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小林あにのブログ一覧

2016年02月27日 イイね!

島田市金谷の煉瓦暗渠を巡る

今日は東海道本線の煉瓦暗渠巡りの続きで、静岡県島田市金谷へと出かけました。

今回は、「鉄道線路各種建造物明細録 第1編」に「煉化石アーチ」が8か所記載のある牧之原トンネルから大井川橋梁までがターゲット。

この8か所のうち、牧之原トンネルのすぐ東京寄りにある沢川(澤川)橋梁は、金谷駅構内の真下にちらりと見えていますが、少々接近がためらわれる場所なのでパスして、他の7か所を探索しました。

まずは、金谷二軒家にある二軒家踏切(上記明細録に相良街道の踏切と記載がある。)を基準にしてここから金谷駅方面へと、候補地を記した地図を片手に順番に徒歩で回ります。

名称記載なし橋梁(径間3尺)金谷二軒家







名称記載なし橋梁(径間3尺)金谷二軒家







竜雲寺沢(龍雲寺澤)橋梁(径間6尺)金谷二軒家









名称記載なし橋梁(径間5尺)金谷天王町







内部に「上西漏水」とペイントがあったが、「上西」が橋梁名なのかは不明。

次に径間2尺の暗渠を確認しに向かったが、あと数mというところで薮がひどくなり(特に茨があるのがキツイ…。)撤退。

今度は車で金谷駅付近まで移動。ふたたび徒歩での探索を再開。

名称記載なし橋梁(径間3尺)金谷南町





アーチ部分に「向山拱…」とチョーク書き?があったので、「向山」が橋梁名かもしれません。奥はコンクリート暗渠化されている模様。

この先、線路沿いの路地を突き当たりまで移動。その先は林の傾斜地を横切る。

名称記載なし橋梁(径間3尺)金谷天王町





反対側はボックスカルバートで延長。

名称記載なし橋梁(径間2尺)金谷天王町





茨の薮で撤退した橋梁。こちら側もひどい薮でしたが、笹や蔦の薮だったので強行突破して接近しました。反対側坑口も遠目には煉瓦アーチに見えましたが確証はなし。

線路上では片道距離1.8kmの区間を3時間かけての探索となりましたが、7か所とも全部煉瓦製での現存が確認でき、満足満足でした。
2016年02月21日 イイね!

今日は朝から小川に落ちる…(旧東海道本線大須谷橋梁ほか)

土曜日は雨天でしたが、関ヶ原-近江長岡間の旧東海道線跡の煉瓦暗渠チェック。
すでに他の方が回っていて現存していないのはわかっている分を自分の目で確認ということで、小雨交じりの冷たい風が吹く中、国道365号をうろうろしてきました(やはり無し。)。

本日日曜日、曇り空の下、またも伊吹山麓へ。行く気になっている時にどんどん回ります。
まずは、現存している小さな煉瓦暗渠を見に行きます。

場所は国道365号の直線的な築堤だけがある細い谷。小川が並行して流れています。
車を停めるだけの路肩も無いので、やや離れた場所に車を停めて、ビュンビュン走ってくる車やトラックに気を付けながら、狭い路肩を歩いていきます。

ずっと小川側の路肩を見ていましたが、降りられそうな場所が見当たらなかったので一旦引き返して、小川の中を歩いていくことにします。

川の中を歩き始めたところ、なぜか左足の長靴に水漏れが発生。深い所は歩いていないので、どこかに穴が開いたようです。しかし、外観を見てみる限り、傷や隙間などは見つけられません。
仕方ないので、そのまま左足をチャプチャプさせながら先へと進みます。

深めの所を迂回したりしながら川を下っていきますが、目の前に落差50cmくらいの段差が現れ、道路側も山側も衝立のようになっていたので迂回ができず、濡れた岩にしがみついて慎重に歩を進めることにします。

しかし、先の足があとちょっとで平地に届くというところで岩に掛けて残していた足が滑り(またしても左足…。)、そのまままっすぐ小川の深みへとドボン!

