2014年9月27日土曜日は、友人Tに誘われて、長野県伊那市の中央アルプスにある経ケ岳(2,296m)へ山登りに行ってきました。
9月26日金曜日の夜に友人Tにピックアップしてもらい、中央道駒ヶ岳SAまで移動して仮眠。土曜日の朝、伊那ICで降りて、伊那市の仲仙寺というお寺までさらに移動して、お寺から始まる登山道で登っていきました。
この山に登った人達のブログなどを見てみると、山頂までの高低差は1,500mで片道3~5時間。高低差だけみれば、10年以上前の富士登山以来のハードコースとなりそうです。
友人Tの誘いで、ここ1~2年ほど山登りに付き合うようになりましたが、この期間に登った山で一番高い山は伊吹山の1,377m。今回の経ケ岳は2,296m。
友人Tは一人でも山登りしてますが、私は友人Tに付き合う以外では登っていないため、体力面と時間を勘案して、まずは眺望が良いという8合目を目指して登っていくことになりました。
8時15分お寺を出発。
道中は展望の効かない森林の中をひたすら急坂を登っていくという苦行の展開。道幅が30cmくらいしかない熊笹に覆われた区間も繰り返し現れ、転倒や転落には気を遣わされました。
天気は快晴だったので、すぐに汗だくになってしまい、早々に長袖のTシャツのみの格好に。
この後、4合目を9時30分、5合目を10時、6合目を10時25分、7合目を11時というペースで通過。
11時45分、ようやく8合目に到着しました。
事前にチェックしたとおり、大変良い眺望です。伊那谷の北半分、南アルプスの甲斐駒ヶ岳・仙丈ヶ岳・北岳、八ヶ岳と大パノラマです。南側の木曽駒ヶ岳は残念ながら山頂付近に雲がかかってました。
ここで昼食を摂りひと休憩。生き返ります。
他には若い男性とおばあさん。男性は途中で私たちを追い越していき、もう山頂まで往復してきたとのこと。おばあさんは「朝6時に麓を出発して11時に山頂に着いたよ。」と話してくれました。健脚振りに頭が下がります。
さて、山頂へ行くか友人Tと話をしたところ、まだお昼だし、ここまで来たので登りたいとの結論になり、8合目を12時20分に出発。
8合目から山頂へも急坂での直登の連続で、本当に閉口しましたが、13時10分、やっとのことで登頂しました。
頂上は木に囲まれていて、展望はほとんど効かない状態。石碑や石仏、三角点を見て、13時25分には早々に山頂を後にしました。
登りに5時間を費やしており、日があるうちに登山口まで戻れるか気がかりだったので、急いで山を下っていきます。
しかし、すでに棒のようになった足と今度は下り坂となる急坂のため、あまりペースはあがりません。むき出しになった熊笹の根っこや土・砂で足を滑らせそうになりながら、黙々と歩いていきます。
下山時に8合目ですれ違った若い男性に4合目で追いつかれる(しかも山頂まで行ってきたとのこと!)ようなペースでしたが、日暮れ前の薄闇の中、16時45分に登山口の仲仙寺に無事到着しました。
車に戻ってトレッキングシューズを脱いだら、右足の親指は水ぶくれ、両足の人差し指の爪はうっ血。両膝もパンパン。
帰る前に駒ヶ根市まで移動。温泉に立ち寄り、山行の汗を流して疲れを癒しました。晩御飯は駒ヶ根IC近くの明治屋でソースカツ丼。
さて、帰りの途中、御嶽山が爆発したという電話をもらいびっくり。登っている最中に西の空に濃い灰色の雲が見えてきて「土砂降りがきたら嫌だな。」と二人で話してましたが、「あれは爆発の噴煙で、車に付いていた白い粉は火山灰だったんだ。」とわかり、帰りの道中はずっとニュースを見てました。
Posted at 2014/09/28 10:12:18 | |
トラックバック(0) |
山登り・山歩き | 日記