入った場所は何回でも訪れますね(頻度に差はありますが。)。特に新しい発見があるわけでもないですが、気楽な「定点観測」気分です。

今回は家を出たのが昼前だったので、2か所回って終了。たまには新規開拓もしたいですが、暑くなってくるとサボり気味ですねぇ(笑)。
Posted at 2017/07/02 01:47:54 | コメント(0) | トラックバック(0) | ドライブ・廃道・廃線跡 | 日記

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「【豊根村】霧石峠への富山漆島側峠道を下見しました http://cvw.jp/b/1796277/47676277/
何シテル?   04/25 00:05
「小林あに」と申します。よろしくお願いします。 休日はドライブしたり、廃道となった旧道や峠の古道を歩いてみたり(煉瓦製のトンネルや暗渠も好物ですが、最近は...
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