反射的にすぐ川から這い上がりましたが、腰から下がずぶ濡れに…。

「ああっ~!!(怒)」とひとり叫ぶも後の祭り。Gパンに入れていた財布と携帯電話をすぐ取り出して状態を確かめます。幸い、お札やカード類が多少濡れただけで携帯も異常なし。

それにしても今日はまだ1か所目にもたどり着いていないのに…。

でも気落ちすることは全然なくて、「くそう、こうなったらこのまま川の中を歩いて絶対行ってやる!」という変な闘志を燃やして、先へとずんずん進みます。

幸先が悪すぎる道中を経て、ようやく1か所目に到着しました。

旧東海道本線大須谷橋梁



径間2尺(約60cm。)、大変細い暗渠です。水に落ちてでも見る価値があるかははなはだ疑問ですが、現存するならこの目で見ておきたいのがマニアというものです。





ここまで来てわかったのは、実は国道の路肩をそのまま頑張って歩いていれば、労せずして川に降りられたということ。でもいいんです。こんなことは往々にしてよくあることですから。

帰りは素直に国道の路肩を歩いていきます。周りに人家がない所なので、通行車両にとっては「どうして人が?」という気持ちでしょうけど、よもや濡れネズミになって歩いているとは思わなかったでしょうねぇ。

車まで戻ったらすぐに長靴を脱いで、靴下のまま車を運転。坂の下にある大野木交差点の駐車帯へ向かいます。ヒーターを最大にして、Gパンと靴下の水気をふき取り、ハンカチやお札を乾かしながら、しばらくは車の中で日向ぼっこして休憩。

長靴の中が多少乾いてきたところで懲りずに再開します。もう左足が濡れるのはOK。冷たいけど気にしません。

次の2か所はこのまま徒歩で向かいます。

旧東海道本線深谷川橋梁







旧東海道本線谷田川橋梁





次は長浜市のはずれまで国道365号で移動します。

旧東海道本線南小倉埋樋橋梁







今までの暗渠と違って、水が澄んでいてきれいです。
しかし、場所が日陰なので、北風がとても冷たく寒くて仕方ありませんでした。

お昼になったのと冷えた体を温めるため、コンビニに寄ってあったかいうどんを買って一息。人心地付いたところで、今度は米原市内の北陸本線へと走っていきます。

北陸本線前河原避溢橋



3連アーチ橋です。煉瓦アーチ橋は1線分だけで、もう1線は鉄橋となっています。





煉瓦に「ビ」の刻印があります(けっこうたくさんある。)。



ここからは米原駅以東の東海道本線の煉瓦アーチを見つけたところだけ覗いていきます。

東海道本線勝手川橋梁





東海道本線嫁ヶ渕橋梁





さらに国道21号を関ヶ原町方面へと進んで今須地区へ。

東海道本線中挟川橋梁







東海道本線妙応寺架道橋



東海道本線門前町橋梁







門前町橋梁を回っている時に、にわかに強い風雨があり、またびしょ濡れになって車へ戻る羽目になりました…。

帰りは関ヶ原ICから名神高速へ。大垣IC辺りまで来ると全くの晴天。
今日は最後まで「水」にたたられました…。
2016年02月19日 イイね!

関ケ原付近の煉瓦アーチを新規訪問

本日は冬期休暇。正月休みが少ない分の補充の休みのようなものです。

家でゴロゴロしていようかと思いましたが、土曜日は天気が崩れるとの予報だったので、足を延ばして岐阜県関ヶ原町付近の行ったことのない煉瓦アーチを見に出かけてみました。

名神高速関ヶ原ICで降りて国道21号を少し大垣方面へと戻り、旧道の中山道へ車を停めます。長靴を履いて懐中電灯を持って、さっそく川沿いのあぜ道を線路へと向かって歩いていきます。

