11月1日日曜日、新城ラリーに併催の2015TRDラリーチャレンジin新城に参戦しました。
いつも一緒に参戦のためぞうさんは今回は残念ながらパス。タクミクラフトジュニアチームとしては岩本さん・大田さん組と私たちの2台での出走です。
まだ夜明け前の5時半に宿泊先のホテルを出発。ラリー会場である新城総合公園へと向かいます。
新城総合公園内のサービスパークでレキ受付を済ませたら、まずは県営新城総合公園SSのレキの行列に並びます。参加台数が75台もあるので、なかなか先が進みません。
この後は、上平井SS、鬼久保SSと回ってレキを実施。途中、急にドライバーの腹具合が悪くなるなどのアクシデントもありましたが、何とか滞りなくサービスパークへと戻ってきました。
参加確認や車検も無事に終わり、10時38分に私たち139号車はサービスパークを出発しました。
SS1上平井は新城ラリーを知っているなら知らぬ者がない雁峰林道のステージ。ステージの入り口からしてこんな狭い道を通っていきます(ピンボケで速く見えますけど20km/hくらいですよ。)。
この後は写真を撮る余裕もなくなってしまいました(思ったよりタイムスケジュールがきつくて、SS前などで車を降りられるほどの余裕が少なかったので。)。
SSは新東名高速道路の跨道橋の先からスタート。スタート地点でさっそく「4.3km先で1台道路から転落してますがコースはクリアです。あと、全日本車両がインカットしているので、砂利や石に注意してください。」との情報提供。
スタートから狭くてきついカーブが続く急な上り坂を登っていきます。途中には道路幅いっぱいに水がなみなみと流れている場所もあり、非常に走る気が削がれるコンディションとなっています。
雁峰林道に合流してしばらく走ると昨年走ったSSの区間となります。スタートからの道とは違い、何となくとはいえSSとして走ったことのある道は感覚的に少しは安心です。
しかしながら、レキをした時よりも大量にあちらこちらに砂利が掻き出されているし、路肩に三角表示板や三角コーンを見つけるたびにヒヤヒヤしっぱなしです。あまりに砂利が出ている箇所が多いので、ペースノートに追記しようとして1回ロストしてしまうくらいでした(ただでさえ読み上げる文量が多いので、その後の追記はやめました。)。
道路から転落している車両も確認(沢を跨ぐきつい左コーナーで、止まり切れずに直進して転落したようでした。完全に沢にはまって逆立ち状態。後続車はその車両に向かってアプローチするので、心臓に悪い光景です。)しつつ、SSゴールしました。
タイムは6分20秒6でクラス19台中14位でした。
次は今回唯一の高速ステージ、SS2鬼久保です。新たに鬼久保ふれあい広場内に設置されたギャラリー会場内を通過してから本宮山スカイラインに合流してゴールを目指す設定です。
公園内は前半は2車線の緩やかな道で、右鋭角コーナーから先は狭くてトリッキーなコースです。
右鋭角コーナーの内側は最もコースに接近できる場所なのか観戦者が鈴なり(に見えました。)。私たちはそんなところでサイドブレーキターンができる技量はないので、しっかりブレーキングしてターンしていきます。
この先のより道幅が狭くなる区間では車が膨らんでコースオフしそうにもなりましたが、何とか持ち直して本宮山スカイラインの本線に突入です。
やはりここからの高速ステージは楽しいですね。私はコドラなので自分が運転するわけではないですが、ドライバーに少しでも速く走ってもらえるようにノートの読み上げ方を考えて、できる限りアクセル全開で突っ走ってもらう。そうすれば自分も楽しくなる。狭くてきついコースでもそうあるべきなんですけどね。
昨年、スピンしてガードレールに車のテールをぶつけたコーナーは「やや」慎重にコーナーリング。今年は無事な状態でSSフィニッシュしました。
タイムは4分54秒8でクラス19台中12位でした。
次はSS3県立新城総合公園です。SS前のTC3で順番待ちしてます。
ここもSSとして走るには非常に厳しいコースです。土曜日に観戦していた時は「ちょっと迫力無いけど、最後のコーナーはきつそうだな。」くらいに思ってましたが、「自分で運転してSS走行しろ。」と言われたら嫌な道ですね。
ここはノート読みながら「注意!注意!」と連呼していたような気がします。
タイムは39秒6でクラス19台中14位でした。
これで一旦サービスパークへと戻ります。
公園の外周を迂回してサービス前のTC3Aへと行きますが、ここでトラブルが発生。137・138・139号車と連なって公園内道路に戻ってきたところ、紛れ込んだ観戦者の車の対応に巻き込まれてか137号車がTC3Aに遅着。そのため次に走っていた138号車も影響を受けて1分遅着。私たち139号車は自分たちのターゲットタイムである13時17分に間に合ったのでそのままチェックイン。
そうしたら138号車のコドラのMさんが私たちのチェックイン時刻の確認に来て、そこで同時刻が2台になったことが判明。Mさんがチームスタッフで来ていたかつみんさんに相談したところ、「次のSSでスタート時刻を調整してくれるはずだから、それまでのTCは2台とも同時刻でチェックインすればいいよ。」とのアドバイス。経験者がいると本当に助かります。
トラブルが解消したところで私たちは昼御飯。スタッフの方々が作ってくれたカレーうどんをおいしくいただきます。大田さんは例によって旺盛な食欲でラリー参加者弁当も平らげておりましたが、私は半分でギブアップ。
30分間のサービスタイムが終わってあわただしく出発。最終SS4上平井へ。SS前のチェックポイントでスタート時刻が調整されて1分間隔に戻ります。
最終SSですが、路面状況がさらに悪化しているとのことでドライバーと話をして無理せずに行こうということでスタート。水が流れている区間は明らかにペースを落とします。
雁峰林道まで出たところで「さあ、行こうか!」という感じでスピードアップ。しかし、さらに砂利が出ている場所が増えているわ、前走車のアクシデントでペースを落としたりするわで、結局、一走目の8秒落ちというタイムに。慎重に行き過ぎてしまいました。
ということでタイムは6分29秒0でクラス18台中15位になってしまいました。逆に、同じチームの岩本さん・大田さん組は一走目よりも15秒3も縮めているとはすごいです。
これで全日程が終了。
総合タイム18分24秒0。完走71台中総合57位。クラス完走18台中13位の成績でした。
自分としては「最終SSを失敗したかな、頑張らせればよかったかな。」という気持ちも残りましたが、「悔いが残ればこそ、また次も出る気になる!」ということで勝手に納得しております。
さて来年はどうしようか。参戦費用を貯金するのにしばらくかかるから、やはり1~2戦かな。春が来るまでは要検討ですな。