東海道本線小田原川橋梁





アーチ部の煉瓦を斜めにねじって積み上げる「ねじりまんぽ」です。
ねじりは緩めです。







複線化されたときの継ぎ目ですかね。



川から上がって、東へと線路沿いの道を歩いていきます。

東海道本線梨子谷橋梁







小さい暗渠です。はっきり言って「どぶ」。

また線路沿いのあぜ道を戻って、いったん小田原川橋梁の中を通り抜けます(長靴を洗う意味もあって。)。川から上がって、今度は西へと歩いていきます。

東海道本線穿屋川橋梁



径間11尺(約3.3m)というには小さい気がしますが、とにかく中へと突入。



中は幅が広くなっているようですね。



元のアーチの内側にさらに3重で巻き立てをしたような感じです。



本体部分?はここも「ねじりまんぽ」です。小田原川橋梁よりもねじり度合いはきつそう。







こちらは下り線側。国道21号からもちらりと見えるかも。





坑口のあたりの水深が深くて、長靴に少し水が入ってしまいました…。

さて車に乗り込み、今度は国道365号へと向かいます。この国道は明治32年まで東海道本線そのものでした。

関ヶ原町玉地区の集落内に車を停めて、国道365号の下を流れる沢へと向かいます。

旧東海道本線批把掛谷橋梁(本当は枇杷掛谷だと思います。)



真上は国道365号と集落内の道路が通っています。こちら側はコンクリート覆工されています。

段差をよじ登って中に入ります。





反対側の坑口付近は大きな亀裂が入っています。





反対側の坑口です。





修復部分以外は当時のまま(記録だと明治16年4月竣工)残っていると思われます。

集落内をもう少し西へと進み、次の煉瓦暗渠を見に行きます。

旧東海道本線後洞橋梁



一見するとコンクリート製の暗渠ですが、中を覗くと明治当時の煉瓦暗渠が見えます。



反対側の坑口です。



土砂で半ば埋まりかけています。この穴からは腕立て伏せの姿勢で出てきました。
ただ、這い出そうとした時にポケットに入れておいた懐中電灯を落としたようで、携帯電話の薄明かりで狭い洞内をしばらく探す羽目になりました(流れの中に水没してました。防水でよかった…。)。

次は県境を超えて、滋賀県米原市藤川へ。

旧東海道本線重堂川橋梁



見やすい国道南側は何か工事をしていたため、北側の竹林から進入。
護岸が高すぎて近づけませんでした。

さらに西へと国道を移動。今度は米原市大野木交差点付近の駐車帯へ車を停めます。

旧東海道本線政所川橋梁(旧)



旧東海道本線政所川橋梁(新)



(旧)は明治16年4月竣工のようで、現在の北陸本線長浜駅へのルートのもの、(新)は明治21年11月竣工のようで、東海道本線近江長岡駅へのルートのものです。

ここからは近江長岡駅へと向かう県道を進み、新幹線と交差する地点へやって来ました。

旧東海道本線宮田橋梁



中には水は流れてなく、底は硬い泥に覆われていました。





本当はもう何か所か回ろうかと思いましたが、ここまでで4~5時間費やしてしまい、日没間近ということで打ち止めとしました。

最後に関ヶ原町今須の妙応寺前にて。
東海道本線妙応寺架道橋




2016年02月14日 イイね!

父とドライブに行ってきました

父からまた「どこかドライブに連れて行ってくれ。」との電話。「具体的にどこへ連れて行ってほしいのか言ってほしい。」と言ったところ、長野県阿南町の道の駅でいいとのことで出かけてきました。

豊田南ICから豊田勘八ICまでは高速道路を利用。昨日、新東名の浜松いなさ-豊田東間が開通しましたが、電光掲示板は「岡崎東ICまで渋滞2km。岡崎SA満車。」の表示。まだしばらくは通らないほうがよさそうです。

山の中は土曜日からの風雨の影響で川は茶色の濁流、道路には山からの湧水が至る所になみなみと流れています。

途中、国道418号で落石防止網に大きな氷柱ができているのを見かけて撮影。





多少大回りはしましたが、特に寄り道することなく目的地の道の駅「信州新野千石平」に到着。ここで昼御飯を食べて、毎度の焼き山栗を購入して、用が済んだらすぐ帰宅の途につきます。

新野の集落のはずれの国道151号に残る古い距離案内標識。





いわゆる「白看」というものでしょう。もはや撤去されるよりも、折れるほうが早そうです。

帰りも豊田勘八ICから豊田南ICまで高速道路を使いしましたが、もう夕方になろうとしているのに電光掲示板は相変わらず「岡崎東ICまで渋滞2km。岡崎SA満車。」の表示が出てました。
2016年02月07日 イイね!

「プロトタイプ」さんへ行ってきました

今日は埼玉県春日部市にあるショップ「プロトタイプ」さんへ行ってきました。用件は弟のレックスのオイル交換と私のインプレッサの点検依頼です。

プロトタイプさんへ行く前に私の車をプロトタイプさんとお付き合いのある越谷市のKさんの工場へ直接持ち込み(プロトタイプさんのメインはレプリカ車製作やステッカー類の製作なので。でも車のことは何でも対応してくれます。)。Kさんと最近の車の状況の話をして、点検個所の参考にしてもらいます。

ここからは弟の車に相乗りして春日部市へと向かいます。

お店にいたのは店長さんとあっちゃんさん、ヤギさんの3人。到着を待っていてくれたのか、私たちが来たところでみなさんお弁当をレンジで温めて、そろって店内でお昼をいただきました。

その後もコーヒーなど飲みながらしばらく歓談。話も落ち着いたところで店長さんが弟の車のオイル交換の準備を始めます。

オイルを抜いてフィルターを交換しようとしたところ、新たに取り付けたオイルクーラーの関係でバンパーを外さないとフィルター交換ができないとわかり、急きょ私を除く4人でバンパーの取り外し。

2人がバンパーを持ちながら(ライト類のコードが付いているので。)、その間に店長さんはフィルター交換。ほどなく交換作業が終わり、再度バンパーを取り付けます。



ブログネタに写真を撮ろうとしたら、みなさん車から離れてしまい、ねじ締め中のヤギさんだけが取り残され写ってくれました(笑)。

この時に店長さんから、「ブログの写真、その携帯で撮ってるの?」。
私「いつもそうですよ。」。
店長さん「スマホですらないじゃん(笑)!」。
弟「ブログの更新もその携帯でやってるんですよ。」。
私「いや、今はパソコンメインだから(笑)。」。

バンパーの取り付けが終わったら、今度は新しいオイルの補充。いろいろな添加剤も混ぜ込んで店長さん思いっきりシェイクします。「ここまでいろいろ入れるともうドーピングだね。」とみんなで話していると、店長さん「もうこの車もおじいちゃんだからね。」。

という感じで、オイル交換も無事に終わりました。

「そうそう。」と店長さん。「店長日記のS207風ストライプの記事読んでくれた?」。
私「読みましたよ。何ですけど、あそこまで反応あるとは思ってませんでしたよ(笑)。」
店長さん「自分もそうなんだけど、ほんと予想外でさ。」と店長さん自身も意外な様子。
通販希望や来店のお客さんもあって、お店のヒット商品になってきているようです。

その後はウエタケさんがやって来て、「うわっ、今日は何しに来たの?」。弟「ちょっとオイル交換に(笑)。」という返事にあきれ顔。普通、オイル交換だけで愛知県から埼玉県へ来る人はいないですからね。さらにyutaさん、アオヤマさんとやって来て、アオヤマさんにもちょっとびっくりされました(笑)。

そんな賑やかなお店の奥には、トヨタ社長が東京モーターショーのパレードで乗り込んだセリカが、ビニールをかぶってひっそりと休眠しております。



その後もしばらくみなさんと雑談。15時半頃、これまたみなさんに見送られて家路へとつきました。
Posted at 2016/02/07 23:31:58 | コメント(1) | トラックバック(0) | プロトタイプ | 日記

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「【豊根村】霧石峠への富山漆島側峠道を下見しました http://cvw.jp/b/1796277/47676277/
何シテル?   04/25 00:05
「小林あに」と申します。よろしくお願いします。 休日はドライブしたり、廃道となった旧道や峠の古道を歩いてみたり(煉瓦製のトンネルや暗渠も好物ですが、最近は...
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